改めての自己紹介

　自己紹介、というものが苦手なので、自分との対話をしているという体でやってみようかなと思います。

名前。

　閉吐憂です。勿論偽名(筆名)です。
　本名は好きではありません。漢字が好きじゃないのです。平仮名で書く分にはまだほんの少しだけ愛着があります。が、やはり好きではありません。旧姓が少し珍しめだったので、いつか結婚するのなら自分より珍しい名字じゃないと嫌だと小学生ながらに思い、実現しました。結婚相手の名字はとっても珍しいです。

年齢。

　平成元年生まれです。前日まで昭和でした。なので生まれた日の新聞の一面は天皇様のご崩御報道。お祝いムードになりきれない中の誕生日だったのです。

家族について。

　実家には父母と弟と妹がいました。今あの人たちの消息は一切知りません。また、自分の親族との付き合いも全くありませんし、夫側も実は親族付き合いがほぼありません。ほぼ唯一の義両親とも現在連絡を取ることはなく、夫のみが父母と二人の弟とうっすらとした付き合いがある程度です。

現在の家族と環境について。

　結婚したのは2010年、実子は四人。時々「誰か連れ子なの？」等と聞かれますが、全員我が子であり、全員父親は夫です。虐待サバイバーの私と、自覚なし毒家族に育った夫の、歯車が悪い方向へ噛み合った結果、無謀な家族構成となって子供たちには辛い思いをさせています。
　また、虐待による後遺症(これは医師の言葉です)、PTSD、フラッシュバック、それらに抗えず、長男と長女を虐待しかけたのが次女の妊娠中の2013年頃。当時は自分がおかしくなっていく認識もほとんどなく、ただひたすら苦しく、苛立ち、そしてギリギリの精神の中で行政に救いを求めました。
　現在それぞれの症状も落ち着き、服薬もしつつ、行政の元で暮らしている長男と長女の帰宅へ向け、次女と三女との生活をこなしています。来年には家族で暮らせる予定。このまま順調に。一刻も早く彼等を幸せにしたい。それだけが今の私の最大限の望みです。

創作活動について。

　Twitter 散鞠ざくろ
　基本的にはここにいます。元ツイ廃。少し前の大人しめだった頃に比べれば、今はだいぶ浮上率高め。創作、日常、ゲームといった雑多なアカウント。
　個人サークル「Love&Lie/Crimson/Poison」にて創作の更新情報、企画「甘く仄暗い泡沫」にて告知や情報発信、ゆるゆる運営「しぶとい同盟」などもあります。
　また創作の名義が割と多く、混乱させること必須なので(私個人としては名前を分けることで気持ちや書き方の整理をいています。申し訳ない)ここに纏めて記しておきます。
　紙媒体PN 緋桜烈花
　ノベルアップ＋(掌編メイン) 真凪かおる
　カクヨム(連載メイン) 空唄結。
　星空文庫(詩) 繰る井莎鬼
　pixiv(企画のための投稿など) 濁音流兎

普段の仕事。

　某コンビニ店員。新商品を見られること、一人に対する接客時間が短いこと、基本のマニュアルがしっかりある(＝対応に迷わずパニックにならずに済む)けれど、割とその都度判断することが多い(＝飽きずに時間内しっかり働ける)こと、店内BGMが割と大きいので聴覚過敏でパニックにならずに済むことなど、利点が多いので好んでいる。
　時々日払いの派遣で工場や居酒屋に行ったり。あとはひたすら出来ない家事と手一杯な育児の日々。
　コンサータを飲み始めたことにより、仕事のあらゆる面が楽になりました。

