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【第1回:深夜コンビニバイト語り】おにぎりを並べる作業は楽しいのか

★自己紹介
ども、会社員+副業で働きまくるオーバードライバー、通称オドバーでござる。

「オーバードライブ」は限界を超えて動き続ける状態を表すことばで、体力おばけってこと。

★深夜コンビニバイト語り

筆者はコンビニで深夜バイトをしているのだが、深夜帯一緒に勤務する兄貴分のような人がいる。

その兄貴との会話がなかなか面白く興味深く、考えさせられることが多いため、その内容について記録していくことにした。

★第1回:おにぎりを並べる作業は楽しいのか

第1回のテーマは「おにぎりを並べる作業は楽しいのか」である。

筆者がおにぎりを品出ししていると、後ろから唐突に声をかけられた。

「オドバーくん、おにぎりを並べるのって辛い作業なのかな。
おにぎりを並べるのって、楽しいと思うんだけど、苦痛な人にとっては苦痛なのかな。どうなんだろう。」

とのことだ

筆者はまだその領域に達していないのだが
兄貴曰く、おにぎりを並べることは楽しいことらしい

私としては、おにぎりを並べることは面白くもないし辛くもないただの単調な作業だ。

どんなところに楽しいという要素があるのか、私にはまったくわからなかったが、自分の考えの枠組みの外の意見を無下にしてはいけない。
そんな思いで最大限の思考をした。

おにぎりの配置によって売り上げが変わるそのデータの変化を仮説検証するのが楽しいと言っているのだろうか。
おにぎりの新製品を確認しながら品出しするのが楽しいということなのだろうか。
商品を並べた後の綺麗な棚の状態を創出するのが楽しいということなのだろうか。

など、他も様々考えてみたが、自分の中でしっくりとくる答えがない。


「楽しいということは、お店を自分で創りあげようという意欲がある証拠なんじゃないですかね。」

と、汎用的に使えそうなありきたりな返答をしたのだが。

やはり、答えがわからない。

「兄貴は、どんなところが楽しいと感じるんですか」
と聞けばそれなりに納得できる回答が来てよかったのかもしれないが、なんだかそれでは問題の解答をみているようで面白くないしな。

おにぎりを並べるのが楽しいというのは、一体どういうことなのだろうか。

いつか筆者もその感覚になれる日が来るのだろうか。

不思議だ。世の中には色んな感性を持った人がいるものだ。

「俺の感覚がマヒしてるのかもしれない、、」

と兄貴は言っていたのだが

もしかしたら、おにぎりを並べるのを楽しいと思っている人は多くいて
自分がむしろマイナーなのかもしれない。

きっと、おにぎりも楽しいと思いながら並べられたほうがうれしいだろうしな、なんて思ったりする。



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