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子どものおもちゃは量よりもタイミング

こんにちは。ミニマリストパパ教員の学(がく)です。


先日、友達とカフェに行った際にこんな話になりました。
「子どものおもちゃってどうしてる?」

欲しいものはなんでも買ってあげた方がいいのか?
我慢させる方がいいのか?
家における分だけがいいのか?
どんな基準でおもちゃを選ぶのか?


そんな話題で私と子どもがまだいない友達男2人の3人で盛り上がりました。(友達的にはパパになる前に聞ききたい!ということらしい)


そこで今日は私が考えるおもちゃについての意見を2つ紹介します。


①欲しいものを変えるタイミングは年に数回



おもちゃ問題、パパママならどうしよう?って思った経験ありませんか?
我が家でもとても話題になりました。


我が家では「ほしい!」と言われても特別な日まで基本的には買いません。
クリスマスにサンタさんに頼もうとか。
長男の誕生日の時に買おう。だから、写真とっておくね!覚えておいてね!
などと言って、引き伸ばします。


子どもにとって、欲しいものが手に入るというのは大切な経験だとおもいます。だから、買いはするのですがそのタイミングは年に数回(兄弟の誕生日、自分の誕生日、クリスマス)が基本です。最初はイヤイヤいっていてもそれがルール(当たり前)になると大丈夫です(子どもの諦め、、順応とでもいうのでしょうか)。


長女は「〇〇ちゃんは買ってもらってる」とか、話題にすることもありますが(これも成長ですね。)、我が家は我が家のルールを大切にしてもらっています。


このルールを作った理由として大きく2点あって、、


1つ目は、なんでも欲しいものを買ってあげることになれると、物を買うのが当たり前になって、感謝の気持ちがもちにくくなること。


子どもの欲しいは瞬間的なものであることが多いです。
その時だけの話。次の日きいたら何にも思わないとか、早い時は数分後には気にしていなかったり(子どもの気持ちの移り変わりは素晴らしい好奇心の塊)、、だから、買う物はちゃんと吟味して本当に欲しいものを考えて買って欲しいと思っています。


うちの子どもの場合は、本当に欲しいものは2ヶ月たっても欲しい!といっているし、、、それなら親も満を辞して買ってあげたい!と思いますよね。

ものは多ければ多いほど幸せという考え方よりも、大好きなものに囲まれて幸せという感覚。考え方をもってほしいとも思っています。


2つ目は、人間の欲には際限がないということ。


1つ目と重なる部分がありますが、人間の欲には際限がありません。
欲しいと思うとどんなに十分な物があっても満足できません。それは大人のわたしたちもそうですよね。


十分な服はもっているにもかかわらず、雑誌やテレビで良い服を見たら欲しい!と思って買いにいくし、テレビで紹介された家電がいい!って思えば同じものがあっても買い替えますよね。それが人間。不合理な存在です。


だからこそ、あるものに満足する。あるものでどうにかする。という考え方を少しずつでも学習して欲しいと思っています。子どもに言葉でこの内容を伝えてもわかりにくいと思いますが、行動で習慣でなら、なんとなくわかってもらえると思っています。


ということで2つの考え方をもとに①のルールを設定しています。
もちろん、今どうしても必要なものは買いますし(最近は友達に手紙が書きたいというのでレターセットを買いました)、正直ルールはあっても親のさじ加減でこれは今あった方がいいだろうという物は買ってあげています(ルールとはいってもあくまで原則なので、例外はたくさんあります)。


②おもちゃは量よりタイミング

この記事のタイトルですね。

結論からいうと、タイトルの通り「おもちゃは量よりタイミング」です。


おもちゃはなんのための物かというと、子どもの遊びを充実させるためのものですよね。


子どもにとって遊びは非常に重要です。
子どもは遊びの中で想像力を高め、協調性を学び、集中力を身につけます。
そのための手段の1つとして、おもちゃがあるのです。
まずはこの前提が大切。


おもちゃが10個あれば、確かに遊びが充実するかもしれません。
でも、1個のおもちゃで5分遊んで、10個のおもちゃで合計50分と

2個のおもちゃしかなくて
1個のおもちゃで25分遊んで、2個のおもちゃで合計50分があるとしたら
あなたはどちらが子どもにとって有益な遊びだと考えますか?


私は後者だと考えています。
なぜなら、1個のおもちゃで25分あそぶということは、まず集中力がないともちません。それから想像したり友達と協調したりして遊ばないとそんなに遊べません。

だから、後者の方の遊びにより価値があると思います(もちろん前者がダメというわけではありませんが私は後者を狙っていきたいと思っているだけです)。


そして、創造性を駆使して、集中して遊ぶためのおもちゃには適切な発達と段階があります。そして、それは遊びを考えていく上で非常に重要です。


我が家では長男が2歳のころに、ネジや道具をつかって遊ぶおもちゃを買いました。まだ、早いかな?と思いつつ、いろんなおもちゃを見てこれを買ってあげたい!と思ったので、、息子は喜んで開けて遊んでいましたが、数分後には見向きもしませんでした。


そこでママと話したのは、「まだ早かったか〜」ということ。
そこで子どもが寝た後に、そのおもちゃは綺麗に箱にいれて、押し入れの中にしまいました。


それから、私がそのおもちゃを出したのは3歳をすぎてからのこと。
それまでは箪笥の肥やしでした。


しかし、3歳になってからは、それでよく遊んでいます。
自分で組み立てもするし、今まで遊んでいたトミカやプラレールと組み合わせてより遊びを広げていくし、、という形で盛り上がっていました。


モンテッソーリでいうと、「敏感期」という言葉があてはまりますが
やはり発達や学習経験に合わせておもちゃを出すタイミングは重要だと思いました。


そのままおもちゃ箱に置いておくという手段もありましたが、そうなると先述した、いくつかあるおもちゃの1つという扱いになってしまう。
それから、スペース的にもごちゃついてしまうという理由から押し入れにしまっていました。


我が家ではスペースを決めていて、そこに入らないおもちゃは一度しまいます。それでタイミングをみて出す形をとっています。


一度閉まって、数ヶ月後にだすと新しいおもちゃを買ったかのように新鮮な気持ちで遊んでいる様子もあるので、押し入れにしまう方法と買いすぎないという考え方を組み合わせて、少しずつ遊びのバリエーションを増やしています。


とある文献によると、少ないおもちゃで遊んでいる子の方が自分で工夫してよく遊ぶのだそうです。
現代ではたくさんのおもちゃやゲームがありますが、昔はそんなものもないですし、落ちている石や葉っぱ、枝やどんぐりなどの自然に落ちている物がおもちゃだったわけなので、、、、


ただ、資本主義の性質上、いろいろな物が溢れる時代(豊かな時代とも言えます)だからこそ、物との付き合い方は勉強するべきだし、いろんな物で遊んで取捨選択していくことも重要なので、自然にあるものがおもちゃだからおもちゃはいらない!なんていう極端なこと言うのもな、、、(昔はおもちゃなんか要らん!といってたこともあるのですが)ということで現段階ではこんな考え方をもとに日々おもちゃを買ってあげている我が家です。



あなたはどんな基準やルールでおもちゃを買っていますか?
どんな方法で子どもの遊びを広げていますか?


よろしければ教えてください。 



本日の記事は以上です。
読んでいただきありがとうございました。












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