外部環境分析の話しをしようと思ったら、経営理念で終わってしまった…w
経営戦略からマーケティング戦略へ落とし込むまでの流れは、大雑把に以下の通りだと思っています。
① 経営理念
⇩
② 外部環境・内部環境分析
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③ 成長戦略・競争戦略・PPM戦略
⇩
④ STP 分析
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⑤ 4P分析
今回は、② 外部環境について、noteしたいと思います。
とその前に、経営理念について一言と思ったら、結局、書き始めたら一言で終わらなかったので、① 経営理念について書かせてくださいw
◯経営理念とは
さて、冒頭にくる経営理念、これは言わずもがなですが、超絶重要であり、この部分が、事業の全ての方向性を定めていると言って良いと思います。
ここで質問です、今、働いている会社の経営理念 or企業理念について聞かれて、ちゃんとパッと答えることってできますか?
正直、そんなに多くの方が答えられないのが現実と思います。もし「あれ?何だっけ?」と、内容がちょっと上の空のような感じでしたら、一度お調べしてみる事をお勧めします。
たとえ、サラリーマンであっても、一応その会社に席を置いて属しているわけであり、会社チームの一員として目指すベクトルが見えていた方が、何かと役に立つこともあると思います。
例えば、何らかの業務でつまずいた時、「そもそも何のために、この業務ってやっているんだっけ?」と自問自答し、業務について疑問を抱く時もありますよね。
そんな時、経営理念の目的に沿って、自分がやっている業務が間違っていないことを確認することは、精神的安定にもつながるはずです。
経営理念が、漫画「ワンピース」のルフィーのように、「俺は海賊王になる!」というものでしたら、少々まずい方向に行ってしまいますがw、(すみません、あるわけない話しですが)、普通の企業であれば、そんな内容にはなっていないと思います。
これって本当に正しい判断なのか迷った時に、その拠り所のひとつになるのが経営理念であり、自分の頭に入れることで損はしないと思うので、今一度チェックされてみるのが良いと思います。
◯ビジョンが大事
もう少しどういう風に影響がでるのか、分かりやすい例え話しとしては、有名なレンガ積みの話しがあります。
これは大きな目的やビジョンを持つことの重要性を示す際に、よく用いられますよね。
【レンガ職人のお話し】
3人のレンガ職人に、彼らが何をしているのか尋ねると、
最初の職人は、「レンガを積んでいる」と答えます。この職人は、自分の仕事をただの仕事としてしか見えていない状態です。
2番目の職人は、「壁を作っている」と答えます。この職人は、自分の仕事がもたらす成果に焦点を当てており、より大きな目的を認識しています。
3番目の職人は、「大聖堂を建てている」と答えます。この職人は、自分の行っていることの最終的な意味や価値を理解しており、その大きなビジョンに情熱を感じています。
それぞれの職人の答えは、例え同じ作業をしていても、それをどのように捉えるかによって、仕事への取り組み方や満足度が大きく変わることを教えてくれています。
人間はありたい姿が描けているからこそ、行動を起こせる生き物です。常に最初にWhy=なぜ?があり、それがあるからこそ、What=何をする?、そしてHow=どうやって?につながっていくものなんだと思います。
経営理念が、自分がシンパシーを感じれるものであり、本質的な意味を突き詰めていけば、ひとつ一つの小さな業務から大きな業務迄、どれにおいても、結果は、必ず経営理念が示すベクトルに向かうはずです。
そうでなければ、目的が間違っているのか、手段が間違っているか、どちらかになります。
と、だいぶ話が逸れてしまいましたが、結構大事なので、1番はじめの”目的“という部分の重要性を呟かせてもらいました。
◯自分の人生にあてはめると?
これを自分に問い詰め、「自分の人生の目的」もはっきりさせることで、自分として何をやるべきなのかが、初めて見えてくるのだと思います。
この点、具体的に自分自身の事について、まだきちんと言語化して描けておらず、雇われサラリーマンの立場を続けている身ではありますが、ひとつ言えることは、先日お亡くなりになられた経済評論家の山崎元さんが残された以下の言葉が、ものすごく自分に刺さっていることです。
【山崎元さんの言葉】
自分の残りの持ち時間を推測しながら、自分の行動選択を最適化するのが基本方針だ。「やりたいこと」は持ち時間に応じて複数ある。私のやりたいことは、1)正しくて、(2)できれば面白いことを、(3)なるべく多くの人に伝える、の3条件に集約できる。
(引用終了)
まず自分にとって、これは面白いと思える事は何なのか?これは、人それぞれであって良いんだと思うし、その部分が千差万別だからこそ、人生って面白いんだと思います。
自分にとって興味がある事、それは日本の歴史•文化、バスケ、スポーツ、旅行、マーケティング、異文化コミュニケーション等、色々とありますが、きっとその辺りが軸になってくるんだとは思ってます。
そして、書いていて思い出したのですが、上記については、三浦綾子さんの小説、「続 氷点」に出てくる以下の、とても心に残る言葉にも通じるものがあると思います。
「一生を終えてうちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである。」
(引用終了)
結局、人の人生ってこうした積み重ねがあってからこそ、今が成り立っているんだと思っています。
で、あれば、まず家族に対して、自分ができる最大限な事を与え、そして年をとっても、社会資本(=共同体、グループ)を作り、強いつながりだけでなく、弱いつながりに対しても、継続的に関わり合いを持っていくことが大事なんだと思っています。
人は人とつながりがあるからこそ、幸せを感じられるんだと思います!
ではでは、今日も頑張っていきましょう〜!
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