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多角的な学びで、自分の「当たり前」が変わるきっかけに。ー「Seed Tech School」IT留学 卒業生インタビュー

シードテックが運営する「Seed Tech School(シードテックスクール)」は、プログラミングと英語をフィリピン・セブ島で学ぶ「IT留学」を提供しています。

「IT留学」とは、グローバルな活躍を目指し、プログラミングと英語を学ぶという合宿型の留学プログラムで、2023年9月に渡航したT大学の学生の皆さんには、3週間のプログラムを提供しました。

今回は、T大学に在学する渡辺葵さんに、IT留学に参加したきっかけや、IT留学で得たもの・その後の変化について、お話を伺いました。

自分の可能性を広げるため、IT×語学での留学に挑戦

ー留学にも色々と種類があったかと思います。その中でも「Seed Tech School」が提供するフィリピン・セブ島での「IT留学」を選んだ背景を教えてください。

私がこの留学を選んだのは、プログラミングと英語が同時に学べて、かつ海外でそれを経験できることに強く惹かれたからでした。T大学が提供している留学プログラムには、他にもハワイなど海外の候補地がありましたが、語学+αで何かを学べるのはこのプログラムだけでした。

募集を見た時、ITが急速に成長していく中で、プログラミングを学んでおいて損は絶対にないだろうと思いました。まだ将来の夢は固まっていないのですが、今のうちに選択肢を広げられるだけ広げておきたいと考え、時差も1時間しかない身近さと、期間も3週間とチャレンジしやすい長さだったこと、私がフィリピン・セブ島に行った経験がなかったこともあり、留学を決意しました。

ー率直にIT留学の感想を教えてください。

3週間という期間はあっという間でした。とにかく毎日充実していて、英語もプログラミングも同時に学べたのはかなりお得感があるなと思いました。他の留学プログラムではできなかったであろう、思い出深い経験もたくさんできました。

▲留学メンバーと、「Seed Tech School」卒業証書と共に(葵さん:写真左)。

英語・プログラミング・フィリピンの文化。IT留学でしか経験できない、多角的な学び

ー留学中のお話を伺いたいと思います。どのようなスケジュールで生活されていましたか?

午前中はプログラミングのクラス、午後は英語の授業か課外活動、16時以降は自由時間、というスケジュールでした。

▲留学中の1日のスケジュール(留学時期によって変動あり)。

学校の環境は、オシャレでかっこいいオフィスのような感じで、Wi-Fiもウォーターサーバーも完備されていて、綺麗で清潔感があるのでモチベーションも上がりました。

▲「Seed Tech School」の内観。
▲「Seed Tech School」が入居するビルからの景色。オフィスビルやコンドミニアムが立ち並んでいる。

留学前に、「ソダテク(※)」のHTML・CSSコースの受講が事前課題として出されており、取り組んでいたおかげでかなり理解が深まりました。「ソダテク」は講座の一つ一つが初心者の私にとっても分かりやすかったですし、オンラインで場所・時間を問わず視聴できるのでとても便利でした。

※未経験からDX/IT人材を目指せる、オンライン型プログラミング学習サービス。

▲「ソダテク」の受講画面。

プログラミングの授業は、ベースとなる基礎の部分が頭に入っている状態だったので、未経験でも苦ではありませんでした。1日3時間みっちり学びましたが、分からないところがあっても先生が細かい部分まで丁寧に教えてくれ、それをすぐに実践できるという、インプット・アウトプットが即時にできる環境で、技術の定着も早かったように思います。留学メンバーそれぞれの得意・不得意を出し合って、持っている技術をシェアし合ったりと、助け合う環境が自然とできており、楽しく学ぶことができました。

課外活動では、博物館や歴史館、教会など色々なところに行きました。必ず英語で質問するというルールが設けられており、フィリピンという国や文化を学ぶのと同時に、英語力を鍛える授業でもありました。

