葛原しげる『夕日』を歌ってみた!
葛原しげる作詞
室崎琴月作曲
『夕日』。例によって娘のピアノ伴奏で歌ってみた。
『夕日』は1921年(大正10年)にレコード発売された。
葛原しげるは明治19年広島県福山市に生まれた。
祖父は盲目の『琴の名手』であった。そんな関係もあって福山出身で
『春の海』の作曲者、演奏者宮城道雄とも交流があった。
葛原は戦前は東京にある『九段精華高校』の先生だったが戦後は帰郷し地元福山の戸手高校の校長先生でもあった。勇退は昭和35年。
そして昭和38年に私はアナウンサーとして尾道放送局勤務。福山は尾道局の管轄。当時はラジオの時代。尾道放送局の『ラジオ番組』の『随想朗読』の時間を先輩から任され『毎月一度』は他の随想寄稿者の随想文とともに
葛原しげるさんの作品を朗読して紹介させていただいた。60年ほど前のことだ。
残念ながら電話のやり取りだけでお会いすることはなかったように思う。
ちなみに作曲者の室崎琴月は富山県高岡市の出身だという。
そしてこの曲最初は『きんきんきらきら』だったそうだが小学2年生の次女に『きんきんきらきら』は『朝日でしょう』と言われ、葛原は『ぎんぎんぎらぎら』に直したのだそうだ。確かにこの方が『夕日』らしいではないか!先生も『娘』には弱かったようだ。
なお葛原さんはいつも『子供はニコニコピンピンが良い』と言ってたので
ニックネームは『ニコピン先生』だったとか。。
『ユウチューブよしかわチャンネル』にアップした。お聞きいただくと嬉しい!