え?搭乗拒否ってあるんだ。
やあやあ、ご無沙汰しております。
最近、ショッキングな出来事があったんですよ。
ただ味気のない日々を過ごしていると思えば、無事立ち直った。立ち直った話はまた今度。
狂った文章でみんなを戸惑わせるしかないと思う。
某国への旅行のために何ヶ月もかけて準備していた。
かなりワクワクしていた。
成田空港に向かい、チェックインで私はエラー続き。
ビザも完璧だったのに、訳もわからず搭乗拒否され、友人を見送る形で来たことになった。
あの理不尽は理解できないし、もう2度とそうなることはないだろうと言われているくらいの確率だそう。
本当に訳がわからなくなると、ただ空気が美味しく感じるようになるみたい。
全くだと言いようがないですが、ただ引きずってはただ辛くなるばかり。
まあ、こんなもんネタにしちゃえと文字を起こそうとも、案外時間がかかった。
そこまで落ち込んだ経験がなかったというのが嘘になるけれど、今まで、結構自分の感情とか気持ちは蓋にしたり、見て見ぬふりをしたり、誤魔化してきたかもしれない。
何も無くなった休暇をもらうと、何をして過ごしたらいいか分からず、ただ寝ていた。
いつもの休みは何かをやろうとしたり、友人と約束したり、目標や目的が1つあるようになっていた。
今回はそれが全てなくなり、何しようか考えていたら1日が終わりました。
あっけなく流れる時間はひどく長かった。
だから私は、長い長いあの一日を終わらせるには、寝るしかなかった。
本を読もうとしても、身が入らない。
何かを作ろうとしても何も作れない。
ベッドの上で目を閉じて、瞼の裏側を数分眺めているだけで、夢の中。
夢は自由であり、残酷でもある。
夢から覚めれば、何もかもが忘れられたりすることもできれば、
何もかもを覚えることもできる。
自分の感情に振り回されることなく、支配することが出来る。だから一番疲れない感情で生きていける。
人間はそんなに容易な感情でもなく、複雑で、謎が明かされない古代遺跡みたいなものだと思っている。
なぜこうなったんだろうか分からない感情もある。
こんなことをいつもは考えもしない。
こんなことをいつもは見もしない。
こんなことを考えたのは初めて。
こんなことを向き合ってみた。
なぜ落ち込んでいるのかは理由が明確すぎて、
笑えるくらい理不尽だったけれど、また行けばいいだけの話。(どなたか一緒に行ってくれる方探してます。)
今回は、何もない休みに自分は何もできないという話。
何もない休みを突然与えられたら、どうする?
何かをやろうかなとか思い浮かべられたら、それだけで優秀だと思う。
私は何も思い浮かばなかった。
ただ寝て、空を眺めて1日を終える過ごし方しか知らなかった。
お金はかからず、脳内にはいろんなことが巡り巡らせる。
私は以前、何もない休みがまとめてもらえたら有効に使えると、変な自信を持っていた。
実際そうなると、本当にできなかった。
10日中3日間くらいは京都へ行って美味しいものを食べたが、その他の5日間は、ただ寝て、起きて、空を眺めて、適当なドラマを見て、スマホをいじって過ごした。
廃人でもなるのかってくらいの勢いだった。
友達と遊ぶ日が2日ほどできた。
ファンミのチケットを譲ってくれて、参加してみたらまさかの神席。
そして前から約束していたディズニーランドへ行くと、まさかの遭遇で人生で一番驚いた。
嬉しくて、友人何人かに自慢のLINEを飛ばしてしまった。
その一人の友人からは「旅行行けなかったのがそのためなのでは?」ともう立ち直れよと励ましと共に返事をくれた。
こんなに近くに会えるのは2度とあるんでしょうか。
その二日が濃厚すぎて、あの搭乗拒否された事件は、すっかり、記憶の片隅に片づけられた。
何もない休日の過ごし方は何をしなければならないわけでもないし、無ければ、とこんとこ好きなことをやればいいと思うようになった。
何かをやらなきゃいけないんだと思うと逆に何も出来なくなってしまう。
いつものお米らしく、ゆるく過ごすかーと色んな意味で濃かった夏休みでした。
またお会いしましょう!