▲この日の課外活動では、サント・ニーニョ教会(Saint Nino Church)へ。

「英語で話す」ということに最初は緊張していたものの、3日目くらいからみんな普通に話し出していましたね。例え文法や発音が間違っていても受け入れてくれる環境であり、「お互いを分かり合おうとする姿勢も含めてコミュニケーションである」というスタンスを現地で体感したからかもしれません。

授業でプログラミング・英語の勉強に励む時間も、友達と過ごす時間も、課題と向き合う時間も、全てが充実していて、あっという間に過ぎ去った濃厚な3週間でした。みんなで同じ寮に住んでいるので、同じ場所から学校に通うという時間すらも嬉しいですし、学校も街中にあるため、授業後にそのまま荷物を置いて、歩いてすぐご飯に行けるので、とても楽しかったです。

留学メンバーとは日本に帰国後も関係性が続いています。大学の講義が同じだったら課題やテスト勉強で助け合ったり、みんなでご飯に行ったり。こうした仲が続いていることも、留学に行って良かったことの一つですね。

▲最終日の夜ご飯。お店のスタッフさんが歌ってくれる、雰囲気の良いレストランへ。

ー最終個人課題として、Webページの制作もされたんですよね。

はい、私がアルバイトしているカフェをイメージしたWebサイトを制作しました。「この情報を載せていないのは勿体無いな」「オシャレで可愛いけど、もう少し工夫すればより分かりやすくなるはず」など、実際に自分が見た時に抱いた問題点を解消できるようなサイト構築ができればと思っていました。

こだわったのは、店舗のオシャレな雰囲気をしっかり伝えること、運用している各SNSに遷移してもらえるような仕様を追加すること、スマホだけでなくPCから見てもUI/UXが整った見やすいサイトにすることです。

背景画像の入れ方やファビコンの制作まで、細かい部分にまでこだわりを持って制作しました。「こんなページにしたい!」という理想があったので、それを実現するために制作過程で分からないことがあるたびに先生に質問していましたね。この留学で何を得たのかを自分なりに持ち帰れるように意識していたこともあり、全力で取り組めた良い成果物になったと自負しています。

▲実際に制作したWebページのキャプチャ(一部)。

毎日が発見だらけ。セブ島で生活するということ

ーセブ島での生活についてもお伺いしたいです。

飛行機から降りて最初に感じたのは、肌にあたる空気や匂いが日本とは違うということです。海外に来た!という実感が生まれ、嬉しくなったことを覚えています。

セブ島で普段過ごしているエリアは、フィリピンの中でも発展しているところで、日本で生活するのと環境は大きくは違わなかったんです。でも、一歩違うところに行けば、マーケットが広がっていたり、「スラム」と言われるような貧困層のエリアがあったり。日本と比較して、境界線が曖昧だなと感じました。舗装されていない剥き出しの道路など、いろいろな風景を見て、環境の違いを肌で感じることができました。

▲ナイトマーケットでは、現地の食べ物を大いに楽しむ!
▲一歩隣の道に入れば、全く違う風景が広がっている。

雨がとにかくたくさん降るのも印象的でしたね。宿泊していた都市部は大丈夫だったんですが、場所によっては川みたいになっていて。通学の際、バスがその中をガンガンに進んでいくのが日本では見られない光景で、面白かったです(笑)。

▲1時間程度の雨が降ると、エリアによってはこんな状態に。

現地では、授業や課外活動はもちろん、お店やアクティビティなど、様々なシーンで現地の方々と触れ合いました。

現地の方々は観光客に慣れている雰囲気があり、例え英語でうまく伝えられなくても盛り上げてくれるので安心感があります。日本語を少し話せる方もいて、嬉しくなりましたし、こちらから日本語を教えてあげたりもしました。

街を走るバスの車掌さんが、歩いている私たちに向かって手を振ってくれたり、陽気で明るい方が多く、ウェルカム感に溢れている国・人柄だと思います。「スラム街」も一見怖いなと感じる方もいるかと思いますが(私もそうでした)、子供もたくさんいて、貧困ではあるのに、楽しく過ごしていて嫌な空間ではなかったことが衝撃的でした。

▲アクティビティで海へ!

