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#3 Hinaさんの英語学習法が凄い① 究極の学習法、半端ない熱意、ギャップの魅力!

英語を習得したい人は多く、教材やウェブサイト、アプリ、スクールなど、数えきれない程の情報が氾濫しています。学校のカリキュラムの他、学習方法も多種多様です。何をどのように学べばよいか? 最も効率がいい方法は何か?

知りたかったんです、究極の英語学習法を。

YouTuberのHinaさん

Hinaさんは、TOEIC満点、英検1級を20歳で取得した自身の経験から、ブレのない一貫した黄金の学習方法を積極的に発信しています。これだ!という英語の学習方法、自作のミニ教材を惜しみなく公開しています。熱意と説得力が半端なく、明快な関西系の語り口にカリスマ性が漂います。

ネイティブのようなとても綺麗で芯のある発音が魅力です。現在、慶應大学の経済学部で学んでいて、スタートアップと言うんでしょうか、「LinkUp」という英語コーチング会社を起業して運営しています。

Hinaさんの凄い教義

Hinaさんが推奨する英語学習法は次のような方法です。YouTubeの内容をまとめました。

  • 英語習得には、学ぶための明確で具体的な理由と目標が必要。
    →なんとなく外国に行きたいからなど、漠然や曖昧ではダメ。

  • 英語学習は発音から入る。発音できる単語や文章は聞き取れる。
    → 発音できれば聞き取れるという究極の理論を提唱。

  • ヒアリングとスピーキングができる人は、ほぼリーディングとライティングもできる。逆は成り立たない。
    →ヒアリングとスピーキングが、(実用)英語コミュニケーションの楽しさ。リーディングとライティングは、ペーパー試験のためだけに有効。

  • 基本単語、基本文法、発音を学習する。記憶の定着を高めるため、単語や文章をイメージ化する(絵を思い浮かべる)。
    →まずは基本単語と基本文法を学習する。こ難しい受験文法書はお勧めしない。発声、イメージ化が重要。

  • 英文には意味理解と音声把握(聞き取れること)の両方が必須。
    →意味だけ、音声だけではダメ。

  • 英語は引き算。つまり、無駄な勉強方法をしないこと。正しく効率的に学習するのが肝心。
    →あれやこれや多種類の学習をしない。聞き流すのはダメ。

  • 発声などのアウトプット中心に学習する。アウトプットで間違った点はインプットする。
    →アウトプット不足が学校英語教育の弊害。インプットも必要だが、比率は低くてよい。

  • モデリング(ネイティブの発音を真似ること)を実践する。ネイティブの発音を分析して細部まで丁寧に真似て繰り返し発声する。
    →ただ発声するのではダメ。シャドウイングは、(通訳者などかなりの上級者以外は)効果的でない。

  • ジャーナリング(英語で日記をつけること)は上達に効果的である。
    →簡単でいいので、少しずつ文書化する。

  • 学習の継続が不可欠。英語は(口と舌の)筋トレ。
    →挫折しないため、スモールスタートを許す。怠惰ではダメだが、無理に詰め込みすぎない。楽しさも大事。

Hinaさんの経験とギャップが面白い

Hinaさんの魅力の一つは、英語を学ぶことになったいきさつや過去の経験と、秀でた英語能力を持つ現在とのギャップです。昔は悪い友達と遊んでいてバイクを乗り回したりして、やんちゃ(ヤンキー?)だったようで、高校の時にタバコを吸って、その主犯格に仕立てあげられて停学となったそうです。映画の「ビリギャル」を見て一念発起し、停学中に(暇なので)英語を学習して現在の英語力の基礎を築いたようです。1日13時間位、勉強していたそうです。

HinaさんのYouTubeが面白すぎます。やんちゃだった名残がいい個性に消化されて独特の英語学習の世界観を出しています。自身の日常生活も度々映像化されていて、電子タバコの休憩タイム、よく負けるパチンコの息抜きのシーンが散りばめられています。やんちゃ時代からのお友達で、喧嘩に負けたことがないタイマン女王でコンゴ人の血を引く身長175cmの美代子さんも頻繁に話題に上ります。悪い先輩・後輩や主犯格として停学にされた先生の話題も出てきます。

怠けていたり、最低限の努力さえしない人には、「根性焼き!」と言って叱咤激励します。「根性焼き!」の意味範囲や使われ方は拡大傾向です(将来、広辞苑に載るかも)。
英文もとても面白く、「タイマン」「カツアゲ」「窃盗」「パチンコ」「タバコ」などを使った例文が出てきます。動画の挿し絵も面白いです。

ちょっとやんちゃだった過去と、大学で学び、「LinkUp」を起業し、皆さんの英語の上達に半端ない熱意を持ち、正しい英語学習法を明快に発信する現在とのギャップが底抜けに面白く、人を惹きつける魅力があります。

読んでいただきありがとうございます。

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