安藤 愛(obaba)〜「食」「住」から犬の健康を考える〜

【ペット食育協会®︎上級指導士/犬の住環境コンサルタント】ペットフードでも手作り食でも、健康であればどちらでもいいのでは。うちの子の健康のために始めた「ごはん」が飼い主さんの苦痛にならないように、美味しく、楽しく。「食」よりも「住」を整える方が健康につながることがあります。

安藤 愛(obaba)〜「食」「住」から犬の健康を考える〜

【ペット食育協会®︎上級指導士/犬の住環境コンサルタント】ペットフードでも手作り食でも、健康であればどちらでもいいのでは。うちの子の健康のために始めた「ごはん」が飼い主さんの苦痛にならないように、美味しく、楽しく。「食」よりも「住」を整える方が健康につながることがあります。

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最近の記事

ローズとブランの歯科治療をしてきました

ペット食育協会©︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 先日、ローズとブランの歯科治療をしてきました。 ローズは15歳。12月で16歳になります。 高齢なので、私的にはこれが最後の歯科治療と思っています。 ブランは9月で11歳になりました。 全くシニア感なく元気いっぱいなので、この先の犬生を健やかに過ごしてもらうためにこのタイミングで。この先また治療が必要になるかもしれませんが、それはそれでその時対応します。 もちろん、全身麻酔をかけての歯科治療です。 やはり、ピノ

    • 健康的な食べ物ってどんなもの?

      ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 自分はそこまで健康に対して執着していないというか、そこまで追求していないと今まで思っていたんですが、それを言うと「は?なに言っちゃってんの?」という反応が多くありまして(笑) だから、私の「適当に作ればいい」は、普通の人の適当ではないらしい… えーそうなの?!って思ったのはつい最近… よく考えてみたら、ベジタリアンの雑誌を初号から購読していたことがあったり、マクロビやナチュラルハイジーンなんかもある程度の期間実

      • この時期に「痒い」わんちゃんが多いのはなぜか

        ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 この時期に、特に多いわんちゃんのお悩み「痒み」ですが、皆さんのわんちゃんはこの時期に痒がりますか? シャッシャッシャと脇の近くを後ろ脚で掻いたり 肉球のあたりをガジガジと痒そうに舐めたり噛んだり ひどくなると、掻きすぎて皮膚が赤くなって、毛が抜けて、血が滲んで… 病院に行くと、 「アレルギーですね」 と言われて、 「体質だから仕方がない」 となだめられる。 わんちゃんがシャッシャッシャと掻く際に脚が

        • 伴走してもらえる人がいることを頭の片隅に

          ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 我が家の大黒柱であるローズには、不思議なご縁のわんちゃんがいまして。 ローズを迎えた時はまだ東京に住んでいて、私はサラリーマン。毎日会社に行ってたけれども、なるべく時間を作って、早朝や夜は必ずお散歩、週末はずっとローズと一緒にいました。 ある日、マンション近くをお散歩をしていたら、向こうから尻尾をブンブン振って、明かに笑いながら歩いてくるザ・天真爛漫系の元気印なダックス君が。 それを見た若くて血気盛んなローズさ

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          犬との暮らし、この時代に気をつけること

          ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 連日暑い日が続いていますが、まさか、この異常気象の「暑すぎる時間」にお散歩はしていませんよね? たまに、え?この時間にわんちゃんと一緒にカフェ?と思う時がありますが、その前後で、まさか、道を歩かせてないことを願います。 自分が裸足で道路を歩いたら火傷する時間にわんちゃんは歩かせない方がいいかと。道路を触れば地面の温度がわかります。 そして、暑く感じるということは、気温が高いわけです。 気温が高いと、空気中の物質

          犬との暮らし、この時代に気をつけること

          病気で衰弱して食べない時のカロリー摂取

          ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 ペット食育のご相談は本当に多岐にわたります。 しかし、ほとんどが、元気でお散歩もするし、食べるのが好きで食いしん坊なわんちゃんのご相談。 だからこそ、飼い主さんとしては、食べないことが悩みだし、症状が出たからって「ずっと療法食で!」に納得できず講座を受講される。 でもそれは、まだ余裕がある時のご相談です。 もうシニアと言われるような年齢で、深刻な病気になってしまい、病院通いや数時間おきの投薬、夜は寝てくれれば

          太らせるためにはどうすればいいのか

          ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 タイトルを見て、え?痩せさせるためにはじゃなくて?と思った方も多いかと思いますが、意外と講座でご相談が多いのが「どうやったら太らせられるのか?」です。 まず、この問題を考えるために知っておかないといけない<痩せる太るの大原則>があります。 それは、 1)摂取カロリー 2)消費カロリー このバランスで痩せる太るが決まるということ。 まず、太るのはなぜか? それは「消費カロリーより、摂取カロリーの方が高いから」で

