今夜はカレーよ

ぼくはどうしようもないくらいにカレーが好きだ。ライスでもグリーンでもナンでも本当にカレーと名がつくものは全部好きだ。
なんで好きかと言われたらそれはもう美味しいからとしか言えない。なるべくドロドロめな方が個人的には好みだ。

どれくらい好きかと言うと、一時期Twitterのハンドルネームを「毎日がカレー曜日」にして、文字通りカレーを毎日食べていたほどにはすきだ。だっておいしいんだもん。

ふだんは「おかわり」なんてしないのに、カレーの日は何度だっておかわりをしたい。お米はちょっとこわいくらいがいい。ついつい食べ過ぎていつもちょっぴり後悔する。満腹でゲフッとなるけれど、そのゲフッもカレーの匂いだからなんだかいいかと言う気持ちになる。ほんとにすき。

ここまでハマるまでには、いくつかの理由があったとは思う。理屈じゃなく、すきなんだけれど多少の理屈はある。（矛盾してると言えばしている。）

一つめは、明石家さんまがカレー好きと言うことだ。こんなにも有名で面白い人がカレー好きならカレーが好きって間違いじゃないんだなと思えたことが大きいと思う。決してカレー食べたら面白くなると思ったわけではない。

二つめは、イチローが試合前は必ずカレーを食べることをルーティンにしているという言う話をきいたからだ。カレーはゲン担ぎもできるのかと驚いて、これを真似して受験の朝は毎回決まってカレーを食べていた。連日受験ということももちろんあって、そこで気づいてしまったのだ。カレーって毎日食べても全く飽きない！これがきっかけとなって毎日カレーを食べることを一時やっていた。決してカレーを食べればヒットを量産できると思ったわけではない。

３つめは、これはかなり原体験だけれど、小学校時代好きだったはやみねかおるさんの小説「夢水清志郎シリーズ」の番外編『いつも心に好奇心（ミステリー）』に収録されていたセリフの「今夜はカレーよ」と言うセリフが当時のぼくには魔法の言葉ですごくステキな響きのある言葉だった。

以上、３つがあえて理屈をこねるならの理由になる。
そして、今夜の晩ご飯はカレーだった。

やっぱりカレーは無敵で美味しかった。

幸せだ。