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#KENMAYA です。

偉大なる俳優、そして偉大なる漫画家がお亡くなりになりました。
類稀なる才能を持つ偉人がこの世を去るのは、
多くの人に衝撃と悲しみを与えます。
わたしもその一人ではありますが、
人間誰しも稀有な能力に憧れを持つものです。

もし、自分がもっとイケメンだったら。
もし、自分がもっと画力があれば。
もし、自分がもっと才能があれば…。

きっと誰もが通る道です。
しかし、現実は凡人ばかり。いや、凡人どころか、
「普通の人」の敷居はどんどん上昇し、
いつの間にか、「普通の人」だと思っていた人でさえ、
凡人以下に追い落とされる時代になってきつつあります。

その中で成功を収めることは偉業であり、
過酷な競争を生き抜いた証でもあります。


凡人にとってこれほど生きづらい世の中はありません。
何かしらの才能に恵まれた者は凡人の努力を軽々と飛び越えていきますし、
凡人同士で足の引っ張り合いをして、
みんなまとめて凡人以下になっているような状況も数多く目にします。

しかし、わたしは凡人でいいと思うのです。
偉業を成し遂げれば、必ずといっていいほど「成功者」の苦悩を味わいます。つまり、周囲からの重圧であったり、嫉妬であったり、後ろから常に誰かに追われるプレッシャーを感じるわけです。

それを次の成功の糧にできるような圧倒的強者の成功者は極僅かです。
実際は成功しているようにに見えて、過去の成功体験に縋っているだけであったり、水面下で必死に藻掻いていたりするものです。
これは成功した者にしか分からない苦悩ですし、
成功したと言われている張本人は、自分が成功者だとは思っていない場合も往々にしてあります。

──────凡人の生き方とは


抜きん出た才能なんてなくてもいい。
平穏無事な日々、幸せな日常があればそれでよい。
他者と比較し、嫉妬や自らを貶めるような労力をかけず、
自分ができること、やるべきことがきちんと見えていること。
それが凡人の才能です。

凡人であっても凡人の才能があれば、
その他大勢の凡人の中で、ひとつだけ階段を昇ることができるのです。

大きな成功ではありませんし、
偉業でも偉人となるわけでもありませんが、
凡人の才能とはそういうものだとわたしは考えます。


『時代の寵児』という言葉があります。
その時代にあった、才能や才覚を発揮し、成功し人々から褒め称えられる人のことです。
これは意味を返せば、その時代でなければ才能を発揮できなかった、成功もしなかった。とも読み取れます。
実は、凡人が凡人の才能を遺憾なく発揮したとき、
時代という偶然に支えられることで、『時代の寵児』になる
のではないか。
とわたしは考えています。

つまり、凡人にも大いに可能性はあるのです。
今やるべきこと、やりたいことに真っ直ぐ向き合い、
幸せを追求した先にこそ、成功の二文字が見えてくるのかもしれません。


偉大なる名優と漫画家のお二方に、
心から哀悼の意を表して今日は終わります。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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37.ロンソン光沢磨き(サムネ2)


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KENMAYA │ 刺さない鍼・国産研磨剤ストア@毎日Noteだった(遺物)
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