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<花便り>橘寺の芙蓉、酔芙蓉
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明日香村にあります橘寺です。芙蓉、酔芙蓉が見頃です。
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芙蓉と酔芙蓉の木が、140本はありますね。
馬見丘陵公園をしのぐ本数です。馬見は八重咲き多いです。
特に一重の酔芙蓉の花がピンク色に染まっているときは
美しいの一言では言えないものがあります。
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芙蓉は白もありますが、大きくてピンク色できれいな花です。
アオイ科フヨウ属落葉低木。
繊細な美、しとやかな恋人とかいう花詞をもっていますが、
<蓮の花の別称>でもあります。
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白の芙蓉も花を閉じるとピンク色で散っていきます。撮影中もポタッと落ちていくところに出会います。現在はいろんな品種があるようで、最初から紅白のものもあるようです。
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ピンクの芙蓉の花びらと、酔芙蓉のピンク色になった花びらとではどちらもとてもきれいなのですが、変化していく過程の酔芙蓉のピンク色は例えることが難しいなんとも言えない輝くようなピンク色を醸し出しているものがあります。それを写し撮るのはまた難しいことです。
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酔芙蓉の色変化は天候にさゆうされますので、なるべく暖かな※晴れの日がいいようです、気温緩めで、曇り、雨ともなるとなかなか色が変わりません。
ただ次の日に、残ったピンクや赤い花と開花した白い花を一緒にみる事ができます。それはそれでgoodですね、上記のように紅白写真が撮れますので。
※赤い色素のアントシアニンを太陽の紫外線により生成するため。
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だいたいですが、朝開花 白色
9~12時 徐々にピンク色へ
12~15時 ピンク色が濃くなっていく
15~夕方、日没 赤くなって行く、
花が縮んで終わる
家に庭があって、植えていない限り見るのは難しいですね。
職場の近くにあれば休憩時間のたびに観察できるでしょうか
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