工事費・機器代 安い・高い 判断できるところを手を抜けるところ

弊社合同会社セクーラではサイバーセキュリティを主軸とした運用管理や、社内教育業務を行っており、
企業が多額の費用をかけずに安心して運用が出来るご支援を行っております。

その中で実は手抜きが多いわりに分かりにくい工事、
ネットワーク工事の事例を今回は書こうと思います。

まず、なんでこんな事書き始めたのか

ネットワーク工事で手を抜く🟰トラブルに繋がる→業務に支障が出る
その為、回避策として書き始めました。

弊社の提携している工事店の選定基準が相当厳しくしており、
・施工後のトラブルが少ない
・施工でクレームにならない
・アフターフォローが強い
・フットワークが軽い
・各専門分野においては強い

この辺りをしっかりと判断してから協力して頂いております。
よく、例に出すのはエアコン。

以前、自分の取引先の方に自宅のエアコン移設をお願いした時に普段の付き合いもあり格安でやっていただいたのと、
部屋の中からエアコンのホース部分、見えないように施工できているのも勿論良いですが、
見えているときの粘土(パテ)部分、つるつるのテカテカですごく綺麗にバシッ!となっているだけで、感動するレベルの施工をしてくれました。
普通に倍の金額を払ってもそこまで”出来る人”がほぼ居ません。
60~70点の仕事をする人はとても多いですが、
こちらの予想を大きく上回る120,130点の仕事をしてくれる人は本当にすごいと感じ、弊社では仕事を受ける際はそこは絶対に出来る限り守る!と決めてから今も継続を行っております。

防犯カメラの例

防犯カメラであれば最初に実際の機器でビスなどで打たずに仮で見て頂いて、ABCパターンで判断をしたり、
当初依頼された位置と全然違う位置につけるけど結果的にめちゃくちゃ良い形になるような施工をしたり、
屋内に引き込んでからレコーダーに繋ぐ線を綺麗に纏めたりしています。
特に、レコーダーに繋ぐ線はぐっちゃぐちゃにする会社は多いですが、
弊社の取引先の中で一番高い提携先の施工時は毎回驚かれるレベルで綺麗です。

これに関しては人数を多くしても金額を足しても中々出来ない事なので、
通常の倍くらいの工事費ですが、お客様に説明をしてからその会社に依頼しております。

同軸(アナログ)カメラ
同軸ってなんでこういう漢字なんでしょうね?
真ん中銅なので、ずっと銅軸 だと思っていました。
聞いた話ではプラスマイナスが並ぶと影響が出るから…みたいなお話で分からないですが、
銅の軸 という意味ではないそうです。

こちらの線はテレビの線とかと同じでノイズや長さの関係で3Cや5C FBや2Vがあります。
しかも、全部太さで金具の大きさが違うのと、施工が慣れていないと無駄にするのに頭の金具が高くてコスパも悪いです。
BNCコネクタという名前ですが 
1 線を剥く長さが細かく難しいし、ストリッパーも調整しっかりしないと使えない。
2 スリーブ 軸 もじゃもじゃ カシメ と工程も多く、
経験豊富でないと線が雑でカメラがノイズ乗ったり不具合を発生させる
3 電源線を一緒に配線する事が多い
4 電源線の長さも長すぎると(25M)調子悪くなるのでワンケーブルが良い
5 ワンケーブルにすると台数分短いケーブルを作るので手がおかしくなる
6 素手だと結構感電するし、指はボロボロになる。
7 線が太い・固いので配管を通すのが大変だったり、スペースが必要なので穴の拡張などが必要になりやすい

…etc
結構大変ですが、レコーダーとカメラの通信での安定性で言えば
EX-SDI>AHD>IP>>>絶望的な壁>>>Wi-Fiカメラ
となります。
無線は同じ部屋とかならまだいいですが、壁やらフロアやら分かれると結構不安定になります。
EX-SDIはあまり使わずAHDか、IPが最近増えました。

