機械と会話する時代(3/3)
昨日は体力の限界で早めに就寝したにも関わらず、今日も寝起きの段階から眠たくて、あまり本調子ではない。来日中の映画制作チームに一報を入れてから、予約していた筋トレに向かう。身体は疲れているがやる気はあるのだ。
江島くんから電話があったのを取り損ねた。「まちがい?」と返したら、まちがい電話という正解だった。
Siri氏に「世武かけて」って言ったら、どうやら世武に電話をかけたらしい。Siri氏にも言い分はありそうだ。
世武なる者が音楽をリリースしてるかどうかなんて、インターネットの海を泳ぐSiriキャプテンにしたって分かりえないだろう。私は、Siriキャプテンに認識される音楽家を目指すんだ!やー!
Anyway, 江島くんがライブの余韻に浸ってくれてるのか、未来へのモチベーションを高めてくれているのかわからないが、いずれにせよ嬉しかった。
トレーニングルームでは、筋トレの先生がアレクサに話しかけていた。どうやら現代人たちは機械と会話する時代を生きているらしい。私だって機械と話してみたいと思って「アレクサ、テクノかけて!」と言ってみた。アレクサ氏がYMOを流してきたので、なんとなく彼女の生年月日を推測したところ、開発者のこれまでの苦労なんかが走馬灯のように脳内に(全部いい加減な妄想です(そろそろ脳みそがホラー))再生され、またそこに勝手なサウンドトラックを流すのだった(ハリウッド映画にある感じの古典的なやつを)。
とにかく眠いし、ちょっとしんどいので、気分からあげてくスタイルを試す。私と筋トレの先生は最終的に「江南スタイル!」とテキトーな記憶を引き摺り出しながら叫び、筋トレ器具の前でイソギンチャクのように踊った。パーソナルトレーニングで心底良かったと思う瞬間であった。(流石に今日とかほぼ事故現場)
どこにいても(下手したら一人の時ですら)チョケたがりな性格は小さい頃から変わらずで、お世辞にも機敏とは言い難い動きで謎のダンスを披露しがちだ。それも含めて個々人の自由ではあるが、この歳で「落ち着きがない」と言われるのはどうなんだろうか。
ゆっくり本を読んだり映画を観る時間が欲しいが、VISAや渡仏関連のことにまだ追われているし、3月11日の仙台ライブや17日の糸島ライブの内容を考えたり、件のヨーロッパ映画、メールをさばく(言い方)などに追われに追われて、全く何かを落ち着いてする余裕がない。せめて深呼吸でもしなければと思い実行するが、自己洗脳が下手すぎて形だけに終わった。
もう一晩しっかりと寝てみようと思うので、本日はスパンッと作業を打ち切った。ダラダラと作業をするのがはっきり言って嫌いだ。定期的に発生する作業にダラダラとしたイメージをつけることも嫌いだし、何より働き方として全く魅力的じゃない。
そんなわけで、ダラダラとYouTubeを音声で流しながら寝ます。チャオ!