          ペットさんの「とあるケア方法」で行き詰まっている飼い主さんへ

          ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 我が家のローズ一家は、1年に数回、ペット食育協会会長の須崎先生の診療を受けて、須崎動物病院式のケアを日々やっています。 そして、4頭もいるので、将来的な費用対効果も考えて、須崎動物病院で使っているバイオレゾナンスの機械レヨコンプを購入し、同じ製造元の環境を整える機器ドゥプレックスもあります。 その他にも怪しい機械は色々ありますが(笑) でね、私は億万長者ではないので(笑)この生活をするために仕事はずっと続けない

          ペットさんの「とあるケア方法」で行き詰まっている飼い主さんへ

          ローズ一家の食事で気にしていること

          ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 以前、講座で、 「先生は栄養素○○が摂れるXXを食べるといい、とか、食材△△の栄養素は…みたいなブログを書かないですね」 と言われたことがあります。 はい、書きません(笑) なぜなら、実際に全然気にしてないから。 自分が気にしてないことはブログには書けないかなぁ。 (論文で書けと言われたら、書きます。笑) 皆さんは、日々の食事で「栄養素」を気にして食べていますか…? 私は、ローズ一家のごはんも、自分のごはんも

          人間よりも確実に繊細なペットさんたち

          ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 皆さんが「うちの子」って言っているわんちゃんも、皆さん人間も、同じ「動物」です。 同じように細胞の集合体で、血が通っていて、考えることもするし、感情、気持ちもある同じ「動物」です。 でも、 「私が感じないんだから、この子も大丈夫」 って感じで、動物的感覚を同様に考えるのは… ちょっと危険かな、と思います。 人間って動物的感覚に関しては退化しているように思うんですよね。 あ、退化って言葉はおかしいかな。 「鈍

          フードを食べなくて痩せてしまう

          ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 最近やけに多いご相談ですが、 「うちのパピーが、フードを食べなくて… でも、獣医さんにはフード以外はあげちゃダメ!フードを食べなくなりますよ。犬のおやつならいいけど、手作りはダメ!と言われてるんですが、食べないので、どんどん痩せていくんです。」 というもの。 私、これは大変由々しき事態だと思っています。 獣医さんにもお考えがあってのアドバイスだと思うんですが、特にパピーであれば、一生の間でもきちんと食べないとい

          犬の住環境の大切さをお伝えしていきます

          ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 ペット食育を勉強し始めた時、おばばとローズ一家は東京にいました。 その後すぐに鎌倉に移り住み、ローズ一家は庭付き戸建ての家で伸び伸びと過ごし、特にローズの子供たちは庭を走り回ったり日向ぼっこをしたり。 でもそこで、「環境」の壁にぶち当たります。 ローズはかなり丈夫な子なんですが、子供たちがなかなか繊細で(^^;) 湘南地域は、海も近くて最高な環境ですが(海好きな私は、本当は戻りたい。笑)光化学スモッグも多いし

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          味噌汁の記事から考えること

          ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 先日、Yahooニュースにこんな記事が掲載されました。 「味噌汁は加熱するから酵素が死んでしまう」は二重に誤解している…発酵食品が健康にいい本当の理由 元は、PRESIDENT Onlineの記事です。発酵のプロの日本醸造協会理事であり、糀屋さんの社長さんが書いた文章。 私はブログでも常に言っていますが、「酵母」と「酵素」は違うんですよね。それをきちんと詳しく書いてくださっています。興味がある方はぜひ読んでみて

          てんかんの原因は昨日食べたアレ?

          ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 講座でも、 「前日に○○を食べて下痢をして…」 「△△を食べたら赤い発疹ができて…」 「初めて□□をあげたらけいれんを起こして…」 という話をよく聞きます。 もちろん、下痢の場合、いつもと「違う質」のものを食べた可能性はなくはないので、もしかしたら○○が原因だったかもしれません。 赤い発疹も、もしかしたら、その△△にアレルギー反応を起こす子「かも」しれないので、△△が原因かもしれません。 でも、 けいれん発作

          「食事」とはなにか?

          ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 うちにはテレビがないので、ほぼ一日中、ラジオがついています。 ずっとradikoのエリアフリーでJ-WAVEを聴いているんですが、平日お昼ぐらいにはクリス智子さんという方がとても心地良い声で番組をされています。 それが!3月末で終了…(涙) というのを聞いて、あーそうだ、ポッドキャストに登録しておこうと思ったんですね。 クリス智子さんは土井善晴さんと「料理を哲学する」という番組をポッドキャストでやっています。

          牛乳はダメだけど豆乳はいい?

          ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。 ホワイトシチューを作る時やお菓子を作る時、うちの4頭は牛乳にアレルギーはないので普通に牛乳を使いますが、「え?!牛乳って大丈夫なんですか?!」とおっしゃる方がとても多いです。 大丈夫かどうかは「個体差」があるかと思います。 人間だって、牛乳アレルギーの方や、飲むとお腹がギュルギュルになる人っているじゃないですか。 そんな感じになる犬もいる「かも」しれません。飲ませてみて、ダメならやめればいいですね。 というと