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#2 noteを知ったきっかけ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」

かぞかぞ(家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった)をご存知ですか。TVドラマも放映中(最終回9/24夜)の自伝的エッセイです。
<トップ写真はNHKウェブサイトより引用>

NHKウェブサイト↓

<一部NHKプラス見逃し配信。NHKオンデマンド全話配信(有料)。>

自伝的エッセイ↓  

著者はnoteで話題の岸田奈美さん。車いすの母、ダウン症の弟、急逝したベンチャー起業家の父という自身の家族に次々起こる問題をありのままに描いています。辛さや悲しさよりも何とか耐えて乗り越えていく強さが伝わってきます。本当は大丈夫じゃない痛みを抱えながらも、負けずに元気に暮らす家族の強さと明るさに魅了され、心があたたかくなります。「家族って、面倒くさくて愛おしい」というNHKのキャッチコピーが刺さります。

岸田奈美さんの言葉↓

「ママ、死にたいなら死んでもいいよ」

大好きな母に、私が放った言葉です。
高校2年生の時でした。

ひどい娘だと思いますよね。
私もそう思います。
でも、母を救う唯一の言葉でした。
それしか見つからなかった。

岸田奈美さんのnoteより

この言葉から推し量れない辛さが伝わってきます。大変じゃないわけないんです。心も身体もギリギリだけど、支えたいと思う家族がいて、互いに支え合って明るく元気な家族になっていく。だから、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」、支えたい大切な一人ひとりがいて、家族が始まったんだと。

岸田奈美さんのnote↓

TVドラマはコミカルな場面も多いです。辛さを乗り越えようとする明るさが伝わってきます。女優の河合優実さんが、岸田奈美さん役を岸本七実(役名)としてコミカルにもシリアスにも絶妙に演じていてドラマの魅力を一段と高めています。色々な賞を総なめにしてきた若手女優の河合優実さんの演技力爆発です。
ダウン症の弟を応援するように亡き父が現れ弟の横で仕草や動作を真似する映像仕立ては見事です。

家族を愛しく大切に思う気持ちは、自分を大切に思う心に通じるように感じます。自分を大切に思えば、自分以外の誰かも同じように自身を大切に思っているかもしれないと、相手の視点に立って思いやれます。
「かぞかぞ」で大活躍している岸田奈美さんも河合優実さんも自分を大切にする術を知っているのではないでしょうか。

読んでいただきありがとうございます。

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