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カルマの法則とサクッと清算する方法

こんにちは。
西炎です。
今回はカルマについてのお話をしようと思います。
カルマといえば仏教用語とされますが、因果応報などのように前世で〇〇をしたので現世も〇〇になるというような形でよく説明をされます。
しかし実際にはまったく違った形で存在しているのですが、今回は真実のカルマの法則を説明したいと思います。

カルマの法則とは?

カルマというのはサンスクリット語に語源があり「√kṛ」、つまり「為す」「造る」というような意味がもともとです。
ここからカルマとは行い、行為による原因と結果の法則といって良いです。
善行をすれば人は善くなり、悪行をすれば人は悪くなるというようなことがカルマの法則です。
この思想は中国にも渡り重要な影響を与えたと思います。
特に道教には大きな思想的影響を与えているように術の研究をしている立場からは思えます。
道教の基本思想にも人、社会に良いことをしようというものがあり、これはひょっとすればインドのカルマの法則からきているのかもしれませんね。
今回は触れませんが人や社会に良いことをするのは最強の開運方法ではあります。

詳しくはこちらの教材でまとめていますが、スピ系の些細な開運方法で効果が出ない人にはぜひ試してみてほしいですねぇ。
開運とは自分の金運などの運を上げることでは出てくる効果は限定的です。
というのもそれは他者や社会からみればただの自己満足であり、あまり関係のないことだからです。
エネルギー変換の理論を利用し、他者にエネルギーを与えるのでかえってくるのです。
自分の内部のエネルギー循環だけだとエネルギー量は増えないので効果は限定的というわけですね。
自分をぐるっと囲んでいる社会を巻き込まない開運方法のすべて効果は所詮知れたものです。

カルマの法則と因果応報

カルマの法則と非常に関係のある概念として因果応報があります。
前世がどういうものだったかは今世を見ればわかり、来世は今世を見ればわかるとされます。
因果応報とはつまりは原因と結果の法則ですが、すごく意味が深いですね。


カルマは運命に影響する?

カルマは中国的思想でもある業とも非常に関係があります。
業とはつまりは行為という意味で、行うことはもちろんですが、

・話すこと
・考えること
・聞くこと
・見るもの

なども業といって良いと思います。
六根清浄大祓という重要な祝詞がありますが、この祝詞の内容を見れば目、耳、口などの祓いをするわけですが、これはある意味で業をきれいにしようという意図だと思います。
おそらく古来人は何が運命を作っているのかをよく知っていたのだと思いますし、その内容はおそらく正しいと思います。
業、つまりカルマは運命に影響するのかといえばすごく大きく影響する、もっといえばすべてといっても良いかもしれません。
話すこと、考えることなどといえば自分が注意していれば良さそうなものですが、見るもの、聞くものといえば他者や環境との関係が否定できません。
たとえば家がクリニックだと、来る人来る人は体調が悪い不幸な人なので見るものに良いものは少なくなります。
基本的にだいたいの商売は不幸がある人の解決をするわけで、不幸を目にしたり、聞くというシーンは少なくありません。
もっといえば最近だとスマホでわざわざ自分でネガティブニュースを調べて、人に語れるようになる雑学的思想もあるようで、自分で自分の中に不幸の種を造成していくことに他なりません。
ですので環境を変える、または自分を祓うというのは非常に重要となります。

業が蓄積してきて、一定量になると自分に不幸として現実化、クラッシュします。
つまり歯科で定期健診して歯石を取るので虫歯にならないのと非常に似た状況といえます。
特に祓い浄めは毎日でもするほうが無難かもしれませんね。

カルマの法則と生まれてきた理由

自分が存在する理由というのは非常に深遠なものです。

・なぜこの家に生まれたのか?
・なぜこの性別なのか?
・なぜ両親はこの人なのか?
・なぜこの肉体なのか?

