見出し画像

ミュージカルオタクが2023下半期を振り返る+α

書く度に「お久しぶりです」と言っているような気がします。
のこです。
もう年の瀬ですね。

今年の全ての現場が(わたしの中では)終わったので、上半期同様まとめたいと思います。

まえがき


えーと、いちおうミュージカルオタクとしての振り返りなので、ミュージカルとかコンサート、演劇の振り返りをしようとは思うのですが……。

やはり、触れないわけにはいかないので、触れます。

2023年は、というか主に下半期は、わたしの音楽人生を構成してくれた方々との悲しいお別れがありました。
名前は敢えて出しませんが、わたしのことをご存じの方は分かってくださっていると思います。

正直、今も悲しみはなくなりません。
というか、一生、ゼロにはならないと思う。

有難いことに、わたしの周りには優しいひとがたくさんいてくれるし、他の趣味も充実しているし、そのおかげで、楽しいことは楽しめています。
でも、やはりふとした時に思い返して悲しくなってしまうし、これからもそうなんだろうなと思います。

でも、それでいいんだと思う。
来年も、「ありのままのわたし」でいこうと思います。

上半期のまとめにも書きましたが、今年は実家を出て一人暮らしを始めて拠点を関東に移して……
など、激動の一年となりました。
下半期も、それ以上に激動でした。

その辺りも、本題から逸れてしまうので詳しくは残しません。
ただ、色々あった(というか、ありすぎた)年だったということは、残さずとも忘れられそうにありません。

これからも変わらないのは、ご縁を大切にしていきたいな、ということ。
わたしのポリシーとして、「すべてはご縁とタイミング」というのがあります。
来年も、出会えた人や作品を大切にしていけたらと思います。


いざ本題!!!

下半期は、観た作品数としては少なめでした。
いや、上半期が多すぎたので、下半期は削ったんでしたわ。
いやいや、スリルミー再演にすべて捧げたんでしたわ。

ということで、まずは外せないこれ。

わたしといえばスリルミーで賞

『スリル・ミー』

はい。
もう、わたし=スリルミーかMA
みたいなとこあるでしょう?(?)

でも、実は東京でスリルミー観たのって、2021年までだと2013年だけだったのよ。
今回初めてシアターウエストで観劇できたし、地方には一切行かずに東京だけで6回観ました。

記事の中で語りつくしたので、ここでは諸々割愛しますね。
詳しくは、ブックへ。

大満足の2023スリルミーでございました。


絢爛豪華で賞

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』

帝国劇場
帝国劇場

帝劇で撮影可能となった作品。
プレビュー初日含め、3回行きました。
本来ならば芳雄さんの楽日にも行くはずが、なんと自分がコロナに……。
でも、3度行けて良かったです。

すべてB席だったんですけども!
じゅーぶん楽しんだ!!

というのも、発表されてからチケ代や座席の話題で持ちきり……
どころか、来年の再演が発表された今もなお、話は尽きませんね。

この話題も長くなるので割愛しますが(なんとかなってほしい問題ではある)、ムーランに関しては、初日に劇場の中へ入って納得しました。
劇場全体が赤・赤・赤!
象と風車!!!
こりゃすごいわ。

もちろん、内容も豪華。
ダンスや歌唱、ショー的な要素も素晴らしく、
「ここ、ブロードウェイですか?!」
って思っちゃうくらいの盛り上がり。
しかも、プレ初日からそうだった。

でも、ただただ豪華なだけではなく、観る度にストーリーの深さもグッとくるようになったのが良かったですね。

さて、来年は何度行くかなぁ……
(席種はどうなるかな……)


歌も内容もえぐかったで賞

『ラグタイム』

日生劇場

ムーラン・ルージュの後に発表されたこちら。
実際にBWでご覧になった方の評判もよく、キャスト的にも期待していました。
結果的に2回観て、2回とも1幕終わりと2幕の途中からダダ泣き
あのさ、みんなよく1幕終わりにスッと席立てますね……?!
ってくらい、耐えきれなかったです。
それぞれ違う友達と行ったのですが、どちらの回も、わたしと友達はだばだば泣いていた。

誰がすごかったかは愚問ですね。
みんなそれぞれすごかったんだもの。
それに、感想というよりも「どう感じたか」を大切にしたい作品だなと思いました。
とにかく素晴らしかった。
再演があったら絶対に行く。
そして、絶対に泣く予感しかしない。


