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アルティメットという競技を知っているという人は、どれくらいいるだろうか?

少なくとも、スポーツライターとしてのキャリアが浅い僕は、知らなかった。

彼女に出会うまでは。

その彼女とは、アルティメット日本代表で、アルティメットの強豪クラブMUDのキャプテンを務める田村友絵選手だ。

僕が彼女を知ったのは、たまたまある媒体の企画で、美人アスリートを特集することになってのことだった。「世の中の男達は、美人アスリートという響きに、ある種の憧憬を持つ」という、安易でチープな仮説(というより本質に近い)のもと、その世界の美女アスリートを調べていた時に、彼女の存在を知った。

アルティメット界にとっても、あまり知られていない競技のことを、沢山の人に認知してもらうためには、ヒーローやヒロインの出現は、非常に大きなチャンス。いまこそ田村友絵の出現を、アルティメット界はもっと生かして行くべきだ。協会関係者の方々は、こんなチャンスは、滅多にあるものではないと思った方がいい。

と言っても、もちろん、田村友絵選手は、急に出現したわけではなく、地道にアルティメットという競技に向き合いながら、徐々に力をつけてきたアスリートだ。それまで数多くの苦労や挫折を経験して少しづつ自信をつけてきた。

そんな田村友絵選手だからこそ、僕は彼女の人生に共感し応援したくなったのだ。

※ジャッキー・チェンに憧れる女性という意味だけでいうと、共感する人は皆無かもしれないが笑。

もしアルティメット関係者の方がこの記事を見たら、ぜひとも、田村友絵選手の活かし方をもっと考えて欲しい。

円盤に愛された28歳日本代表女子の負けん気


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せがわたいすけ(瀬川 泰祐)/久喜市議会議員・スポーツライター・編集者ほか
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