展示会への思い/散らかるままに 青紗蘭
私は、自己を見つめる時間が多かった。
外側よりも、より内側を知る必要があった。
何より何十年かかったとしても
できることがあると信じ続けて生きてきた。
私は、証明したかった。
差別、迫害、虐待、支配
一族の利権による争い。罵り合い。
体験した私が、できることはなんだ?
現在の私の答えは、可能性を示すこと。
どんな境遇であっても道を切り拓くのは
自分だということ。
自分を信じろと言いたかった。
世の中は、公平ではない。
生まれ落ちた場所によっても大きく変わる。
人によっては、親ガチャということばを安易に使う人もいる。
だが、生まれ落ちてからは、あなた自身の人生だ。どんなに過酷でも。
もちろん、親や周りのせいにすることはできる。しかし、それでは変わらない。誰かを責めても状況は変わらない。自分を責めても。
過ぎ去ったことは、癒されるまで揺蕩わせて。
好きにさせとくといい。
過去を捨てる必要は無い。いずれ糧になる。
活かせばいい。
生きているのは、過去じゃない。
今の連続であるこの瞬間だ。現在だ。
私が、詩うのは。
未来に光残すため。仄かでも。
未来を生きる人に灯火を残すため。
いつか、光を受け取ってくれた人が。
いつか、灯火を継いでくれた人が。
見つめることかなわぬ先の世も、希望失われずにあったなら。
私の人生において、これほどのことはない。
大願成就だ。
展示会は、私にとってそういうもの。
皆さんの豊かな表現のちからをお借りできたこと、どのような言葉でも言い表すことはできません。
参加してくださる皆様、あたたかい応援をしてくださる皆さま。心より感謝申し上げます。
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