生物学的女性の権利を守る会

女性であるということは「自認」(自分で決める)ではなく、生物学的現実です。「性自認至上主義」(本人がそうであると主張する性別)の思想の危険性広く訴え、この思想によって、生物学的女性の権利が侵害されることに反対する女性たちの集まりです。

生物学的女性の権利を守る会

女性であるということは「自認」(自分で決める)ではなく、生物学的現実です。「性自認至上主義」(本人がそうであると主張する性別)の思想の危険性広く訴え、この思想によって、生物学的女性の権利が侵害されることに反対する女性たちの集まりです。

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  • 性自認至上主義と闘う世界の女性たち

    性自認至上主義と闘う世界の女性たちの行動、主張、声を共有していこう

  • LGBとTとちがいます

    女性であるということは「自認」(自分で決める)ではなく、生物学的現実です。「性自認至上主義」(本人がそうであると主張する性別)の思想の危険性広く訴え、この思想によって、生物学的女性の権利が侵害されることに反対する女性たちの集まりです。

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女性になりたいという男性とは、いったい何者なのだろうか?

『クイーンになろうとする男』から      日本語翻訳版のあとがき 本稿は、生物学的女性の権利を守る会が、著者の承諾を得て翻訳したマイケル・ベイリー『The Man Who Would Be Queen』所収のあとがきを転載したものです。『クイーンになろうとする男(The Man Who Would Be Queen)』をお読みになりたい方はここをクリックして、当会までご連絡ください。makibaka1225@gmail.com   ­ ●キャンセルされた『クイーンになろうと

    • 「心は女性」と言う男性による性犯罪の悪質さ

      高石市事件裁判傍聴記被告人に懲役6年の実刑判決が下った! 2024年3月27日、大阪地裁堺支部は、令和5年(わ)第45号準強制わいせつ罪・強制性交罪等罪について、被告人渡辺和美に懲役6年の実刑判決を言い渡した。第一回公判から実に一年あまり経っていた。 1.はじめに 私たちが高石市事件の裁判傍聴を始めたきっかけ 2023年3月10日第1回公判の日、この事件を報道で知った私たちは、大阪地裁堺支部裁判所に駆け付けた。被害者が性被害を訴える困難さはこれまでの支援活動で身に染み

      • 加害者の「心は女性」が被害者に与えた影響を考える

        裁判傍聴記(上)から続く 4.加害者の「心は女性」が被害者に与えた影響を考える 被害者は、「男性に見える」加害者を警戒しなかったのか 判決は、「『性自認』を偽り、マッサージ名目で犯行に及んだ手口は狡猾であり、繰り返している点から性的ゆがみがあるのは明らかだ。立場上優位であることを利用した点も強く非難されるべきだ」と断罪した。この3つの要因(①偽りの「性自認」 ②狡猾な手口と性的ゆがみ ③立場上の優位性)によって被害者を抵抗できない状態に追いやり犯行に及んだ、という指摘は

        • 「(オートガイネフィリア)この運動の中心にあって、鼓動する原子炉だと考えています。」

          以下はヘレン・ジョイスのインタビューを日本語に直したものです。 (見出しはスピーチにそって付けたものです) Megynkelly: あなたは、著書の中で、性学者で、この専門用語(オートガイネフィリア)を作ったレイ・ブランチャード氏について多く語っています。ブランチャード氏の報告によると、異性愛者のトランス、つまり、自分は女性だと主張するゲイではない男性たちのことですが、その82%も、実際、オートガイネフィリアだと言います。さて、それはだれなのか、説明してもらえますか? 女

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          7.11最高裁判決は「特例法手術要件撤廃」への舵を切った!

          経産省トイレ裁判とは何だったのか? ~第1審判決から読み解いてみる~ はじめに 7.11最高裁判決は判決本文4,5頁、補足意見8,5頁という前代未聞の内容。分量の多い補足意見は「性自認にもとづく社会生活を送る利益を尊重すべき」という内容だ。しかも「性自認」の定義もなく、憲法にある「性別」=生物学的性別からの定義変更であるにもかかわらず、定義変更の根拠すら示していない。  また、判決本文は「健康上の理由から性別適合手術を受けていない」と記すが「健康上の理由に妥当性があるのか」

          7.11最高裁判決は「特例法手術要件撤廃」への舵を切った!

          LGBTの圧倒的多数はT(トランスの人)~急増したオートガイネフィリア~

          「トランスジェンダリズムとは?」の冊子版より一部引用しています。 関心のある方は以下のURLから読むことができます。 (1) プロジェクト紫-生物学的女性の権利を守る会 (@murasakiproject) / X (twitter.com) (前から続いて) ほとんどのトランスが生来の性器を保持 つまり、ストーンウォールのトランスの定義によれば、身体的に性別が曖昧な訳ではな い人、性別違和感 gender dysphoria があると医学的に診断されないような人でもトラ

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          トランスをパートナー、夫にもった女性たちの声

          Home | Trans Widows Voices から、アリソンという一人の女性のオートガイネフィリアの夫との経験に関するエッセイです。 このサイトについての紹介を引用します。 アリソンの語り Part 1   デカップリング(親密な関係を解消すること) 何の心の準備もなく、一切の警告もなく、何の手がかりもなく、ただ、こう告げられたのです。 「私はトランスジェンダーとして生きることにした。」 私たちは結婚して33年経っていました。  詳細はこうです。ここ数年ずっと、彼は

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          No.3 女性自認男性は女性ではなく男性、女性スペースに入る権利はない

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          No.1 「性は自認で決まる」これが法律に書き込まれていくとき、社会は変質し、女性はかき消される!

