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「ウルフ・オブ・ウォールストリート 」

ジョーダン・ベルフォートの回想録を原作とした詐欺的な手法で大金持ちになったハチャメチャな映画
リーマンショック以前の時代の話だけど拝金主義の王様みたいな

ベストセラー『人新世の「資本論」』でも資本主義は目の敵にされている
資本主義のシステムを巧みに使い大金をつかむ。犯罪になるかならないかで一線はあるものの、金融商品ってだいたい同じような仕組みで現実の経済とは切り離されていると思う。

あらすじ(ウィキペディアより)


22歳で結婚したジョーダン・ベルフォートは、金持ちになる野望を抱きウォール街の投資銀行・LFロスチャイルドに入社。そこで風変わりな上司・ハンナとランチを共にし、この世界ではコカインとリラックスが成功する秘訣と教えを受ける。半年かけて株式仲介人の資格を取り、意気揚々と出社した日に「ブラックマンデー」に襲われ、会社は倒産。失業したジョーダンは新聞の求人欄で家電量販店の倉庫係に目をつけるが、妻が「株式仲買人」の求人を見つける。コンピュータもない粗末な事務所を訪ねると、扱うのは1株6セントなどの店頭株だけだが、手数料は50%だと説明され意欲を出す。巧みなセールストークであっさり2000ドルを稼ぎ皆から英雄扱いされる。こうしてジョーダンはクズ株を売り続けボロ儲けした。

稼ぎで購入したジャガーを駐車場に停めていると、家具屋のドニーが声をかけてきた。月収を聞かれ7万ドルだと教えると、ドニーは下で働くという。その後お礼としてクラックを勧められ一緒にハイになった。ガレージを事務所に借り会社を始め、マリファナの売人を営業マンとして雇用した。ジョーダンは社員にペンのセールスを例に手本を見せた。「このペンを売るには、相手にナプキンに名前を書けと言え」とセールスの基本である需要と供給を教える。

妻から貧困層を相手にしていることを咎められたことをきっかけに、全米上位1%の金持ちを相手に変え、社名もストラットン・オークモント社に変えた。一流銘柄で取り入りクズ株を買わせ利益を出す戦略は功を制し、会社は急成長した。フォーブス誌の取材に応じ「ウルフ」と悪名がつくも、その名は若者にも知られることとなり、入社希望者が大挙して押し寄せるようになった。そのまま勢いがつき、スティーブ・マデンというドニーの同級生の靴会社を新規公開株として非合法に儲けることに成功する。自宅のパーティに出席したナオミに一目惚れし不倫関係になり、妻と離婚。再婚後はナオミという大型クルーザーを購入するなど私生活も順調に進んでいた。

しかし、ある連邦捜査官が株価の不審な動きに疑問を持ち、内偵を進めているとの情報が知り合いで元刑事の私立探偵から入る。自ら連絡を取るのは危険だと警告を受けるも、ジョーダンは自分のクルーザーへ招待する。巧みな話術で取り込もうとするが、買収するのかと脅かされクルーザーから追い出す。

当局の動きに焦りスイスの銀行に資産を隠そうとするが、口座はヨーロッパ人でないと開設できないと言われ、ロンドンのナオミのおばに頼み込む。ドニーも自分の資産を運ぼうとするも、仲間ブラッドと警官の前で派手な喧嘩をしてしまい計画は頓挫。ブラッドは逮捕。ヤケになったドニーは古い鎮静剤(通称レモン714)をジョーダンにプレゼントし二人で飲むが全く効果がなく大量に服用する。そんな中、突然元刑事の私立探偵から電話があり、自宅と会社が盗聴されているという情報が入る。盗聴されないよう公衆電話のあるカントリークラブへ向かい、詳細をやりとりしているうちに遅れてきた薬の効能で卒倒する。なんとか這いずりランボルギーニで帰宅するも、翌朝目覚めた時には奇跡的に無傷ではあったが、車は大破していた。

当局に目をつけられたジョーダンに対し、顧問弁護士は司法取引と辞職を勧めるも、辞任の挨拶を社員の前でスピーチしているうちに気が変わり撤回。すぐにマデンの株の件で政府から召喚状が届くが、ジョーダンをはじめ社員はしらを切る。出国を禁止されているのにもかかわらずクルーザーでイタリアに行くと、マデンが大量の自社株を売ったことやナオミのおばが急死した連絡が入り、急いでスイス銀行に向かうも、クルーザーは嵐で遭難してCOMSUBINに救助される。

多数の罪状で有罪になるも、4年の減刑の代わりに盗聴器をつけてウォール街の仲間の情報を集めるよう、FBIから司法取引を持ちかけられ協力する。家に帰るとナオミが離婚を切り出し親権を巡って口論となり、子供を奪い車で逃走しようとするも、ハイになっており事故を起こす。その後、盗聴をする際にドニーを庇ったメモが決め手となり逮捕。吹っ切れたジョーダンは仲間の情報を売り3年に減刑され収監。初めは怖気ずくも、刑務所内で買収しテニスをして優雅に過ごす。

ウィキペディア


感想

デカプリオは、環境問題に関する活動に積極的でかつてはプリウスに乗ってたりしたのは知られた話(すぐにテスラに乗り換えたそうだけど)

そんな何かこういった皮肉った映画に出演する事が多い。
今だとNetflixの「ドントルックアップ」が有名かも

ほぼ後半ラリってる映画で、全く現実味がない。

どんどん有り得ないほど金持ちになっていく
資本主義がいつのまにか金が金を生む様になって
現実社会の市場とは別の巨大なモノになっていく

2番めの妻ナオミ・ベルフォート役はマーゴット・ロビーだったのか
ハーレイ・クイン同様キレてるキャラだった

大勢の人からお金をまきあげて、大勢の人を不幸にしているはずなのに、自殺した人だっていたいもしれない。間接的には人殺しだ。そんな詐欺師も出所後、また同じようなことを大勢の前で言ってセミナーを開き社会復帰をしてるという皮肉
犯罪者はまた同じことするの典型みたいな

ホラー映画で殺人鬼はまだ生きてましたってエンディングと同じような気持ち悪さを残して終わる



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