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地味で、楽で、でもおいしい生活 #日記

2024/10/1

あっという間に9月は終わってしまって、もう街はハロウィンやら何やらの様相に完全に切り替わってしまった。

あのうだるような猛暑も、僕の住む街ではすっかり息を潜めてしまったようだ。暑がりで汗かきな僕にとっては大変過ごしやすいので、これと言って問題はない。

先日は早朝から動きっぱなしだったので、風呂も入らずに帰宅して寝てしまった。7時間以上講義を受けるのは、かなりしんどい。高校生の頃は毎日これ以上学校に拘束されていたと思うと、今の生活はだいぶ楽なはずなんだけれど。

そんなこんなで今日も朝6時には目が覚めてしまい、炊飯器をセットし、コーヒーを淹れてぼんやり本を読んでいた。体を動かしたい気分になったので、8時過ぎくらいにジムに行き、誰もいないジムで悠々自適に汗を流し、ついでにスーパーに買い出しに行き9時過ぎには帰ってきた。

午前中はなんだか時間が過ぎるのが遅い。というのも、いままでは午前中など用事がなければ寝て過ごすような日々だったので、余計そう感じる。

コーヒーを淹れる習慣ができてから、少しずつ生活がまともになってきた実感がある。自炊をするようになったのも、そのころからだし。

スーパーで魚と卵と、あとソーセージなどを買って、遅めの朝ごはんを作る。


真鯛のムニエルと、ご飯と味噌汁。

先日作ってみた鮭のムニエルが思いのほかおいしくできたので、今日は真鯛で作ってみることにする。自炊にしてはやや贅沢ではあるが、これでも全部で350円程度だと思う。

少し塩をまぶしすぎてしょっぱくなりすぎてしまった。今度は塩控え目に作ることにする。冷蔵庫で放置してしまっていた残り半分のニンジンで、簡単に味噌汁を作り、朝食完成。超シンプルだけど、それでいい。

最近、来春から一人暮らしを始める妹から自炊の成果がDMで送られてくる。どれも結構手が込んでいておいしそうにできている。その写真を見ながら、ひとり暮らしを始めた当初の自炊を張り切っていた自分を思い出し、なんだか懐かしくなってくる。極度の面倒くさがりな自分は、結局手の込んだ料理なんて全く続かなくて、一人暮らし開始一か月ほどでインスタント生活になってしまったのだが、。

僕の情けない体験談からこれから一人暮らしを始める人にアドバイスをするとすれば、簡単な料理を作れるようになるべし!ということだ。天ぷらとかハンバーグとか、手の込んだ料理なんて一人暮らしを始めたら面倒でやらなくなる(僕みたいなタイプの人間は)。面倒な料理のレパートリーしか持っていないと、それらが面倒になってしまったときに自炊すらしなくなってしまう。

だから、味噌汁とかムニエルとか・・・。超簡単だけど栄養もあっておいしい簡単メニューがいくつかあるほうが、実はよっぽど実用的なのだということに一人暮らし2年目でやっと気づいたオイラです。

地味で代り映えしない日々をいかに丁寧に暮らしていけるかが、結局いろんなことをやる上で一番大事なことなのかもしれない。そんな風に思える心の余裕も、午前中を有意義に過ごせているという実感からもたらされているように思う。今日もいい感じに過ごしていきたいところだ。

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