スリップ

アイディアはある。
しかしそれを形にすることは、容易とは言えない。
たびたび書き足すものがあるか、削るものがあるか吟味する。
ハッとさせられるアイディア、あるいは展開の技法が欲しい。

古来から伝わる展開の技法にモチーフを使用すると言うのがある。
中にはこれが使いにくいこともあるし、使わないものもある。
一向に書けない中、取っ掛かりをも求めている。

今日で筆を折るとなったら、それは明日が来ない時であろう。

あしたはこない

アイディアはそのままスリップしていくのだ

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