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インスピレーションの源を探る【うみゆりぃの心ほどける夜語り:第九夜】

この記事は、stand.fmにて放送しております。
ぜひ、うみゆりぃの夜語りの放送でもお楽しみください🎧


ようこそ、創造の扉を開く夜語りへ。

日常の喧騒を離れ、心の奥底に眠るひらめきを探す時間。 言葉が響き、音楽が揺れ、アートが囁くこのひととき、 今夜も、あなたの感性にそっと寄り添うお話をお届けします。

ご案内するのは、アーティスト うみゆりぃです。


前回は、“創造力を育むための習慣”についてお話ししました。 創造の種は、日々の積み重ねの中にあるということ。 その小さな習慣の積み重ねが、やがて大きな表現へとつながる——。 そんなお話をしましたね。

そして今夜のテーマは、“インスピレーションの源を探る”ということ。創作の世界に生きる人にとって、インスピレーションはまるで命の水のようなもの。 では、それはどこからやってくるのでしょうか?

私自身の経験と、本日は上野の森美術館で出会った天才アーティストのご紹介を交えながら、お送りしたいと思います。

さあ、今夜も、言葉と音楽とアートが織りなすひとときに、耳を傾けてみませんか? ここから始まるこの時間が、あなたにとって特別なものになりますように。

それでは、うみゆりぃと一緒に、心の旅へ——いってらっしゃい。


◆インスピレーションの源とは

“インスピレーション”—— その言葉を聞くと、どんなイメージが浮かびますか?

雷のように突如として降りてくるもの? それとも、静かに心の奥で育まれていくもの?

私自身、創作のたびに考えます。 “今の私は、どこからインスピレーションを受け取っているのだろう”と。

インスピレーションは、意外なところに潜んでいます。 例えば、道端の何気ない花の色。 雨の音、街のざわめき、誰かの笑い声。

また、過去の記憶や、旅先で見た景色、 そして、心が揺さぶられた瞬間の感情も。

私が絵を描くとき、あるいは詩を書くとき、 ふとした瞬間の“ひらめき”がすべての始まりになります。

でも、そのひらめきは、偶然訪れるわけではなく、 普段からどれだけ“受け取る心”を持っているかが鍵になるのです。


◆インスピレーションを引き寄せる方法

では、インスピレーションを引き寄せるには、どうすればいいのでしょう?

私が大切にしているのは、“感覚を研ぎ澄ます”こと

日常の中で、五感をフルに使ってみる。 目に映る色を意識する。 風の匂いを感じる。 触れたものの温度や質感に注目する。

そうすることで、何気ない景色が、 ある日突然、創作のエネルギーに変わるのです。


◆インスピレーションを育む方法

もう一つ、インスピレーションを育む方法。 それは、“異なる世界に触れる”こと。

自分の知らない場所へ足を運ぶ。 読んだことのない本を読む。 まったく違うジャンルの音楽を聴く。

新しい刺激が、新しい発想を生む。 私自身、旅先で目にした風景や、 偶然出会った言葉から、作品が生まれることがよくあります。

たとえば、ある日の夕暮れ。 オレンジと紫が混ざり合う空を見たとき、 “この色をキャンバスに映したい”と思った。

その瞬間が、インスピレーションとなり、 新しい作品の始まりになったのです。


◆天才アーティストの感性をご紹介(お一人目:天虹〜TENKO~様)

先日開催された上野の森美術館での展示で、 私は二人の素晴らしいアーティストと出会いました。 彼らの作品を見て、話をして、 改めて、インスピレーションとは何かを深く考えさせられました。

お一人目は、 美術館での緊急コラボ収録にも登場いただいた“天虹”さん。

彼の作品は、一見、衝動的に描かれたように見えます。 でも、よく見ると—— モノトーンの境界線の繊細な塗り分け。 額縁を越えて広がる細やかなしぶき。 そして、普通の絵描きには真似のできない独特の筆跡。

それらすべてが、彼自身の人生から生まれたもの。 彼は書の道で鍛錬を積まれていたそうです。 なるほど、と納得しました。 筆の運びや空間の取り方、そのすべてが 彼の経験そのものなのです。

“天虹画”と呼ばれる彼の作品は、唯一無二。 誰にも真似できない“彼だけの作法”が、 インスピレーションの結晶として現れているのです。


◆天才アーティストの感性をご紹介(お二人目:wawawah せりな様)

そしてもう一人のアーティストは、 ペン画を描く“せりな”さん。

彼女の作品は、 白いキャンバスに黒のペンで紡がれた線画。 しかし、その中には、 さまざまな形が無数に散りばめられています。

人の顔、動物、道具、幾何学模様——。 でも、驚くべきことに、 彼女自身は“何を描いたのか説明できない”と言います。

つまり、彼女の作品は、 見る人の想像力によって完成するアート。

見る人の経験や記憶が投影され、 “これは○○に見える”と発見するたびに、 作品は違う顔を見せるのです。

そして彼女、 描くことにまったく飽きも疲れも感じないそうで——

なんと、手を腱鞘炎にするほど描いてみたい!と。 実際に、インスタライブで イケアのロール紙20〜30メートルに 細かいペン画を延々と描き続けたこともあるそうです。

描き終えるまで帰らない!と決め、 結局、夕方には完成してしまったというお茶目なエピソードも。

これぞ、まさに“天才”ですよね。


◆個性をかたれる環境を創り出す

彼らと話をしていて、改めて思いました。

アートとは、自由でいい。 自由に創造する過程で、 個性——“オリジナリティ”が磨かれていくのだと。

お二人のインスタは概要欄に記載しておきますので、 ぜひその作品をご覧になってみてください。

そして、天虹さんの新作は、 今週から始まる“クリエイティブ文化展”にも展示予定。

なんと10メートルの大型アート! テーマはジンベイザメ——。 今からとても楽しみです。


インスピレーションの源は、 決して特別なものではなく、 あなたのすぐそばにある。

ただ、それに気づくかどうか。

心を開き、日々の瞬間を大切にすることで、 インスピレーションは自然とあなたのもとへ訪れるのです。

インスピレーションを育むための第一歩。今週末はみなさんで東京スカイツリーの元、ソラマチへ足を運んでアートとそれを生み出したアーティストたちの想いに触れてみませんか?


◆まとめ

今夜の放送も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

“インスピレーションの源”について、 少しでも新しい発見があれば嬉しいです。

次回の放送では、“孤独と向き合う——ひとりの時間の豊かさ”についてお話しします。 ひとりの時間は、決して寂しいものではなく、 創造のエネルギーを蓄える大切な時間。 その豊かさについて、一緒に考えていきましょう。どうぞ、お楽しみに

それでは、今夜も心穏やかな夢を。 あなたの創造の翼が、優しく羽ばたきますように。

——「うみゆりぃの夜語り、心に咲くひとひらを、あなたに。」

おやすみなさい。


◆アート展のご案内です!

ぜひ、ご来場ください。お待ちしております✨

【東京スカイツリー元ソラマチにて】

🎨クリエイティブ文化展〜あなたの正解がきっと見つかる
 会場:東京ソラマチ5Fスペース634
 会期:2025年2月28日(金)~3月2日(日)
 11:00~18:00 ※初日は16:00まで


◆*うみゆりぃ*作品

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*うみゆりぃ*|クロノ×エッセイスト
恋し続けるために顔晴ることの一つがnote。誰しも恋が出来なくなることなんてないのだから。恋しようとしなくなることがわたしにとっての最大の恐怖。いつも 支えていただき、ありがとうございます♪

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