第1192回【nakaちゃんねる 圧巻人生達成プログラム】(2024/9/6)▲▲認知を割く邪魔者を駆逐するには苦労が伴う。しかし、いつかは実施する必要あり、の話▲▲
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一度蔓延したものを
駆逐するのはとても大変ですよね。
日本では外来種の植物が蔓延してしまい
完全駆除するには数十年かかるとも言われます。
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そういえば最近の報道では、
奄美大島ではマングースの完全駆除に
成功したとありました。
元々は住民に危害も加える
ハブを駆除するために持ち込んだものの、
ハブとマングースの活動時間がそもそも異なるので
ハブの駆除は進まないうえに
マングースが大量に繁殖してしまい
植生環境にも大きな影響を及ぼしてしまったという、
なんとも笑えない話。
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昔小学校の理科室に
ハブとマングースが戦う姿のはく製がありましたが、
あれはどうも都合のいい挿話だったと言えそうです。
無垢な子供だった私は、
ハブを退治するマングースの姿を信じていましたが。
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そこから何十年も時間を掛けて
ようやく「邪魔者」扱いされたマングースを
完全に駆除できたというのは、
相当のご苦労もあったものと予想します。
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さてこのように、
一度蔓延してしまったものを
駆除する・根絶させるというのは
相当な労力が掛かることが分かります。
これは私たちの認知にかかわる部分も
同じではないかと思います。
7つの習慣でいうところの
「第3領域」「第4領域」の時間がしみつくと、
これを一掃するには大きな決断が必要です。
毎晩酒を飲んでしまう悪習慣が日常になると、
これを止めてお茶を飲むようにするのにも
大きな苦労が伴います。
(私も毎晩の飲酒をやめるには
時間が掛かりました)
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しかし、
マングースを根絶させようという決断があったからこそ
完全駆除に至ったとも言えます。
これ、
自分の中に蔓延した悪癖を駆逐する際も
同じことが言えそうです。
お酒を飲まない、お菓子を食べない、
という決断ををした後も
この決断を継続していくには、
ある種の仕組みが必要です。
マングース駆除も
マングース探索犬の導入やトラップ設置など、
一進一退の苦労の末、
放獣から40年近い時間を経て
やっと根絶できたそうです。
私たちの中にもある悪癖も
一足飛びに駆逐できるとは思わず、
じっくりと時間を掛け進めることが必要でしょう。
そのためにも、
良質な習慣が必要になるのは言うまでもありません。
皆様もじっくりと構え
よりよい生活を構築して参りましょう。
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。
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★★今日の圧巻人生方程式★★
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悪物、悪癖の駆逐は大変である。
しかし、
根絶させるためには
いつかは始めなければならない。
これは早ければ早いほど良い。
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