関東大震災発生から100年を迎えて【党談話】
本日9月1日の「防災の日」で、関東大震災発生から100年が経過しました。この震災による死者・行方不明者は10万5千人以上と推定されています。私たちは、震災でお亡くなりになった方々に心から哀悼の意を示すと共に、今後発生することが予想される南海トラフ巨大地震などによる地震災害、さらに気候変動がもたらす自然災害の深刻化に対して、国家主導でより綿密な対策を進めることを強く訴えます。
さて、関東大震災に乗じて朝鮮人、中国人および日本人が虐殺される事件が起きたことを忘れてはなりません。松野博一官房長官は8月30日の記者会見で、「政府として事実関係を調査する考えはあるか」という記者からの質問に対し、「政府として調査した限り、政府内において事実関係を把握できる記録が見当たらない」との発言を繰り返し、追加調査しない意向を示しました。
歴史に向かい合うことを避け続けてきた自民党政権らしい答弁です。私たちは、岸田政権に対し、真摯に歴史に向かい合い、真相究明とその結果に基づいて適切な対応を取ることを強く求めます。
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