IPカメラ
IPは録音・4K・発声・フラッシュライト・センサー付もあり結構便利です。
弊社ではコストコにもあるSWANNを良く取り扱いをしております。
勿論、メリットデメリットもあるのでなんでもかんでもとは言いませんが、
4-8台 家庭~SOHOレベルの利用 であれば十分です。
4K画質でフレームレートを上げると保存可能期間が短くなるので調整をして結果的に画質を下げるケースも多いです。
先日聞いた話では海外?では録画の保存期間を2週間以内にしないといけないとかあったりするそうです。
日本では道路も録画していて問題になったケースもあるそうな。

逆に、道路も録画する事で警察が画像を見て犯人逮捕に協力できるケースも多いそうです。
ちなみに、コストコのカメラをつけたお客様から毎回言われるのは、
警察の方が見たときに「画質凄く良いですね」と、言われたり、録音がきれいに聞こえてびっくりしていたそうです。

AHDより前の防犯カメラと比べると雲泥の差ですからそうなりますよね。

弊社の場合SWANNは代理店経由で購入をしております。
一時期セット品をコストコで毎月2~3セット買っていたのでコストコ法人カードはすぐに黒い会員証になっていました・・・

防犯カメラも配線を屋外用のLANケーブルを使う必要もありますし、
配線を綺麗にする事等色々と頭を悩ませながら施工を行うことも多いです。

見た目や、配線ルートがあるかどうか。

とてもきれいにしたいなら内装工事とセットで壁や天井壊してから中に配線を入れましょう。
段取りも組みながら行えばとてもきれいに施工できますが、
メンテナンス性も意識した取付がお勧めです。

ネットワーク工事の例

これは弊社の検証結果なだけなので事実と異なる可能性もありますが、
同じcat5eでも粗悪なLANケーブルと有名どころメーカーの線、弊社では日本製線さんや、通興さん、富士電線さん辺り
これで比較すると速度と安定性が1.3~1.5倍くらい差が出て、NASのデータ転送で1.5倍速くなったことがあります。
これはテスターで行ったときと、
社内デモで検証をしているので別の要因で差が出てていないと言い切れませんが、結構多いので恐らくケーブルの質は大事かと思います。
先輩方からは部材の質は重要と教え込まれております。
最近ではBeldenも使っていますが、こちらは賛否両論です。
今のところ弊社ではトラブルは無く、Cat6A+PanduitでCat6Aにしております。

LANの頭、先端部分はPanduit一択で、工具もPanduitのLANだけに使うものを使っています。
Panduitで電話にも使える工具にしようとしたところ、先輩からのアドバイスでLANのみの工具にしないと施工させてくれない現場もある。との事で愛用しております。

LANも無駄に長い線で行うとデータ転送速度が低下する為、配線時は長めにしてから、最後は短く施工をしてます。

無駄にグルグルさせません。 電話の時は移動が多いので少し長めです。

電話工事の例

電話は通興製がとても多く、特にフラットケーブルは愛用しています。
こちらは、ちょっとした時、電話機1台だけとかの時に邪魔にならず使えるので。
少し細い線なので長さがあるときは0.5~0.65を使います。
壁や主軸となる所は0.65 ちょっとした増設や分岐で0.5
幹線は後々増設などを見越して2Pで良い所を5~10Pにして、次回増設時はコネクタとローゼットだけで良い構成にしています。
コネクタやローゼットも安い変なところは使わず、
現在は弊社の主要仕入先より選定しています。

取引先が配線関連の企業が多い問屋さんから購入すると、実際の意見や
噂を聞けるので自分の偏見だけではなく良い部材を選定出来るので良いお付き合いをさせて頂いております。

とはいえ、電話のジョイントに使う道具が今1P出来るゼリー入りジョイントを使っていますが、1本ずつジョイントできる丸い方が良いと言われています。
そもそもジョイントをしない方が良いそうです。

