「幸せを科学の目で観てみると」
国連の持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)は3月20日、2020年版の「世界幸福度報告書」を発行し、世界幸福度ランキングを発表した。首位は3年連続でフィンランド。日本は2018年の54位、2019年の58位からさらに4位後退し、62位だった。日本の名目GDP(国内総生産)は世界第3位で経済的には豊かなはずですが、日本人の幸福度は非常に低いようです。
たとえば、「仕事を頑張る」ということは、「幸せになる方法」だと思っている人は多いと思います。しかし、仕事を頑張りすぎて体を壊したり、メンタル疾患になる人もいれば、過労死で亡くなる人もいます。
仕事人間で家族とのコミュニケーションを怠ったために離婚したり家庭崩壊を招く人もいます。
幸せになる方法を正しく実行しないと、皮肉にも不幸な道へと進んでしまう可能性は大きいようです。(自身の体験からいっても…)
ところで、人が幸せを感じるときにホルモンが関係していることはご存知ですか?
大きく分けて3種類あるそうです。
① セロトニンが創り出す幸せ感② オキシトシンが創り出す幸せ感③ ドーパミンが創り出す幸せ感の3種類です。
順番に説明していきますね。
①のセロトニンが創り出す幸せ感とは、「安心」に関する幸せです。ストレスに対して効能がある脳内物質です。一番のメンタル的な脅威である命の危機が去った時や心からの安心、安全を感じる時脳から放出される精神安定剤とよく似た分子構造をしているホルモンです。つまり、理屈ではなく、心安まる人といるとか、心配がなく、心穏やかにいれる時に感じる幸せ感です。②のオキシトシンが創り出す幸せ感とは、「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシン。「脳の視床下部」という部位で産生され、脳下垂体に運ばれることで作用します。一番代表的な機能は、「社会脳」とも呼ばれる偏桃体にも働きかけ、“恐怖”という感情を抑え、他人に対する信頼感や親近感を与える機能も果たします。心許せる仲間と共に何かをしている時、仲間の一員としている時、仲間から認められ、役割りを成す時などに分泌されるホルモンなので、社会性動物人間の幸せベース”人間関係”がうまくいっている時の幸せ感です。③のドーパミンが創り出す幸せ感とは、「やる気」による幸福感です。ドーパミンは、「幸福物質」としてよく紹介されています。目標を達成したときに脳から分泌される「成功」報酬としての物質です。プロジェクトに成功したり、スポーツで優勝したり、宝くじが当たって大金を手にしたり、昇進、昇給したり、「ひゃっほ~! 最高!」という、夢や希望を成し遂げたとか、金、地位、欲望などに関する達成感や高揚感に関連しています。
多くの人は、「幸福」を考えた場合、まずドーパミン的幸福を一番に考え、「それを追い求めろ!」となりがちです。
もちろん、ドーパミンは行動のエネルギーになるのですが、これだけでは本当の幸福にはなれないのです。
例えば、年収が1000万円を超えたものの、働きすぎて「うつ病」になってしまったり、家庭崩壊を招いてしまった人の話は、1度や2度は聞いたことがあると思います。
心や体の病気になると、セロトニンを始め幸せホルモンは低下します。
なので順番で言うと、
①セロトニン系幸せが命としての土台であり、ベースです。これがまず最優先。自分の帰る場所、安心して居れる場所があること。
そして、
②オキシトシン系幸せである仲間と共にの幸せがあるそうです。
最後に、
③ドーパミン系幸せ。自分や仲間と共に目的を成し遂げたその成果として、お金、地位、影響力の報酬があるのですが、これが1番最後になります。
なので、「セロトニン→オキシトシン→ドーパミン」という順番で実現させていくのが大事になります。ここで言いたいのは、”清貧”が1番ということではありません。
確かに人生はお金が全てではないと思いますが、お金も大事!。
お金が有れば夢を成し遂げるのに有利にもなります。
ただね、手段と目的が逆になってしまうと本当の願いである「幸せになりたい」が遠のいてしまいますよ~。
ということを、科学的な視点からも証明されてきていると知ってほしいのです。
ここまで…
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