こだわりが強い従業員へ会社のビジョンをうまく伝えるコツ
こんにちは!
yukky(ゆっきー)です。
テレワークを機に、色々な価値観が変化したこの3年。
はじめにお伝えしたいことは、「人は変化を嫌う」という事です。
コロナ禍以前に常識だったものは、だんだん変化してきました。
会社に行かず、自宅で仕事をするなんて、誰も予想していなかった事です。
子どもの運動会が1日観覧ではなく、学年別の1時間の構成になるなんて、驚きです。
でも、振り返って前のように戻れるか考えてみると、難しいのが現実です。
一度便利になったり、変化を迫られ対応したことは、なかなか元通りにならないものですよね。
このように、人は変化に弱い生き物。
当然、生まれてきた環境や親の価値観によって、その人の大切にする価値観が決まります。その期間が長ければ長いほど、社会に出て、いざ適応しようとしても、どうしても受け入れることができなくて苦戦する。そんな若者をたくさん見てきました。
受け入れようと努力しても、自分の信念が邪魔して受け入れられないものは「こだわり」と言っていいと思います。
こだわりが強くて・・・
そう、済ませられるのは、きっと大学生まで。
もちろん、自分で事業をする場合は、きっとこの「こだわり」があるからこそ、光り輝くサービスが生まれることもあります。
ですが、あくまでも企業に雇われた場合は違います。
雇用契約というのは、
自分の働いた対価を、賃金としていただくこと。
ですから、「自分を丸ごと受け止めてもらって、これまで育ててくれた親の代わりに、
お給料を渡す」ではないんです。
まず、この重要な視点を理解しておらず、社会に出ている若者もとても多いということを知っていただきたいです。
背景として、家庭で金融リテラシー、ITリテラシーを教育できないといった理由があったり、働くとは何か?そもそも、根性論を伝えている家庭も存在しているということが挙げられます。
もし、あなたの会社の従業員がこんな発言をしていたら?
・やっても意味がない
・早く帰りたい
・報告したつもり
・こんな仕事をやるつもりじゃなかった
・自分のやりたいビジョンは違う
危険です。
何が危険って?
会社という組織が、全く理解できておらず、
会社のビジョンが伝わっていないからです。
つまり、トップのメッセージより、今日の自分の食べるご飯が優先されている状態。
至急、リーダーは1on1ミーティングを行いましょう。
1on1ミーティングで会社のビジョンを伝える
ここでいう、1on1ミーティングは、人事評価や成果に対するミーティングではないことをはじめにご承知おきください。
自己理解を促し、自律的に会社のビジョンに沿った行動ができるようになるためのミーティングです。
テーマや進行は、リーダーです。
主に、
・会社のビジョンをどの程度共通理解できているか
・仕事以外の時間に大切にしている価値観は何か
・部下の強みは何か
・3年後、どんな自分になっていたいか
などのテーマで行います。
あまりに、ビジョンを共通理解できておらず、
チームの心理的安全性が低くなりそうな場合は、月に2回などのペースで開催すると良いと思います。
専門家に、リーダーの意思を伝えキャリアコンサルティングしてもらう方法もあります。
yukky(ゆっきー)も、時々依頼があり、キャリアコンサルティング面談をすることがあります。面談をした後は、モヤモヤがとれ、会社のビジョンに近いイメージを共有することができるため、自律的に行動できる従業員の方が多いように感じます。
3年後のビジョンを確認することで、
どういったキャリアアップを希望しているか、知ることができます。
部下の強みに注目し、コミュニケーションを取っていくことで、
良い関係性ができていきますよ。
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