ルーター・HUB等ネットワーク機器の例

こちらは結構皆さま勘違いされているのがスループット
簡単に言うと高速道路での車の速度です。

スループットが低いからAではなくBが優秀だね! 
と、言われた際、そうでもないケースも多いです。

それはセッション
同時にデータ通信が出来る量となります。
車で言うと2車線3車線のようなものです。

車で例を出せば
10人が同時に使います。
100KMで1車線
60KMで4車線

10人全員からクレームが少ないのはどちら?
という話です。

100KMで1車線なら一人は満足しますが、9人は後ろに続くので待ってます。
しかもデータは車と違い「往復」を毎回行うので、一人が100KMで往復して次の人 となります。

それ以外もポイントは多いですがそちらはご自身で学んでください。

セキュリティ機器の例

どこのメーカーが良いかとよく聞かれます。特に同業さんから。
正直、ある意味どこでも良いです。
良いメーカーの製品でもスキルや経験が無ければ設定は緩くなり弱いセキュリティとなります。

悪いメーカーの製品でも、ポート管理をしっかりバチバチに行えばそこそこセキュリティ担保は可能です。

我々は何を選んでいるのか?

弊社セクーラはメーカーの実際の意見や、
売るだけの会社ではなく、しっかりとエンドユーザー様の環境を意識して
運用を行っている企業の方とお話をして選定をしております。

イスラエル製製品はやはり割合多くなっております。
管理も徹底管理を行い毎日バグチェック・ファーム失敗のチェックなど行っております。

まとめ

実は工事費で手抜きはとっても簡単なんです。
安い材料と安い道具。そしてスキルが無い素人の集まりでとりあえずつなげるなんちゃって工事。
それでも機器は「動く」んです。
繋がっているので。

そこに、きれいにしたり 環境に合わせた色の選定や材料選定
ちょっとしたひと手間を加えます。

そこが基本の工事費より高くなっている部分ですが、
それぞれの「色」 となります。

相見積で見ると高いかも知れませんが、出来上がった後の内容で見れば相当安い なんて事は良くあります。

安ければ安いなりの理由はあり、

高いだけのぼったくり会社も多いので、
高い会社は何故高いのかを判断してから取引すると良いと思います。

弊社 合同会社セクーラ は雑な安い施工ではなく、
トラブル対応の早さではなく、
”そもそもトラブルが起こりにくい環境を提供する”

という主軸で施工を行っております。

これは、前職でとある企業のお客様が毎回「○○さんはね、トラブルがあったらすぐ来てくれるんだ。この前はプリンターが印刷できなくてね、スキャンできなくてね、その日に来てくれたんだ。」

と、

そもそも設定したのはその人。
で、内容を見たらIPアドレス設定が雑なだけで設定しなおせばそもそもそのトラブルは変な事をしなければ発生しません。

こんな小さな積み重ねを誰にも理解されなくてもコツコツ気づけば6年経っていました。
なので、あまりにも理解されないので書きました。

そんなセクーラさん、

11/3 板橋区にてバザー出店を行います。


先日書いているかもしれませんがPRします。
1番PRしたいのはここなんです!
弊社が出店する事ではなく、 ”板橋区でバザーがある事!”なんです

1 スーパーボール500~1000個用意してスーパーボールすくい
2 大量の飴を用意して飴すくい
3 焼き芋屋さんに来てもらって焼き芋と芋けんぴ販売
4 スマホ・眼鏡・PC・衣類も可能な撥水・ガラスコーティング出張施工
モヤさまで出てたあの撥水のコーティング会社さんに来ていただきます

他にも何社か協力して頂けるとお話もあり近日中に打合せを行います。
合同会社セクーラの地域貢献活動はご縁のある所では行っております。

収益は前年同様一切かかわらず、直接 児童養護施設の法人様の売上とし、
用意するものはセクーラがご提供致します。

商売上手ではない会社だからこそ、出来ることは小さいですが、
ちょっとした事は行っております。

お客様から許可を頂いてから名前・URLの発表を行います。