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town103
ゆらゆらなるままに 散らかる文
表現するというのは、素敵なことだし昔よりずっとしやすくなったのだろう。
私より前の世代の人達は、表現する世界に踏み入れたいと思っても、なかなか許されないこともあった。
世間様になんておもわれるか…やめてくれ!
真っ当な職についてくれ。
そんな風にさえ、言われることがあった。
しかし、今は外までゆかなくても、こういう場などで気軽に発信することができる。プロになることが目的で無くとも、趣味や気まぐれで参加してもよい雰囲気だ。
表現するというのは、危うさも持っていてあらゆる価値観や創造に出会える反面、様々な思いがぶつかりあうこともある。
分かり合えるときもあれば、そりが合わないと間を置く方がうまくいくときもある。
だが、誹謗中傷は違う。自分と考えや価値観が合わなかったとしても、否定したり傷付けるような刃を向けることは、無意味だ。
疑問に思うなら、とことん相手と話し合うしかない。そこには、宝が沢山あるのだ。今は、受け取れなかったとしても。もやもやしても。自身の足元を明確にしたり、将来大きく方向転換するきっかけになることもある。
自身の中にある価値観は、壊してなんぼのところもある。骨が破壊と再生を繰り返して新しく入れ替えているように。新しい風をいれて、自身の凝り固まった部分が柔らかく凪ぐように。
表現することと、『これは意見だ!』と大義名分掲げて、誰かを辱めたり攻撃することは全くの別物だ。何でもかんでも思うままにいい始めたら、それは喧嘩や傷付けることにしかならない。
言葉は、分かり合い分かち合い。
他者との違いを理解し合うためにあってほしいと思っている。
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