昨日、たまたま目にした番組で、すごいものを見た。東大発ベンチャーのWOTA株式会社
おはようございます。
#意識低い系社長 です。
今日からとうとう、仕事がテレビ会議オンリーになりました。
わたしたち製造業にとって現場に赴かなければならない仕事は多く、そしてそのほとんどはIT化が進んでいません。
このあたりの既存技術のAI化やマンパワーのいる仕事のロボット化、遠隔操作IoT化が必要になるのは分かっていても、お金がない、という現状で毎日が辛いです。
さて、今日は昨日本当にたまたま目にしたアベプラという番組内で取り上げていた、被災地支援のための入浴支援でWOTAという東大発ベンチャー企業が紹介されていたので、こちらでも紹介したいと思い、書いてみます。
1.WOTA(ウォータ)とは
WOTA株式会社とは、2014年設立された東大と共同開発研究を行う、「水」をテーマにした水処理の装置開発、研究を軸とするベンチャー企業です。
わたしも番組で紹介されるまで、存在すら知りませんでした。
現在の豪雨災害での被災地支援を行っていると聞き、その将来性と開発への情熱を見て、しばし呆然としました。
2.何がすごいのか
WOTA株式会社が現在発売している商品は「1つ」だけです。(違ったらごめんなさい。)
最初に100Lの水を必要としますが、あとは、シャンプーを使おうが石鹸を使おうが、排水された水をAIが自動的に必要な濾過処理を行い、98%の水の循環システムを構築しています。
フィルター交換のタイミングの分かる直感的な分かりやすい操作パネルや内部構造も非常にシンプルにできています。
わたしは、「濾過技術」をAI化したところに着目しています。
3.濾過技術のAI化
わたしの実家の近くには下水処理場があります。
「東京都水道局 小菅水再生センター」といいます。
また東京の水道を支える「金町浄水場」も近くにあります。
昔は下水処理場や浄水場は独特の臭さが漂い、忌み嫌われました。ですが、最近は近くを通っても全く匂いはしません。
それには技術者たちの血の滲むような努力と技術開発の賜物なのです。
水の浄化を目的とした「濾過技術」には日本で当たり前のように水道水が飲めるようにするための高度な技術が用いられているのです。わたしたちは生活の一部として当たり前のように享受し、当たり前のように水を利用していますが、世界でもこれほど水の再生や循環に成功している国は例を見ないでしょう。
WOTAはこの技術者たちの積み上げた技術データをAI化することに成功し、装置の小型化にも成功しました。
4.WOTAの将来性
価格は一台約500万と安くはないですが、水資源の乏しい国や、水の衛生面で問題のある発展途上国などへの支援を見据えたら、これはとんでもない大発明です。
アフリカには家族のために泥水を半日かけて運ぶ子供たちがいます。泥水をです。
彼らがWOTAの水循環システムを使い、水を運ぶ時間を勉強に当てられたら、アフリカの貧困問題は解決への大きな一歩になるでしょう。
そしてWOTAのメンバーはこれで、終わり、とはならないでしょう。
恐らく、日々改良を加えどんどん、良いものに変えていくに違いありません。
5.わたしの目標
わたしの目標は決まりました。
妻に反対されようと、副業(本業?)で成功を収めたら、WOTAを買います。
500万、貯めるのはだいぶ先になるかもしれませんが、彼らの研究と開発を支援したいという気持ちに嘘偽りはありません。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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