【2023メンバー募集(5/8締め)】PMI日本支部SDGsスタートアップ研究会~PMが実践で法人のSDGs支援をする愉しさ~
PMI日本支部 SDGsスタートアップ研究分科会の稲葉涼太です。
PMI日本支部の理事とSDGsスタートアップ研究分科会の代表をしています。
私たちは2023年度(4月-3月)の新規メンバーを募集しています。
私自身、立ち上げから部会代表をしていますが、とてもやりがいがある楽しい活動です。
募集締めが5月8日と間近ですが、ぜひこのnoteを読んでくださる方が新しい仲間になってくれたら嬉しいと思い、本noteでも紹介します。
※募集の詳細はPMI日本支部SDGsスタートアップ研究会新規メンバー募集ページをご参照ください。
SDGsスタートアップ研究会とは
本note創刊号と重なる部分もありますが、私たちは内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」の中PMI日本支部が立ち上げた分科会「SDGsスタートアップ研究分科会」を運営し活動を推進するPMI日本支部の部会です。
ちなみに、内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」とは、我が国におけるSDGsの国内実施を促進し地方創生につなげることを目的に地方自治体、企業、NPO、大学など6,958の法人(2023年1月時点)が参画する、官民連携の場として設置された交流・マッチングプラットフォームです。
地方創生に資する具体的な事業の創出やその事業を進めるために官民連携を促進することを目的とする「分科会」が33件(2023年1月現在)活動していて、私たちの分科会もその一つです。
私たちの活動
■私たちの課題認識と目的
SDGsの認知度も上がり、多くの企業や行政やNPOや教育研究機関で「SDGsいいね!」「SDGsやろう」という機運は高まっています。
しかし、いざ実際にSDGs事業を立ち上げようとすると、中々立ち上がらないし、何とか立ち上げても上手く進まない。
そういう課題認識を私たちは持っています。
もちろん、そうなる理由は色々あります。
SDGsのような社会課題、環境課題を事業として解決する場合
① 何を目指せばよいのかわからない
② 問題意識はあっても解決すべき課題がわからない
③ 解決すべき課題の認識があっても、どう解決していいのかわからない
④ 解決策がわかっても、どう社会に普及させて広めて良いのかわからない
⑤ 答えが初めから明確じゃないためどう計画してよいのかわからない
⑥ 自分たちの活動がうまくいって社会・環境課題を解決できているのか、うまくいっていないのか評価方法がわからない
…などです。
しかし、答えがわからないのにいつまでも「確からしい計画」を作ることに時間をかけていては、いつまでも事業は立ち上がりませんし進みません。
■私たちの活動コンセプト
私たちはSDGsの活動を実際に立ち上げ・推進させることをコンセプトに活動しています。
「アジャイル」と「リーンスタートアップ」という考え方や「SDGコンパス」というフレームワークをベースに、「デザイン思考」や「ロジックモデル」などの手法を組み合わせ、素早くSDGs事業を立ち上げ素早く軌道修正しながら進める「SDGsスタートアップ方法論」という新規SDGs事業の立ち上げのためのマネジメント方法論を開発し、改良し続けています。
※SDGsスタートアップ方法論に興味がある方はSDGsスタートアップ研究分科会 YouTubeチャネルでもシリーズで短時間解説動画を掲載しています
また、PMI日本支部SDGsスタートアップ研究会WEBサイトの方法論コーナでも小論文掲載を行っています。
■私たちの主な対外活動
私たちの活動は多岐に渡ります。
その中でも対外的なコアな教育活動やプロジェクトマネジメント支援活動は以下です。
①ベーシックコース(研修・ワークショップ)の実施
SDGsスタートアップ方法論を体得できる研修・ワークショップを年間3回シリーズで開催しています。
2019年~2022年まで企業・行政・NPO・学校法人等、約89団体に研修・ワークショップを提供しています。
②アドバンスコース(プロジェクト・マネジメント支援)の運営
法人の実際のSDGs事業にSDGsスタートアップ方法論を提供し、プロジェクト・マネジメントを支援しています。
2023年度は6法人のプロジェクト・マネジメントを支援しました。
※本Blog過去記事「SDGs実践活動の楽しさと価値~SDGsスタートアップ研究分科会『アドバンスコース』について~」もご参照ください。
③「SDGsスタートアップセミナー」(秋・春)の開催
ベーシックコースで学べるSDGsスタートアップ方法論などの研究成果や、アドバンスコースの実践活動事例を、PMI日本支部会員に限らず、広く一般参加者向けにも提供するセミナー(毎回100人以上が参加)も毎年秋・春に開催しています。