あなたの本気はどこまで行くんで賞

『プリンセス・ミュージカルセレクション 2023』

ブルーノート東京

番外として、田代万里生さんのブルーノートでのコンサートを挙げました。
いや、他の作品でも万里生さんはいつだって強火なんですけど、この日は特にそれを感じました。
女性のミュージカルナンバーばかりを歌うという万里生さんならではのコンサート。
この音楽を担当できるのはやはり大貫さんですよね。
大貫さんも素晴らしかったです。

わたしは1stのみ参加したのですが、席がとんでもない場所でございまして。
この日に用意されたオリジナルカクテルの名前を、ステージ上の万里生先生から直接聞かれるというサプライズがありました。

特製カクテル「ピーチプリンセス」

先生、抜き打ちがお好きですね……。
なんとか答えられた優等生でした^^
同じテーブルだった皆さんも、色々お話してくださってありがとうございました!

歌もトークも楽しかったのですが、なんと2ndではムーランでマチネ終わりの井上芳雄さんがいらっしゃったということで『プリンセス・ハート』を披露したという。
自分は目撃できてないけども、皆さんのレポがめちゃくちゃ楽しかったです。

しかも、そのままその日は芳雄さんのラジオも生放送だったんですよね。
22時の生放送にそのまま向かうというバタバタっぷりは流石としか言いようがないですわ……。

来年もきっと強火の田代万里生さんはどこまでも突き進んでいくことでしょう。
色々な意味で楽しみです。


井上芳雄5作コンプしたで賞

これは作品に対してではなく、自分に捧げたい。

ご本人もおっしゃっていましたが、2023年の井上芳雄さんはミュージカルに5作出演されました。
上半期に『エリザベート』(博多座)、『ジェーン・エア』
下半期に『ムーラン・ルージュ』(6月末のプレビューから)、『ラグタイム』『ベートーヴェン』

わたくし、5作無事コンプしました!!!
ありがとう!!!
上半期の博多座行けたのは大きかったです。
芳雄さん本当にすごいんだなと再認識した年でもありました。

わたしの観劇納めもベートーヴェン。

日生劇場

作品の感想としては、「いかにもなクンツェ&リーヴァイ作品」でありながら、これまでにない空気も感じたといったところでしょうか。
ベートーヴェンの曲がベースなので。

こちらも歌うまが集まってて、すげぇことになってるんですけど、
ベッドに仰向けになってとんでもない声量で歌う井上芳雄さん
一体どうなっているのでしょうか。
おかしい。(褒めています)

あとね、花總まりさんの涙ってものすごく説得力ありますよね。
観ているこちらももらい泣きしそうな涙。
やっぱりすごいお方なんだなぁって。
芳雄さんも「花ちゃん」って少しずつ呼んでいってるみたいだし!
(良かったね……)

年明けの地方公演も無事完走できますように。


ちなみに、来年の生芳雄始めは『メディア/イアソン』になりそうです。
たぶん。
久しぶりのストプレも楽しみ。


おまけ:推し劇場

今年改めて思ったのが、日生劇場だいすきだなぁってこと。
わたしの推し劇場は、一度しか行ったことのない博多座なのですが、今年も日生劇場へ行くことは多かったし、来月も既に予定があります。
座り心地、見え方、ロビー、トイレ列の捌きっぷりなど、いろんな点において日生劇場も素敵です。
大切にしていきたい劇場だということで、勝手ながらおまけの賞を捧げます。
トップの写真を日生劇場にしたのはそのためです。
来年もよろしくお願いします、と劇場に一礼。


総括

以上、下半期も「○○で賞」の形で発表してみました。
こうしてみると、スリルミーか井上芳雄かって感じの下半期でしたかね。

ここに挙げていない作品でも、すごく心に残った作品はありました。
やっと生で『生きる』を観劇できて、やっぱりだばだば泣いたし。
『アナスタシア』は、もっと行きたかったな~って思ったし。

来年も、健康で充実した観劇ライフを送っていきたいです。

noteを始めて以来、たまにしか更新できていませんが、こうして振り返って書く時間は楽しいですね。
また不定期で書いていけたらと思います。

ご覧いただきありがとうございました。
また、実際にお会いできた方にも感謝です。
皆さま、よいお年をお迎えください。

いいなと思ったら応援しよう!

立花のこ
サポートは不要です。読んでくださったあなたと、またどこかでご縁がありますように。