          最高裁は、さる7月11日、女性を自認する身体男性で、性同一障害(GID)の職員に対する女性用トイレ使用制限は「違法」とする判断を下しました。原告職員が「自認する性に即した社会生活を送る法的利益」の方が、女性の安全と尊厳より優位にあるとしたのです。これは性は体ではなく自認で決まるという思想を認める内容だと考えます。私たちは、最高裁判決が下される前よりこの危険性を訴え、「#経産省トイレ裁判第二審(女性トイレ制限を適法とした)を支持します」「#最高裁は女性の安全と尊厳を守ってくださ

          No.1 「性は自認で決まる」これが法律に書き込まれていくとき、社会は変質し、女性はかき消される!

          No.2                男女の違いを無視することこそが差別

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          「日本は西洋の失敗から学び、トランスジェンダーの列車に飛び乗るのを避けるべきだ」

          日本語版『クイーンになろうとする男』に向けての序文 (2022年)                                   by マイケル・ベイリー本稿は、生物学的女性の権利を守る会が、著者の承諾を得て翻訳したマイケル・ベイリー『The Man Who Would Be Queen』所収の「日本語版への序文」を転載したものです。『クイーンになろうとする男(The Man Who Would Be Queen)』をお読みになりたい方はここをクリックして、当会までご連

          「日本は西洋の失敗から学び、トランスジェンダーの列車に飛び乗るのを避けるべきだ」

          「性自認が女性であるトランスジェンダー」とはだれのことか。

          意見内容 9ぺージの第2 困難な問題を抱える女性への支援のための施策の内容に関する事項 1.法における施策の対象者及び基本理念の最後から2番目の段落「性自認が女性であるトランスジェンダーの者については、トランスジェンダーであることに起因する人権侵害・差別により直面する困難に配慮し、その状況や相談内容を踏まえ、他の支援対象者にも配慮しつつ、関係機関等ともに連携して、可能な支援を検討することが望ましい」を削除するように求めます。 理由  1.  女性が対象の法律なのに、女性

          「性自認が女性であるトランスジェンダー」とはだれのことか。

          性自認が法律に盛り込まれるとき、セックス(性別)は抹消されていく

          抹消されるセックス(性別) 性自認活動家によるセックスに関する政策の世界的な掌握と 女性・少女の権利に対する影響 ヨーロッパ、アジア、北アメリカ、ラテンアメリカ、アフリカの フェミニストたち 目次          パート1 はじめに 性自認プロジェクトの小さな取り組みが社会を深部から変える脅威となった トランスジェンダーの定義 実践のための戦略 性自認の法律への影響       パート2 女性の生活と人権に与える影響 まとめ 性自認プロジェクトに対する世界のフェミニス

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          性自認が法律に盛り込まれるとき、セックス(性別)は抹消される 

          パート2 (パート1はこちら) 女性の生活と人権に与える影響★公的・政治的生活と意思決定の場における女性たち  公的・政治的分野と女性の関係をみると、女性は、女という制約の下で社会化され、男性とは別の不平等な基準、不平等な機会や待遇に置かれている。教育の欠如、家庭・家族・子育ての偏った負担、雇用機会と賃金の不平等により、見えない多くの壁に直面せざるを得ない。公職におけるパリテ(女性50%、男性50%)とは、公選機関の資格、政府の政策立案と実施に参加、公職の地位を得るうえで

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          「心は女」という性自認男性による性暴力事件

          下記の文春オンラインのURLからこの事件の背景と内容が把握できます。 https://bunshun.jp/articles/-/60652 高石市の性暴力事件:第1回公判の傍聴報告  3月10日午前11時から大阪府堺市の大阪地方裁判所堺支部にて第1回公判が行われた。腰縄で入廷した渡辺和美被告(55歳)は、オレンジの色柄ものTシャツとズボン、素足のサンダル履きで、髪も伸びてはいるが流石に女装はしていない。 今回の公判では、冒頭手続きが行われた。裁判官から人定質問があり、渡辺

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          困難な問題を抱える女性への支援に関わる基本方針(案)へのパブリックコメント

          困難な問題を抱える女性への支援のための施策に関する基本的な方針(案)の中の第2 困難な問題を抱える女性への支援のための施策の内容に関する事項(9ぺージ)の1.法における施策の対象者及び基本理念に以下の記述があります。   1,「性自認」という定義が定かではない、定義が曖昧な言葉を法律に使用することは混乱を招くので使うべきではない。  「性自認」の原語はgender identityであり、ジェンダー(社会的文化的性別・性役割)についての自己認識だと言える。例えば、「ノンバイ

          困難な問題を抱える女性への支援に関わる基本方針(案)へのパブリックコメント