めまいの種類を解説!
皆さん、こんにちは!
セドナ整骨院・鍼灸院 公津の杜院の篠原です。
今回は「めまい」というテーマで書かせていただきます。皆様の生活の何かお役に立ちましたら幸いです。
最近ではめまいでお悩みの方がとても増えてきます。
めまいと聞くと「ぐるぐる目が回る」めまいがまずは思いつきますよね。ですが実際は「頭がふわっとする」めまいも多いのです。
「ぐるぐる回る」めまいを回転性のめまいといい、「ふわふわする」めまいを動揺性(どうようせい)のめまいと言います。めまいには感じ方によって呼び方が変わるんですね。
なぜめまいの仕方に違いが出るかと言うと、めまいを起こしている発生部位が違うからです。
回転性のめまい
回転性のめまいは内耳、つまりは耳の奥にある三半規管や耳石器といった平衡感覚に関わる場所の障害が原因になります。医師にメニエール病や前庭神経炎と診断された方は「ぐるぐる回る」めまいを感じているのではないでしょうか?それは、これらが主に内耳に障害をきたしているからなのです。
動揺性のめまい
動揺性のめまいは、軽度のものと重度のもので原因が異なります。一瞬ふわっとする感じの軽度のめまいの場合は自律神経の乱れからくる耳への血行不良が主な原因です。めまいはあるけど日常生活はある程度不自由なく送れている方はこのケースが多いです。
立っていられないようなふらつきが起こるのは重度のめまいです。こちらは内耳で感じた平衡感覚を処理する脳の障害が主な原因になります。
脳の障害と言っても脳の機能が少し低下している程度なので、脳神経外科などで検査しても「特に異常がありません」といわれる場合が多いのが現状です。但し、脳腫瘍や脳梗塞・脳血栓などでもめまいが起こりますが、これらは脳の中で発生するめまいで原因も明確です。
こうしためまいの発生源の違いを頭に入れておけば、自分の体のどこが悪いのかある程度は特定できるようになります。
その他、頭の位置や向きを変えたら起こる頭位性めまい、加齢、高血圧、低血圧、寝不足や疲労によるめまいがありますが、その殆どの発生源は脳や内耳に集中しています。
ですが実際のところ自己判断で明確に区別するのは難しいと思います。また回転性のめまいから動揺性のめまいに変化したりすることも多く、不安を感じたら耳鼻科で診てもらうことをオススメします。検査をしても異常がない、でも症状はあるというケースは当院でも施術が可能です。
次回、「めまいの解剖学」をテーマに紹介していきます。この時期にめまいの症状でお悩みの方も多いかと思いますので、是非参考にしてみて下さい。
セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
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