ここに真のカルマの法則があります。
生まれてきた理由は人ごとにあるといういかさまの主張もあるようですが、すべての人にたった1つの共通する統一された理由があります。
それは自分の誤りを正すことです。
その修正材料を得るためにすべての存在は存在しますし、転生します。
故に誤りを100%なくせれば解脱するわけです。
しかし地球人のレベルでそういったことは不可能であり、今はそこまで意識しなくても良いです。
誤りとは仕事上のミスといったしょうもないことでなく

・苦手なこと、人、ものがあること
・できないことがあること
・自分の意見を無視できないこと

など非常に深く、そして解消が無理のようなものもあります。
これを解消するのに数百億年かかるわけです。
このようなものがあることが転生した理由であり、生きる理由です。
たとえば自分の意見を無視できないという点について述べますと、あるそれなりに裕福な家に生まれましたがすごく頑固で親の家業を継ぐことを絶対に拒否して生きました。
やがて親も引退し、その家業自体も継げなくなり、やがて自分の「好きな」取り組んできた職業も入金が少なくできないようになってきます。
そのときに家業にも戻れず、「好きな」仕事もできず、そして今まで苦手だと思い興味もなかった仕事で日銭を稼がないと家族を養えなくなります。
その状況でひょっとすれば離婚、あるいは子も成人してあきれて出ていくかもしれません。
このときに「なぜこうなったのか?」と述懐できれば良いですが、おそらく自分の意見、つまり頑固な自分がいるので社会が悪いなどとして自分の思考の性質には考えが及ばないでしょう。
そしてカルマ(ここでは頑固で自分の意見で行動すること)は来世以降にも残り、また同じような人生を続けます。
つまり親、兄弟、友人、先輩の意見を無視して金銭的などで失敗していく人生です。
この誤りは柔軟性のないことで、柔軟性がつくまで同じような人生が続きます。
つまり死んでも何も解決しないことを明確に語っています。
残念ながら地球人のレベルではこういった例はほぼ全員に当てはまります。
それぞれの人間にはまず最初に今回の人生で取り組むべきテーマがあります。
これは絶対にあります。
このテーマに気づくのは意外と簡単です。

・この人生で最も苦しかったイベントを思い出す
・なぜ苦しいのかを分析する

という作業ですぐにわかります。
たとえばお金を稼がないと生きていけないものの会社でのストレスにずっと苛まれてきたというのであれば、ストレス耐性をつけることがテーマとなります。
また人間関係でよくトラブルになるのであれば、人と適当に合わせることなどがテーマといえます。
このテーマは必ず外的に存在するのでなく、内的に存在します。
つまり精神構造のアップデートをかけることであります。


カルマと罪悪感、自責

罪悪感、自責の念という概念があります。
たとえば虫を踏んでしまったなど生き物の命を奪うなど実に悪行を人は無意識的にもしてしまうものです。
蝶の羽根がまたたくだけで宇宙全体に影響するのが実際であり、人などが歩くだけで影響するのは避けられませんし、その影響で本人はまったく意識できない遠いところで他者を苦しめていることは多いわけです。
まして企業の社長、政治家ともなれば無意識的に人に致命的ダメージを与えているわけで、カルマを背負うというのはよくあるでしょう。
ではこのようなときに罪悪感なく悪行をすればカルマはたまらないのかということが問題となります。
結論からいいますとあまり罪悪感、自責とカルマとは関係がありません。
カルマとは自分の中での誤りであり、誤りであるかどうかについては創造の法則から判断されます。
つまり人間の作成した法律や価値観、規範などは一切関係なく(これらは間違っているので頻繁に修正がかかるわけですが)、創造の法則的にどうなのかが決定的にカルマと関係するわけです。


人生が苦しいのはカルマのせい?本当の原因は?

人生が苦しい、生きにくいと感じる人は多いかもしれません。
現代は人口数が異常なので無駄に競争が多く、脱落すれば基本的に復活できない時代です。
ストレスも多く、しんどいのは当然です。
しかしストレスというのは多分に神経的現象であり、つまりは自分の思考によるものでしかありません。

このような正しい瞑想をしていると気づくのですが、どれほど暑く、寒いときでも物質的神経から意識を遊離させれば暑さ、寒さもまったく感じないことが明確にわかります。
つまりストレスとは自分が作成したものでしかありません。
人生が苦しいのはどういう一時的現象形態があるのでしょうか?

