言葉は刃物
こんにちは。
今日改めて言葉の持つ 威力を実感する出来事があったので共有させていただきたいと思います。
昨日の夫が帰宅するや否や、 寝室に直行し、そのまま 夕飯時まで眠ってしまいました。
そのまま夕飯の時間になり、いつものように食事をしていましたが、やはり なんだか元気がない様子でした。
私はただ『少し疲れてるのかな?』と思った程度で、そのまま 特に言及はせず、息子と先に寝てしまいました。
そして今朝になり、やはり 夫はいつもと違う様子だったので、
『大丈夫?疲れてるの?何か手伝おうか?』
と尋ねたところ 、
『どうして 昨日○○なんて言ったの?すごく傷ついて、どうしていいかわからなかった』
と言われてしまいました。
詳しい 背景は控えさせていただきますが、私としては その○○の発言が 、夫をそこまで深く傷つけていたなんて、全く思いもしませんでした。
むしろ私はその発言が、アドバイス 的な形で、何か夫の助けになればと思っていたほどです。
『こんなに自分の思いと、他人の捉え方は違うんだ』
と改めて実感しました。
自分には全く相手を傷つけようなんて意図がなくても、言葉ひとつで、相手にひどい思いをさせてしまうことが簡単にできてしまいます。
まさに、
『言葉は刃物である』
とつくづく思い知らされました。
私は夫に深く謝り、傷つけるつもりは 全くなかったことを伝えました。
夫はもともと とても優しい人なので、もし私が夫の落ち込んでいる理由を言及しなければ、お互い気まずくなることを避けるために、今回のことについては触れずにやり過ごすつもりだったんだと思います。
でも私は今回 正直に 夫の気持ちを聞くことができて本当に良かったと思っています。
そうでなければ、自分にとってとても大切な人を、自分が傷つけた事実 に いつまでも気づくことができなかったからです。
私たち人間の感情は生ものと同じで、自分では何ともないと思っても、 その見過ごした感情は放っておくとやがていつか腐って、その人の心を蝕んでしまいます。
だから 相手が大切であればあるほど 、嬉しいことはもちろん、悲しいことや 傷ついたことは 必ず正直に伝えるべきだと私は思います。
そうでないと、どんどん言葉の刃物としての威力が強くなり、取り返しのつかないことになりかねません。
今回のことで、相手の様子をもっと深く考察しながら、できるだけお互いが正直に気持ちをぶつけられるような関係を築いていきたいと思いました。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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