Day:9 ジャンボ引退にコロナ禍憂う
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こんばんわ。
好きなジャンルのことを書き留めておきます。
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今回の、そしてまだ収まらないコロナ禍で
経営にダメージを与えるくらいの
ボディブローを受けているのが航空業界です。
私は一応、
民間航空機研究・ゲロ袋集めの部を専門としているので
昨今の世界レベルの航空事情から
航空機の引退について。
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まずは今日入ってきた速報。
https://news.yahoo.co.jp/articles/753d7c1d4f94f4618bb86635122de1d6894e3b14
(BA、747全機退役 新型コロナで運休のまま姿消す)
747というのは
飛行機の前方のみ二階建てになっている
通称『ジャンボ』と呼ばれる型式の飛行機ですが、
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の747で
大西洋横断フライトをするのが一つの夢だっただけに
残念としか言いようがありません。
先日は
英国を宗主国にもつオーストラリアのフラッグキャリア
カンタス航空も747引退を前倒すことを発表したばかり。
(22日に引退予定)
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私がバカみたいに飛行機乗っていた
15年ちょっと前は、
日本の幹線ならジャンボだらけ、
インター路線もJALはくまなくジャンボ、
ANAも北米・欧州便はジャンボ、の時代でした。
こちらは2003年のJAL国際線タイムテーブル。
旧型ジャンボ(747)表記に、
新型ジャンボ(744)だらけ。
飛行機好きにはたまらない時代です。
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早晩エンジンが4つある旧型機は
燃費が悪いという理由で幕を引く、
事は既定路線であるのですが、
今回のコロナのようなリスクイベントに翻弄されて
静かに、そしてあっという間に
「時代の立役者」がいなくなる事は寂しい事です。
3年前はまだ安泰だったようですが・・・
http://japanese-spotters.com/column-747400-retirement/
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ちなみに飛行機好きの中には一定数、
機材の引退フライトが大好き?な人もいて
ご多聞に漏れず私もその一人であります。
鉄オタで言えば、葬式厨というやつでしょうか。
日本航空(JAL)のジャンボ:B747-400型機の
ラストフライトに乗るためだけに
半年前から有休申請してホノルルに飛んだのも
もう9年前。
あの時はちょうどJALが破綻後の
機材整理の一環という一面もありましたが、
JALといえばジャンボ、
JALのジャンボといえばハワイ、
という引退には相応しい花道に思わず落涙したものです。
ブリティッシュもカンタスも、
華やかに747を送り出せたなら・・・
と思わずにはいられません。
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なかなか飛行機に乗ることも叶わず
飛行機での旅に思いを馳せる毎日ですが、
とにかく1日でも早くフライトスケジュールが元に戻れば
と思う毎日なのです。(本当に)
羽田で、
飛べない飛行機が沢山列をなしているのは
そろそろ終わることを祈りつつ。
(飛行機は飛んでナンボのもの)