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必死なやつを笑うやつは絶対に成功しない。ただの愚痴です。

こんばんわ。気怠いです…。
#意識低い系社長  です。

ちょっと今、不安定な中、書き始めたので、支離滅裂だったら申し訳ありません。ただ今日、これだけは書いておきたい。

1.生き残りをかけて

今、わたしも含め、多くの中小企業経営者は「廃業」の文字が見え隠れしています。もう自分たちは社会的に必要ないんじゃないか、弊社の取引先からもただの愚痴の電話がしょっちゅう掛かってきます。

正直、必死で頑張っても意味がないと思うことも多々あります。下請けですもん。上から仕事が降ってこなきゃ自分たちで何か商売するしかないんですよ。何か生み出そう、何ができるだろう、そうやってみんな必死で生き残ろうとしてるのに、それを馬鹿にするやつらがいるんです。

2.下町の工場

「下町ロケット」ってドラマ、皆さんご存知ですよね。あーゆー社長になれたらなぁ、っていつも思っていました。でもね、あれはやっぱりドラマなんですわ。現実はそんな甘くないんです。

下町の工場の技術力?鼻で笑われます。旋盤加工なんてマシニングセンタやNC旋盤の技術力の進歩で、もうとっくに人の手を凌駕する加工ができるようになってるんです。ありとあらゆることは、お金があればロボットや高精度センサーやプログラムに任せた方が、安定して高品質なものを作れるようになっています。

ただ、ちゃんとしたところに頼むとコストが高いから、って理由で我々下請けは生き長らえて、生かされてきただけなんです。まさに井の中の蛙です。

3.融資を引き出しても無駄

笑えることに弊社の経営体質は、一般的な中小企業と比べるとアホみたいに健全で自己資本比率が高いんです。無借金経営で自己資本比率8割を越えてます。わたしの代で、土地も工場も社屋も買い取り、弊社の登記にしました。はっきり言って融資も必要ないレベルです。仕事が空っぽなら全社員解雇すれば、平気で3年ぐらいは持ちます。そんな会社です。

ですが、公庫さんから電話してくださったんで、せっかくならって言う形で融資を頂きました。2年間据え置き無利子無担保です。

つまり、2年で持ち直すか、商売替え用の資金、とわたしは認識していました。が、わたしの経営改革方針は、わたし以外の役員全員から否決されました。笑うんです。何を馬鹿なことを。と。

4.なぜ笑われた

わたしは何が面白かったのか、問いました。

実績もないのに荒唐無稽すぎる計画だ、と。チャレンジするための資金ではないのか、とわたしが言うと、アホなことぬかすな、これは「心の安定」のために定期預金にする、先代社長の一声で、そう決まりました。

多くの中小企業が苦境に立たされている中、弊社は融資された資金をただ眠らせております。全国の苦しい中小企業に届くべき、お金を弊社はただの預金にしています。本当に申し訳ない。

5.わたしはもう社長をやめたい

鬱の発症と共に、わたしは日に日にこの世から消えたい、誰も知らないところに逃げよう、いや、そうだ、逃げるなら融資されたお金持ち逃げして夜逃げしよう、そうしよう。と頭の中でぐるぐるとワケのわからないことばかり考えていました。

正直、社長なんてやるもんじゃないです。肩書があるからいい、とか社長っていいよなぁとか言われますが、現実はただの雇われ人です。お飾りなんです。偉そうに経済のシステムやらお金の話やらしてますが、大した大学も出ていない、ボンクラなんです。

いっそ北朝鮮のミサイルがピンポイントで弊社に落ちてきたら、最高に笑える結末を迎えられるのに、と最近は思ってます。

6.遺言としてのNote

わたしは基礎疾患もあり、ガンのリスクも通常の人の10倍ほど高いらしいです。恐らく長生きはできないでしょう。

ですので、わたしの何か書きたい!という衝動と焦燥感は、わたしが生きた証として、文章化しておきたかった、というのが原動力だったのかもしれません。

わたしが突然Noteを書かなくなったら、多分そういうことだと思います。


わたしよりもっと辛い状況にある人へ。

頑張ってください。わたしは必死なあなたを決して笑いはしません。

今日はこれで終わります。明日にはこの記事は消すかもしれません。

みなさま、今日も一日お疲れさまでした。

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KENMAYA │ 刺さない鍼・国産研磨剤ストア@毎日Noteだった(遺物)
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