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「課題」を発見する難しさを感じたときに読んだ本【徒然読書⑳】
アイデアを実際に実現しよう、具体化しようとするのは楽しいことです。
未来を考えるたび、可能性が広がるのを感じるたび、わくわくします。
ただ、誰がハッピーになるのかどんな価値があるのかを説明する段階でいつも壁にぶち当たります。
こればかりは、ビジネス経験や想像力、幅広い知識がモノを言うところもあります。
新人にとっては、難しい部分です。
だけど、そうもいっていられないので、私なりに課題をどう考えれば良いのかを本を読んだりサイトを見たりしました。
その一部を今回紹介します。
こんなかたにおすすめ!
✔起業までは考えてないけど、新しいことを実現したい方
✔企画やサービスを世に出したい方
✔起業家の考え方を学びたい方
まず最初に何を考えるべきなのでしょうか?
・誰の何の課題を解決しているのか
・スケールできるのか
・既存のサービスに置き換わる新しいサービスか
・ビジネスとして成立するのか
・数年後により多くの人に使われるサービスか
まずこれらに即答できなければ、まだ固まっていないと言うことです。
さらに「誰がそのサービスを使うのか?」を深掘りすると、以下の問いが生じます。
・誰がそのサービスを使うのか?
・なぜ使ってくれる/使ってくれたのか?
・どういう課題があったのか?
・どうやって課題を解決したのか?
・どういうシーンで利用してくれるのか?
・今までその課題をどうやって解決していたのか?
・次回以降も使い続けてくれるか?
収益モデルや市場分析においても、究極的にはこれらの問いに答えられるか?がキモになってくると思います。
だからこそ、特定のユーザセグメントや領域、業界を絞って何が起こっているのかをひたすら見ることが必要なのです。
潜在顧客がいるところに出向いて、まずは体験してもらったり。
自分たちのサービスの根幹にある付加価値を最大化していくのです。
この本には実際に起業した方へのインタビューや、実例を豊富に取り上げられており、イメージしやすくすらすら読めました。
収益モデルとして、ユニットエコノミクスの説明やCAC(顧客をひとり確保するのにかかるコスト)の見方も書かれており、より実践的だと感じました。
ただ読んで満足するのではなく、つかみとった要素を自分ゴトとして当てはめて分析を進めていきたいと思います。
私にはこれがまだ足りなくて、最初に取り上げた問いに答えれなかったりズレてしまったりしているのです。
だからこそ課題分析の手法やペルソナ、UX、市場分析(マーケティング)の勉強と並行しながら、より本質的な課題をつかめるように取り組んでいきたいです。