技術書編集者の読んだ本・好きな本語ってみた
こんにちは。翔泳社技術書編集部オレオです。
2回目となる投稿ですが、いろいろ書き始める前に自分のことをもう少し知ってもらおうと思いまして、読んだ本やずーっと好きな本を紹介をしていきます。
①『独習Java 第6版』(翔泳社、2024/2/15刊)
1冊目のご紹介は直近の担当作である『独習Java 第6版』です。
「担当作かよ! 」というツッコミはごもっともなのですが、読んだ本として挙げたのにはちゃんと理由があります。
実は私、元々エンジニアをやっていまして、技術系の知識はそれなりにありました。なので、この書籍の担当を始めた時は「中身もそれなりにわかるし、検証作業とかもよゆ~、よゆ~ 」とか思っていました。ところがどっこい、全然思うように手が動かず、基本文法ですら怪しくなっていました……。
さすがに焦りを感じたので、無事刊行された今、改めて読み直して知識の再インプットをしている訳なのです。
編集として担当していると、編集作業に手いっぱいになってしまい、知識のインプットなんてしている暇はもちろんないです。なので、一読者として読んでいるとまた違った見え方になってくるので、案外じっくり読み直すのもいいな、と思っています。
ということで『独習Java 第6版』。Javaの基本をとても詳細かつ丁寧に解説し、サンプルコードで手を動かしなからも学べる1冊になっているので、知識の再インプットをしたい人はもちろん、これからJavaを学習したい人にもおススメの本なので、書店やAmazonでぜひ購入してくださいね! (結局宣伝)
②『すべてがFになる』(講談社、1998/12/15刊)
有名な本なので、ご存知の方も多いかとは思いますが、最近読み直したのでここでご紹介しようかと思います。
あらすじ
この本、ほんとに1998年に刊行されたものなのか?となるぐらい、現在では当たり前になっている技術が多く出てきています。もちろん先行研究などはあったとは思うのですが、それをここまで取り入れて、かつミステリーとして成立させていることに終始驚きが止まりませんでした。
今この時代に生きているからこそ、考えてしまう、惑わされてしまったりすることがきっとあると思います。エンジニアの方、テクノロジー、先端技術に興味のある方はぜひ一度は読んでみてはいかがでしょうか?
③『ブルーピリオド』(講談社、2017/6/24~「アフタヌーン」にて連載中)
私の人生のバイブルになっているマンガです。何か迷ったり、悩んだりしている時には何回も読み直しています。
あらすじ
印象的なシーンはたくさんあるのですが、ここ最近のなかでグッときたシーンは、八雲が「またな」と言って部屋を出て行くシーン。彼の中で神様的な存在でもあった「まち子」が描かれなくなったことで、彼が大人になったことを暗喩していて(神様は子どもにしか見えないんよ、と後のシーンで語られています)、立ち直ったことの表現として、こんな表現もあるのかと、とても感動しました(あくまで個人的解釈です)。
と、ここで語り始めてしまうとしばらく「ブルーピリオド」について語る記事が連続してしまうことになるので、なるべく気持ちを抑えながら今この記事を書いています。それぐらいすばらしい作品です。
どの登場人物も、作品を通して自分と向き合い、内面をさらけ出して美術の世界で必死で生きていきます。それは決して楽なみちではなく、たくさん傷ついて傷ついて、それでも前に進んでいかないといけない。 そんな彼らを見ていると、自分もこんなことで悩んでられない、がんばらないと、という気持ちになります。
みなさんもぜひ、一度読んでみてください。
ということで、私の読んだ本・好きな本を紹介してみました。少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひみなさんも読んでみてください!(特に①は読んでくれるとうれしいです!! )
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最後までお読みいただきありがとうございました!
次、自分が記事担当になったら何を書こうか、、、
オレオ