宛名のない手紙

この世に絶対はないから。言えるうちに伝えておきます。
大袈裟かもしれないけど、10年前伝えられないまま亡くなった人達を見てきたから。

如何なる時も、私は共にあります。
無事を祈り、尽きることの無い愛で包んでいます。

私が、例え命尽きても。

鳥になって天使になって。

全ての災いを取り除き、あなたの輝きを見つめ微笑みます。

私には、そうする覚悟と愛があるのです。お邪魔でなければ、どうか忘れないで。

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最近、身の回りでも災害や荒ぶるものと向き合うことが頻発。命が還ると決まれば、それを留めることは叶わず。新たなる旅を悲しくても「ありがとう」と送り出してきた。

いのちに絶対は無いと知りながら。

連続する今が当たり前でないと知りながら。

幸せに身を置くとき、ふとその感覚が弛む。

不幸にあるときも。幸福にあるときも。

命に差など無いと中心に置きなおす。

命の流れは、やがて零れ落ち還る日がくるから。どんな時も大切な気持ちを伝え、言葉を尽くす。重たい表現かもしれないけれど、私は命と向き合っていきたいのだ。