昨日の『座間昼席』
昨日初夏のような暑さの中『ざま昼席落語会』に行ってきた。
知人の初音家左橋師匠と三遊亭萬橘師匠が共に2席。
前座の三遊亭貫一さんが1席。
およそ2時間の昼席だあった。
左橋師匠の得意とする『人情噺』も良かったが初めて聞く『萬橘』師匠は只者でないと思った。なるほど『落語の怪人』と言われるのは的を得ている。
久々の左橋師匠は風格も出て大御所のたたずまいであった。
客席はほとんど高齢者であったが中に中学生もいて頼もしく思った。
落語を聞いてその面白さ、良さを語るのは誠に『至難』の技だが
時に生落語を聞いて自分の『滋養』にせねばなるまいと思った。
昨日は終日強風も吹いていたが夕方になって少し寒さも感じた。
『笑いの汗』が引いたせいかもしれないと思った。
そういえば今は亡き『古今亭志ん朝師匠』と短い時間ながら二人きりで過ごしたこともあったがさながら『志ん朝独り占め』!
ざま昼席を聴きながら突如懐かしくも勿体無くも忽然と思い出したのであった。