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yuri1999
◆愛しい人の生死に直面したときの負エネルギーを涙以外に変えた方法② 〜幸せへの糧〜
しとり
しとり
あまつぶひとつ
重んじる
あまりに
あながあく
断てない
命雨の連鎖よ
やすらかに
明日こそ
わたしに
降りそそげ
本格的な梅雨入り
独特な雨臭さが
腐敗臭をかき消してくれて
ぎこちなく立てられた線香が
鎮魂香としての役割だけでなく
まさに目の前の肉体から
心が切り離される瞬間に
目を背けさせないようにと
意識を繋ぎ止めていく
「さよなら」とは違くて
どこかで生きている現実さえあれば
いつだって心のあなたを笑顔にできるのに
肉体の果てを間近に見て
どうしてそこに心の存在を信じ抜けるのでしょう
輝きを失った虚な瞳が呪いのごとく
未だあなたを見つめ続ける
やっぱりわたしは
一縷の涙さえ流せないの
***
今回は「◆愛しい人の生死に直面したときの負エネルギーを涙以外に変えた方法① 〜心と肉体の果てに残るもの〜」の続き記事です。
▶︎娘を捧げることで手に入れた「心と肉体の果て」
目を背け続けた「死」から十年あまり、身近に「死」を受け入れる機会もなく、妄想の死後を描くばかりでした。
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