※この春のセミナーの様子は本Blog過去記事「SDGsスタートアップセミナー2023~今年度の集大成~」もご参照ください。
今年度のメンバー募集について
私たちはワーキング・チーム制で運営し、メンバーは最低一つのチームに属しています。
各チームごとの募集要項の詳細は新規メンバー募集ページをご参照いただきたいですが、ここでは各チームの概要の紹介とチームリーダの動画めつせーじを紹介します。
興味があるチームがありましたら、ぜひご参加ください。
①アドバンスコースチーム
実際の法人の、SDGsをテーマにしたプロジェクトのプロジェクト・マネジメント支援を行うチームです。
1法人につき、主担当と補佐2名~3名で担当します。
アジャイルやプロジェクト・マネジメント、コンサルティング、ファシリテーションなどのスキルを用いて事業創発や事業推進などが醍醐味です。
※本Blog過去記事「SDGs実践活動の楽しさと価値~SDGsスタートアップ研究分科会『アドバンスコース』について~」もご参照ください。
また、2か月に1回、各支援先団体合同で対話を行うアドバンスコース情報交換会のレポートも公開しています。
②ベーシックコース・チーム
SDGsスタートアップ方法論を研修・ワークショップで提供するチームです。
方法論自体のブラッシュアップや、研修資料作成、ワークショップデザイン、当日の研修講師やワークショップ・ファシリテーションなどを行います。
※過去のベーシック・コース開催レポートも公開しています。
③評価手法チーム
SDGsプロジェクトを立ち上げた後に難しいのは、その事業がSDGsの観点でうまく行っているのかどうかを適切に評価することです。
評価に基づき、そのまま進むのか改善や軌道修正するかの判断を行いますが、どう適切に評価するかが活動の舵取りの大事なポイントであり、このテーマは世界的にも重要かつ難しいテーマです。
評価手法チームは、SDGs事業評価の適切な方法や指標を検討するチャレンジングなチームです。
④マーケ・リサーチチーム
世の中のSDGs事業を進めていく上での課題や、SDGsを取り巻く最新動向や傾向を調査と分析し、私たちの活動テーマのインプットを行い活動の改善や新たな活動テーマを検討するチームです。
⑤PMOチーム
当部会を支える屋台骨であり、新しい企画を検討するチームでもあります。
PMOチームは更に3つのサブチームがあります。
企画担当チーム:セミナーイベント等の企画と運営推進、当部会のビジネスモデル整理、当部会内のコミュニケーション円滑化のためミニイベントやコミュニケーション円滑化のためガイド作成などのコミュニケーション・プランニングや新企画検討などを行う。
広報担当チーム:SNSを活用して、当部会活動の普及や協力者・応援者の輪を拡大するための企画を立案・推進するチームです。当部会はSDGsスタートアップ研究分科会 note、SDGsスタートアップ研究分科会 YouTubeチャネル、SDGsスタートアップ研究分科会Facebookグループを運営しています。
事務局担当:部会内の各チーム間調整や、分科会参加の各団体との日程調整や提出物管理・各種事務連絡、PMI 日本支部事務局との日程調整や各種事務連絡、内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」向け調整などの支援を行う
部会参加方法
このBlogを見て、活動に参加したいと思う方がいたら嬉しいです。
SDGsスタートアップ研究分科会の運営を行うアクティブメンバーとしての参加を希望される方は、まずPMI日本支部SDGsスタートアップ研究会新規メンバー募集ページをご参照ください
次に、PMI 日本支部部会活動(委員会・研究会等)への参加申込ページ に必要事項を記入の上お申し込みお願いします。
希望するチームを 第3希望まで 必ずコメント欄にご記入ください。
また、応募の動機をコメント欄にご記入 ください。
プロジェクト期間は 2024 年 3 月末までを予定しており、以降は 1 年毎の継続意思表明により、毎年翌年 3 月末まで継続となります。
募集締切:2023年 5月 8日(月)17:00
応募資格:
1.PMI日本支部会員であること。
注)本部会員であるだけではなく、支部会員登録が必要となります。
2.年間を通じて活動いただける方。
3.定期的な会合に継続的に出席可能な方。
部会に参加するメリット
この活動は皆さんの本業やセカンドキャリア、パラレルキャリアにも役立つと考えています。
ぜひ、SDGsスタートアップ活動を通じて楽しみながら充実したキャリアを一緒に実現していきましょう。
最後に代表の私と、高橋アドバイザーからのメッセージをお送りします。
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