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第224回 【筋トレ日誌 その他日々是】215(2021/11/14)▲▲あっちフラフラ、こっちフラフラのランダムウォークから考える事▲▲

本来目的達成のためには
点と点を直線で繋ぐ事が最も合理的で
省エネになると思われます。


しかし時には、
あっちへちょろちょろ
こっちへちょろちょろ、
なランダムウォーク的な歩みが
思いも寄らない結果を生み出すこともあるなー
と思ったお話です。


本日は私が所属しています
AMAZING TOYAMA写真部の大撮影会に参加致しておりました。


AMAZING TOYAMA写真部とは、
プロカメラマンのテラウチマサトさん監修の下
その地に住む人の手で地域の良さを写真で切り取り
シビックプライドを上げていこうぜ、という活動です。


今年はコロナのせいで、
街中を歩きながら写真を撮り
テラウチさんの講評を受ける撮影会が伸び伸びになり、
本日ようやく開催できた、という次第なのです。


ファインダー越しに素晴らしい絵を切り取る
そんな美的才能が著しく乏しい私ですので、
街の中を歩いていても何をどう切り取るべきか。
頭を悩ませても答えが出てこないわけです。


そもそもこの写真部の作品は、
風景写真や観光写真は一切求められておらず
市井の人々の日々の姿や
普段は気にも留めないようなありふれた情景を
写真として切り取る事が求められています。
ますます私にはハードルが高いわけで・・・。


しかしウンウン唸ってもいい作品が
玉手箱から出てくるわけもなく、
横道に逸れてみたり
今来た道を振り返ってみると
思いも寄らないAHA!な風景がそこにあるんですよね。
『いつも見慣れていたはずなのに、
 そんな風景があったの?』という感じで。


おかげさまで、
自分の中ではまずまずの納得の撮れ高がありました。


レナード・ムロディナウさんの
『たまたま』という作品の中で、
こんな一節があるそうです。


『人生の輪郭は、
どう対応するかで運命が決まる
いくつものランダムな出来事によって、
キャンドルの炎のように絶えず新しい方向に
移ろっていく。
だから人生は予測しがたくもあるし、
解釈しがたくもある。』


写真撮影を人生にこじつけるつもりはありませんが、
人生はあちこちにフラついているうちに
見つかる事もあるんではないかな、と。


最近しばしば書物の中でも目にする
プランド・ハップンスタンスセオリーに
近いものがあるように思われます。


時には、
『これ、ムダじゃね?』とか
『効率悪いだろ、これ』
みないな事象にも活かすべき結果があるのでは、
と街中をフラフラとカメラを持ち歩きながら
考えてみた事です。

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