夏休みというのもあったかもしれませんが、日本だと課題・バイトに追われる毎日だったのが、この留学ではひたすらやりたいこと・楽しいことをやりつつ、メリハリを持って勉強もするという、「自分なりの上手な時間の使い方」を自然に考えられるようになったと思います。

「Seed Tech School」のIT留学を経たからこそ、得られたもの

ーIT留学を経て、ご自身で変化したと思うポイントはありますか?

IT系で言うと、タイピング技術が格段に早くなったこと、Webサイト等を見る時に作られた方法や背景を考えるようになったことです。後者については、留学に行ったメンバーもみんな言っていましたね(笑)。

個人のスタンス面で言うと、自分から積極的に話せるようになったかなと思っています。人前で話すことに苦手意識があったのと、私が所属している学部は帰国子女の方がいたりと、英語を話せる方が多い中で英語のスキルに自信のなかった私は、授業中に手を挙げることも躊躇していました。

現地で言い回しや表現などをネイティブから学んだことによって、英語のスキルが上がったという実感もありますし、一生懸命話そうとすれば耳を傾けてくれる、というスタンスも体感したので、話すことに怖いという感情を抱かなくなったのかもしれません。自分で考えて発した「自分の言葉」がしっかり伝わるんだという、成功体験をたくさん積むことができたので、自信に繋がりました。「英語だけの環境であんなに話せたんだし、きっと大丈夫だ!」と思えるようになったんです。

▲留学生と「Seed Tech School」の先生・スタッフとの集合写真。

また、課題活動やセブ島での興味・関心を得る日々の体験を通して、探究心がついたと思います。日本に戻っても、日常に疑問を抱く場面があればすぐ調べたり、大学の講義で「私はこう考えたんですが、先生はどう思いますか?」と学びをより深めたり。

シードテックの先生方のお話を聞いて、海外で働くことにも興味を持つなど、視野が広がった実感もありますね。

ー「Seed Tech School」が提供するIT留学を人に勧めたいと思いますか?

かなりおすすめです。風景だけでも日本の文化との違いを学ぶことができますし、話すだけで英語の勉強になります。また、環境問題やスラム街と面している生活の現状を体感したり、雨などの環境も掘り下げると下水処理の問題に繋がっているということに気付かされたり。日本の海と砂浜の色も違いますし、とにかく現地に行ってみないと見られない景色はたくさんあります。東南アジアの発展など、セブならではの生活で発見できることはかなり多いと思います。

さらに加えて、+αとしてプログラミングを学べるのはかなり大きいと感じました。英語と一緒に新しい挑戦ができるプランは、他に類を見ません。これからの時代において、ITを学んでいて損はありません。自分の選択肢を広げることもできると思いますし、本当におすすめです!

ー最後に、迷っている方へのメッセージをお願いします!

ITや英語の知識を学べることももちろんですが、このIT留学では自分なりの時間の使い方や日本との文化の違いを学ぶことができ、自分の当たり前が変わるきっかけになると思います。

英語もプログラミングも学べて、いろいろな環境を見ることができて、友達との仲も深まって、本当に行ってよかったと心から思っています。皆さんの新たなチャレンジを、いち卒業生として応援しています!

ーありがとうございました!

ご自身の可能性をさらに広げるため、「Seed Tech School」での3週間での留学に挑戦した葵さん。留学を経て、IT/語学の知識だけでなく、時間の使い方やご自身のスタンス面にも大きな影響があったとお話しいただきました。

「Seed Tech School」は個人・法人にかかわらず、ご要望にあった留学プランをご提供させていただきます。まずはお気軽にお問い合わせください!

https://seed-tech-school.com/






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