2025年の目標
自称安南将棋指しの御原真尋(みはら・まひろ)と申します。
とりあえず新年1本目の記事ということで、今年の目標でも掲げてみようかなと思っています。
今年挑戦してみたいと思っていることが2つありますので、ここでその紹介と目標を宣言させていただきます。
安南詰将棋類似作検索システム
1つ目は安南詰将棋の類似作検索のシステムを作ることです。
詰将棋には同一作検索ツールはありますが(x4cc)、類似作検索ツールは現状見受けられません。
詰将棋はデータの構造としては、2次元の時系列連続データなので、基本的には動画と同じように機械学習を行うことができるのではと思っています。
3DCNNモデルなどを用いてencoderを学習させることができれば、各作品の埋め込みベクトルを介して、類似作の検索ができるのではないでしょうか。
頭の中で妄想している段階ですので、もちろん妄想通りにはいかないでしょうが、あれこれ試してみたいなと思っています。
駒の利きが可視化された安南将棋盤
2つ目は駒の利きが可視化された安南将棋盤アプリです。
将棋ったーのようなものをイメージしていただければ幸いです。
安南詰将棋を友人が解く際に、「駒の利きがどこにあるのか分からなくて解くのが難しい」という感想をもらったことがあります。
そこで、どの駒がどこに利いているのか見える将棋盤があれば便利だなと思ったのがきっかけです。
将棋ったーではその機能が実装されているのですが、将棋ったーは対局を想定して作られているので、任意の局面を並べて詰将棋を考えるという作業には向いていません。
また将棋ったーでは行き所のない駒が着手できないことも課題の1つです。
プログラミングの勉強も含めて、自分の理想を具現化させた将棋盤のwebアプリでも作れたら良いなと思っています。
さいごに
今年の目標として上記2つのシステムの作成を宣言させていただきました。
もちろんそれ以外にも安南将棋や安南詰将棋もあれこれ頑張っていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくおねがいいたします。