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健康的な食べ物ってどんなもの?

ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。


自分はそこまで健康に対して執着していないというか、そこまで追求していないと今まで思っていたんですが、それを言うと「は?なに言っちゃってんの?」という反応が多くありまして(笑)

だから、私の「適当に作ればいい」は、普通の人の適当ではないらしい…

えーそうなの?!って思ったのはつい最近…

よく考えてみたら、ベジタリアンの雑誌を初号から購読していたことがあったり、マクロビやナチュラルハイジーンなんかもある程度の期間実践したことがあるし、昔からナチュラルハウス的な自然派ショップも大好きだったし、まだビーガンが流行っていない時から海外にビーガンレストランがあれば行ってみたり。

あれ?私、結構、健康食マニアじゃない?ってこれも最近気づきました…

気づくのが遅い(笑)


そんな私が、実家を出て一人暮らしを始めて、その辺を長年追求してきた結果は、自ずとローズ一家の食生活にも活かされています。

それはどんなものか?

世界は刻々と変わっているのでこれから変わるかもしれないけど、今、行き着いているところは「時代にあった良質な食材」そして「その食材を自分で加工」した食事です。


若い頃にやっていたマクロビは玄米菜食。日本人が考えた食事法です。
きちんと作ると味わい深くて美味しいのよ、マクロビのごはんは。

ナチュラルハイジーンは、米国で生まれた食事法。食べ合わせとかローフードが大変だけど、きちんとした野菜や果物などの食材が手に入ればとても美味しい。

でもね、どちらも、会社生活を送りながらは難しい方法なんですよね。

私は、社会人になって、会社に勤めながらやっていたので、ある時「あ、これ無理や」と気づいた(笑)

社会生活を送りながら人間関係を保つことができなくなるんですね。

上司がランチ行くぞ!とCoCo壱に向かった時どうするのか?
その後に新しい案件の話をスタバでしようと言われた時どうするのか?

無理でしょ(笑)

ということで、長くは続かないわけです。

でもその無理を感じたのは、なんと!すでに20年以上前の話…
恐ろしや…(苦笑)

そこから日本も、世界も、かなり変わりました。
環境も人間も変わりました。

ある意味、今だったら逆にマクロビやナチュラルハイジーンはやりやすいかもね。食べたくない豚骨ラーメンに誘われたら「パワハラ」とか言えばいいんでしょ?(苦笑)

そういうことじゃなく!(笑)


その頃から健康食生活に意識があった私からすると、時代が変わって、食材自体が変わったなぁと思います。

小麦粉だって、昔はここまでひどくなかった。
小麦粉自体が悪いわけないでしょ。人間が何千年も食べ続けているわけなんだから。小麦がダメって…栄養素?成分?小麦は毒物なの?
もし成分的にダメなものがあったら、さすがにずっと前から毒物扱いして人間は食べなくなってます。

そうじゃなくて、栽培する際に虫がつかないように、病気にならないように、色々と工夫するわけです。

もし無農薬や有機で栽培したとしても、船で運ぶ際に赤道を通るのであれば、何ヶ月も船の中で無事なように色々と振りかけるわけです。それでも無農薬栽培と謳うことはできる。

どんな気候でも育つように、種の時点で工夫してしまっている。
苗を買っても、その時点で色々とまぶしてあったり。

果物だって、食べる時に種が邪魔だと種無しを作ったりね。
私は個人的には、種無し○○なんて不自然なものは買いません。

わがままになった人間の大量消費のために大量生産をする。
そのために自然の力だけではどうにもならないことを人工的にやるわけですね。


それって、本当にここ20年ぐらいでどんどん進んできたように思います。

なので、昔から健康的な食生活を実践している私的には、野菜や果物はなるべく自然栽培のものを選んでいます。
なかなかないけど。高いけど(苦笑)

でもね、貴重な野菜や果物は大事に食べようと思うから、料理も丁寧になる。無駄がないように、残さないように、腐らないように下処理したり。だから枯れさせる、腐らせるって、滅多にない。

魚は天然のものをなるべく選んでいます。
餌を食べてない魚、という意味で。

肉は、、、
難しい。
難しいのよ、肉は、コスト的に。
無投薬の鶏肉なんて、4頭+1人で食べる量は日々買えません。
なので、なるべく、なるべく、生産地や生産者がわかるものを選んでいます。名前を出すということは、それなりにプライドがあるわけで、それなりにこだわっている証拠だと思っています。

卵は、基本的には放し飼いの鶏さんのものを。
部屋に閉じこもって運動もせず、朝昼夜と食べるだけ食べてる人が健康か?って考えると、私は健康だとは思わないんですが、そういう人がもし子供を産んだらどうなるんだろう?って考えた結果です。

牛乳は、A2を選んでます。
たまに近くの農場の搾りたてジャージー牛乳も買うけど。あれがA2かどうかは知らない。でも、とても美味しい。

牛乳が悪者になることが多いですが、これもまた人間はずっと食べているわけで。日本人が合うとか合わないとか言われますが、ここまで欧米化している現代人、飲んで平気なのであればいいんじゃない?お腹壊すのであればやめればいい。A2なら大丈夫だと思うけど。

そこに栄養素を考えることは…

ないかな。

あ、逆にあるのは、ビタミンXX配合とかは買わない(笑)
なぜなら、自然じゃないから。


よく、「○○という栄養素が足りなくなりがち」なんて言われますが、それって、食べるものに足りないんじゃなくて、「○○を通常より多く使わないといけないぐらい体内で調整が大変」な状態だから「足りない=体内に少なくなっている」だけであって食材から摂れてないわけじゃないと思ってます。

だから、健康になれば今の食事で十分大丈夫なんだけど、じゃあ健康になるにはどうすればいいの?って話で、それって結局、食べ物では解決しないことだよね、って思います。


「健康的な食生活」を送っている人だって病気になるんですよね。

どうして?

原因は他にあるから

でしょ?

それしかない。

もちろん、最悪な食生活を送っていれば、食事が原因でそれなりに不健康にはなります。そんなの当たり前。
これに関してはちょっとレベチな話なのでここでは割愛します。


なので、私は、現代社会で採用するべき食材を買って、それで「美味しいごはん」を作って、「楽しく食べる」とことモットーにしています。

食事ってそういうことでしょ?

私は、<健康的だけど美味しくないもの>は食べ続けたくない。
それと同じ考え方でローズ一家のごはんは作っています。



人間の小さな脳みそで栄養バランスなんて考えたって、、、

そんなの身体がきちんと調整してくれてるんだから。

科学の進歩で人間がちょっと傲慢になってしまったんでしょうね。
まだまだ解明されていないことは山のようにあるのに、全部わかった気でいる人間。


地球が今まで自然の中で作り上げてきたものが、すでにバランスが崩れているわけがないんですよね。

改良と称されていじっちゃったものはちょっと話が変わるけど。

なので、もし、健康的な食生活を送りたいのであれば、健康的な加工食品を買うんじゃなくて、自然な食材を買って自分で作りましょう。

そうしたら、わかると思います。

スーパーで売っている小麦粉と、きちんとした生産者さんが作った小麦粉を、自分で触って、自分で混ぜて、自分で焼いて、食べてみれば違いがわかる。同じものじゃないですよ、あれは。

卵だって、割ってみればわかる。
放し飼いでこだわった餌を食べている鶏の卵と、1パック200円ぐらいの卵、殻からして違いますから。白身の盛り上がりとかね。

牛乳だって、きちんとしたものは甘くてバター感も感じて、本当に美味しい。これで子牛ちゃんは育ってるんだなぁって感じる。

加工食品を買うだけでは、それはわからないです。

調味料もそう。
こだわりの和砂糖とか絶品よ。自然の恵みだなぁと思う。
樽仕込みのお醤油、お米を醸しただけのお酒、味醂、、、
昔から日本人が大切にしてきた食文化を大切に、そしてその美味しさがわかる人でありたいと思います。

栄養素とか、栄養バランスとか、そんなことを気にする前に、きちんとした生産者さんの食材を買って、自分で食材を触って、感じて、作ったら、色々とわかってくると思います(^^)

何がわかる?

売っている加工食品は、それなりの食材でできているんだなぁということがわかる。

人間の食べ物でそうなんだから、ペットの食べ物だって然りですね。


「健康的な食べ物」を考える際に、栄養素や成分だけではなく、そんな方向からも考えてみるといいかもしれません。

違う視点として。



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