心に響いた名言#9
今日も名言を紹介していきます。
「一見誰からも必要とされていない人が、
実は大切な役割を果たしていることがある」
という意味で紹介されていました。
最近、広告で見かけるマンガでも
お馴染みの展開だったりしますよね。
どこかで聞いたか忘れてしまったし
正確ではないかもしれないのですが、
「杭の役割がわからないうちは、
その杭は抜いてはいけない」
という言葉の意味が近いのかなと思いました。
・・・と、ここまで、
思ったことを書いてみたのですが、
言葉の出典が気になったので、もう少し調べてみたら、
少し自分の思っていた意味とは異なることがわかりました。
元となった老子の言葉もこちらに引用します。
元は漢文だったので、
こちらには現代語訳のみを掲載します。
こちらのページから引用させていただきました。
「有用」なものが役に立つのは、
「無用」な部分が役割を果たすから。
形あるものは、何も無い空洞部分と
表裏一体ということですね。
ドーナツの穴があるから
ドーナツはおいしくできあがる。
美しいデザインは、
無駄なものを削ぎ落として生まれる。
平日に仕事をしているから、
休みのありがたみがわかる。
形あるものにこだわりすぎずに
「無」の部分にも注目する大切さが
わかりました。
そして、最初に私が思い浮かんだ
「杭の役割がわからないうちは、
その杭は抜いてはいけない」
という言葉は、
「無用」だと思っているものが
実は「有用」かもしれない、
という意味なので
元の意味とは少し違う意味で
捉えていたなと思いました。
でも、どちらも重要な着眼点ですよね。
本日の名言は以上です。
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