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noouchi
騙される新卒求職者。実は優しいだけではないD&I。
大学の教員もしています、学術研究もしています、企業の代表もしています、長内優樹と申します。
最近、いろいろと思うところがあり、新卒求職者を応援するコンテンツの制作に携わっています。その作業の傍らで、ビジネストレンドの用語を自分なりに整理して考えを深めるきっかけにしてみたりしているのですが、先程、D&Iという用語について、下記のようにまとめてみました。
【D&I】ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(受容性)の略称。性別、年齢、国籍、宗教、社会的地位、障害の有無、性自認、雇用形態、ライフステージ、価値観、世代といった違いを単に認め受け入れるだけでなく、企業・組織内で相乗効果を効果的に発揮するように活かしていくことを指す。
— 就職・転職・就活指導のためのビジネストレンド (@secondary_biz) March 20, 2024
SDGsと並んで、いわゆるホワイト社会の指針のような位置づけにもなっている用語だと思いますが、よくよく考えていると表面的な優しい雰囲気に反し、身も蓋もない怖い側面があることに気がついてしまいました。
どういうことかというと、
D&Iは、「誰一人排除しない」というように聞こえるメッセージを発しているようにもみえますが、実はそれは制限付きだということです。
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