・お金がない
・仕事がない
・結婚できない
・子供がいない
・老後の年金がない
・病気がある

などそれぞれでしょうけども、現象に思いをつけるのでしんどいわけです。
お金がないということだけであれば客観的現象にしかすぎません。
そうです。
シンプルにお金がないのです。
ただそれだけです。
お金がない、そのため仕事を変えないといけない、もっとしんどい思いをして稼がないといけない、このままでは将来苦労するといった自分で作った想念が自分にしんどい思いをさせているだけなのです。
その証拠にお金がない隣人を考えてください。
人ごとなのでしんどいはずもありませんね。
あなたのお金がないことも人から見ればそんなものです。
そしてしんどいと感じている「自分」も真の自己と無関係であり、「自分」自体が本来客観的で一時的現象形態なのです。
カルマの解消の出発点とは、まず自分を客観視できるようになること、それにはその唯一の訓練である正しい瞑想をすることでもあります。

病気の原因はカルマ?

病気になってしまうとさまざまに考えてしまいます。
特に病院を回っても効果が出ないときにはなおさらです。
先天性ということを除けば、ほぼ病気は後天的な原因といえます。
たいていの病気はまずストレスを疑うべきであり、ストレスはこのページでも紹介していますように多分に自分の思いが作成するので、そういう意味ではカルマで病気になっているといえます。
かとってカルマに気づいても病気が治るわけでもなく、病気の原因を考察し、その解消をしなければいけません。
私は病気というのは肉体の延命措置だと見ています。

・肉体がストレスをためる
・ストレスが一定量を超える
・死を避けるために肉体は一部に病気を作る

このような感じです。
ストレスには生活習慣も含むのですが、病気になると肉体を恨みたくなりますが、おかど違いかもしれませんね。
病気の最大の解決法は、病気を意識しないことです。


カルマを消す方法。カルマの清算方法

カルマを消す方法、つまり清算方法ですが、もうここまでくればよくわかるかと思います。
その第一歩は自分の人生でしんどいと感じるシーン、イベントを分析し、なぜしんどいと思うのかを知ることです。
その解こそがあなたの輪廻の原因であり、同時にあなたを苦しめる原因でもあります。
恋人とうまくいかない、配偶者とうまくいかないので苦しいなどというとき、よく考えましょう。

・そもそも不完全な人間同士相性が100%というのはない
・つまり絶対にうまくいかないことがある
・相手の良くないところがあっても相手を変えようとするのでしんどい
・相手の人格は相手のものであり無視できないのでしんどいだけ

この世の1つの重大な法則は、変えられないことを変えようとしないことです。
たとえば野球をしていて、バッターをするときに、相手のピッチャーの配球は決められません。
来たボールを打つしかないので、配球を変えるのでなく、その配球を打つ技術を習得するしかありません。
また敬遠する意志であれば、それを避けることもできず、敬遠を受け入れるしかありません。
そのいちいちに反発を感じるのでしんどいのです。
どうしようもないことは捨てる、無視するのが生きるコツでもあります。
恋人も、配偶者も、子供も、そして同僚も、自分の人事評価も、自分への入金額もすべて相手が決めることです。
故にどうしようもないことであり、放っておけば良いのです。
それが無理そうなら付き合いも結婚もすべて最初からしなければ良いだけです。

これらの動画はカルマに気づき、そして解消、清算に向かう重要な手助けとなるでしょうから紹介しておきます。

カルマ清算が終わった兆しはあるのか?

カルマ清算の兆しは非常に簡単です。
人生が次第に楽に感じるはずです。
つまり人生がしんどいと感じる回数が多いほどカルマが多い人となります。
たとえばお金がないことがしんどい人がいたとすれば、お金を稼げてしんどいと感じなくなったのはカルマ的には何の意味もないですが、お金はまったくないもののしんどいとは思わなくなったときにカルマが1つ解消されたといえます。
お金が一度稼げてしんどいと感じなくなったという状態は原因は何も解消されていないので、また稼げなくなるとしんどく感じます。
この段階で再びカルマと対峙しなければいけません。
外の現象がどうであれ、内的に問題を感じないこと、これがカルマ解消の兆しです。
故に外の現象がどうであれ、人生が楽になっていくことが真に価値のあることであり、カルマ解消が進んでいることを意味します。


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