雪に私に
雪の上に寝転んで。
いろんな事を考えていた。
体が冷えてゆく中で雪たちに同化する。
道ゆく人は、何をしているの?
と心配してくれた。
名も知らぬ人の優しさにあたたかさを感じた。私が、変わり者のに見えただけかも知れないが。
私は、目を瞑る。
この冷たさは雪の声。
雪の囁き。
この瞬間も命が生まれ命が散らばってゆく。
ひとの温かさは、ほんもので。
変わり者の私にもよく伝わる。
あなたに出会えない運命でなくてよかった。
何時散るかなど、誰も知ること為らぬ。
命のその時。
ならば、この今の繋がりこそ宝物。
なかなか会えぬと嘆くより、出会えてよかっと口遊むほうが私らしい。
あなたの温もりが私の中で生きている。
変わり者の私も雪に急かされ帰るとした。
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