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【オンライン販売のこと①】

初のオンライン販売を開始したのが2020.5
1ヶ月が経ってみてしてみたことについて振り返ろうと思います。

ここでは自分自身を振り返ってみて気持ち的なことに対して
・きっかけ
・作品画像について
・説明文章について
・まとめてみて思ったこと
とまとめてみました。
販売をしてみた結果については【オンライン販売のこと②】にまとめていければなと思っています。

はじまり〜〜

◎◎きっかけ◎◎

もともと5月中頃開催予定の展覧会にむけて、SNSで作品画像を公開していた4月末頃。もう皆さんよくご存知のように新型コロナウイルスにより、世の中の状況が日に日に変わり初めていた頃です。

HPに初めて1通のメールがきました

「いつかオンラインで作品を販売するお考えはないですか?」

送ってくださった方は、以前より私の作品をSNSを通してご覧いただいていたようで、作品についての感想と「オンライン販売について」の質問がありました。
私は陶器を制作しているのですが、販売というと実店舗や、陶器市などでしか販売をしたことがなく、「いつかオンラインでも販売できたらいいなぁ」とは思っていたものの、なかなかどうしたらいいのかも分からないし・・それに対する時間もないなぁ、なんて思って今まで取り組んでいませんでした。

「ゆくゆくはできればいいなと思っています」

そんなやりとりとメールをくださったお礼を返してその日は終わりました。
そうこうしているうちに、毎日毎日感染者数が増えだして、いよいよ緊急事態宣言も発表されて、ご飯屋さんも百貨店も活動自粛。学校も休校となってリモートワークが主になってあっという間に今までの生活が変わっていき、開催予定の展覧会も延期となり他での仕事も自粛となりました。

時間がないなぁと手につけていなかった「オンライン販売」
当初の予定がなくなってしまったことは、とてもとても残念だったけど
これを機に手をつけてみるべきだと。
なにより、全然知らない方からオンライン販売についてのご要望もあったことが私の背中を押してくれて

メールをくださった方に向けて販売できる場所を作ろう

その気持ちで以前から登録だけしていたminneでの販売にとりかかりました。

◎◎用意したこと◎◎
「作品画像について」

店舗や対面で作品を発表する時は、『実物がその場にある』ので来てくださった方がご自身の目で見て、時には触れて、私や周りと会話をして、その場にいるのが一瞬だけでも、作品について多くの情報を瞬時につかみとることができると思っています。
私自身そのやりとりがとても好きです。
対面での接客は私自身も多くのことを吸収できるし、なんていうか・・生のリアルなやりとりが根本的に好きなんだと思います。(接客に関してはまた、別の記事にも書ければなと思いますけど)

それに対してのオンライン販売
『実物がその場にない』
作品は「画像」でしか見れないし、質感は触れて確認できないし、会話は「説明文」として一方的に伝えることになる。今まで気にしなくても成り立っていたことが成り立たないなかでどうしたら良いのか・・「良い」のかとというより、作品自体や雰囲気がよりストレートに伝わるためにどうするのが一番なのかなと思いながら進めていきました。

「画像」と「説明文」でしか作品を伝えられない。
なのでまず作品の写真撮影が大事だと思って、他の人のオンラインショップを見たり、どんな写真撮りがいいのかも検索したりしていたのですが、もう情報が膨大すぎて・・・

ありすぎてなんかわからんわ!

となったのと、まぁそんなに多くの人が見はるわけでもないだろうし、私の好きな感じの写真にし〜ようっ!と、もともと別の用事で購入していた一眼レフと一緒にひとり撮影会を始めたのでした。

ゴミ出しの後c

余談なんですけど・・
すごくすごく忘れていたのですが、実は子供の頃から写真を撮ることが好きでした。今思い返せばとても贅沢?な気もしますが小学生の頃、フィルムの一眼を手に弟たちのラグビーの試合をカシャカシャ撮っていたのを思い出しました。写真屋さんにいって現像してもらって・・あれ、すごく楽しかったなぁ・・・いつのまにか携帯をもつようになってもっと気軽に写真が撮れてすぐ見れるようになって・・・スーーット写真を撮ることがなんだろう・・気軽に撮れるようになったからなのか、別に楽しいことがでてきたからなのか、あとは多分写真をちゃんと撮ってる人がいるっていうのをわかってから、撮らなくなった気がします。だから、久しぶりに撮りだすとだんだんその時の楽しい気持ちがでてきたのか、気づけば1日中撮影してたりしてました。

オンライン販売用の作品撮影をして思ったことが、

画像」だからこそ伝えられることもあるなぁ

ということです。(少なくとも私の場合は!ですが)
実際に使用したらこんな雰囲気だとか、こういう風に使えますよ
「使用している様子」をイメージ通りに表現できるのが良いところだなと思います。普段の日常に溶け込むようなイメージはやはり、実際に日常の中での写真画像があることでよりストレートに現されてるなと実感しました。

「説明文章について」

こうやってnoteを書いてるように、文章を書くことはどちらかといえば好き。・・・いや、どちらかというよりも、結構好きですね。多分。

だから言葉の言い回しだとか、意味だとか語呂だとか、これも自分の好きな雰囲気で書いていくことにしました。

伝えたいことは沢山あるのだけど、1〜10まで書いてしまうと多分面白さがだとか、想像する余地がなくなってしまいそうで、「雰囲気が伝わるくらいの文量でまとまるように」を意識していきました。

「文章を書くこと」が好きというのは、「自分の伝えたいことを一番ストレートに伝えることができる術」だと思っているからです。接客でリアルなやりとりが好きというのと矛盾してるかもしれないですが、対話でのやりとりは本来言わなくてもいいことを言ってしまう時があります。
伝えたい思いが強いからこそ出てしまう余計な言葉や単語が、逆に私の伝えたい雰囲気だとか表現したかったとことを曇らせてしまうのです。
そうならないためにも、よりブレない自分の芯を持っていることが重要なのですけど・・なかなか芯探しは難しい部分もありますよね〜
なので、一旦自分の中で整理できる時間が持てる「文章を書く」ということが私は好きです。
これも余談になりますけど、初めてTVで「耳をすませば」を見た時に雫みたに物語が書きたいと思ってA4ノートになんか書いてたのを思いだしました笑

◎◎まとめてみて思ったこと◎◎

オンライン販売を初めて1ヶ月経ったらnoteにまとめてみよう。と書き始めてみたら、自分が好きだったことを思い出させてくれた1ヶ月だったなぁと思いました。あと、「表現する」ってことがほんとに好きだったし、好きなんだなとなんだか他人事のようですが、改めて文章にしたら見えてきたのが、不思議で面白く感じています。
オンライン販売をしてみて実際のところどうだったのか、今回は自身の内側についての変化?結果?についてまとめました。大分長くなりそうなので、販売したことによる反応、自分の外側?については【オンライン販売のこと②】でまとめてみます〜
ながながとお付き合いいただきありがとうございました

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おしまい〜
2020.6
instagram/HP/minne

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