メンタルの話。

　先生やカウンセラーさんとの相性が合わず、一箇所に通い続けることができずにいました。また、両親からのあらゆる偏見の意見により「精神科に通うこと」がとても困難に思えた時期もあり、通院歴はトータルすれば多分約10年ですが、初めて自分から望んで通うことができるようになったのは、つい最近。今の病院には約3年通えています。
　月に2回、1時間のカウンセリング。主治医の方針で「出来る限り服薬はしない」と公言して頂いていて有り難い限りです。発達障害グレーゾーンにより生活が困難になりやすく、それによる自己嫌悪もまた酷くなる為、2019年3月からコンサータの服薬を開始。3ヶ月が経過した頃慣れを感じ始めたので18mg→27mgへ変更。服薬の副作用と環境の変化に伴い、元々の睡眠障害が少し悪化しているので睡眠薬も処方してもらっています。(でも飲み忘れや夜中の子供の夜泣きなどにより飲めていない日も多数)
　診断はプロフィールにもある通り、発達障害グレーゾーン(先生曰く「限りなく黒に近いグレー」)(ADHDが大半でASDも少しある気がする)と虐待による後遺症。そこから発生する気分障害。食欲不振と柔らかな過食を繰り返す。睡眠障害。今の主治医が認めているかは分かりませんが、以前かかっていた病院では「境界性人格障害」と言われてもいました。一時的なものだろうけれど、乖離症状を抱えていた時期もありました。

　また、避妊のために低容量ピルを飲み始め、且つコンサータを飲み始めて分かったことですが、どうやら月経前症候群も抱えていたようです。PMDかPMDDかは分かりませんが、とにかく月の大半は怒っているか泣いているか食べているか寝ているかしかできませんでした。自分ではコントロールできないまま家族へ辛く当たり、とても辛い時間を過ごさせたと思います。
　なので、今は低容量ピルとコンサータのお陰で、以前よりは遥かに楽な精神状態で生活できていると思います。

私とピアノ。

　五歳から始めて音大までいった、ピアノ。そのままピアニストになる。それは母の夢であり、私の夢でもありました。ひたすらピアノを引き続けた十代。家から離れた後、クラシックを一瞬でも耳に入れることが怖くて堪らなくて必死でピアノから遠ざかった二十代。そして三十代になった今、驚くことにあの頃学んだことが少し理解できるようになり、そして同時に、あの頃には分からなかったことが分かるようになり、ピアノというものが好きになっていることに気付きました。
　最近、五歳の娘がピアノを弾いてみたいから教えて欲しいとせがんできて、心が萎縮すると同時に、なんだか少し嬉しくもあり、この子が苦しくならない程度に教えてあげられたら、昔の私が指と心から血を流しながらやっていたことも無駄ではなかったことになるだろうか、なんて思います。押し付けないで受け渡す。それができたらどんなにいいだろう。
　そして、そんな気持ちを抱けることに気付いて、私は改めてステージに立ちたいな、とうっすら思ってしまいました。思ってしまった、と思うということは恐らく私にはまだその資格はないし、腕も明らかに鈍っているのは確かなので、また練習を重ねて自信が持てたら、その時は行動したいです。

ゲームもします。

　両親が緩いゲーマーだったので、子供の頃からゲームに触れる機会はあったものの、あの両親がそんなに簡単に子供にゲームを許可するはずもなく、側にあるけれど遠い存在でした。親がいない間に弟と協力してコンセントを繋いで全力で遊び、帰ってきたのが見えた途端にバッタバッタと片付けて押し入れに押し込んでいたのはある意味いい(？)思い出です。
　今は自由に好きなゲームを選べます。テレビゲームは時間と手間がないので残念ながらできてませんが、スマホやiPadで手軽に遊んでいます。ですが基本的に飽き性なので、あんだけ毎日やっていたのは何だったの！？というスピードで辞めていたりします。いわゆる放置プレイ。それでも好きなものなら思い出した時にまた始めていたり。
　最近は、第五人格、グラクロ、CytusⅡ、アビスリウム、オセロが定番。アイドルものの音ゲーも好きだけど最近放置中。イベント多いんだよ……。音ゲーとパズルゲームとキャラクターゲームが頻度高め、アクションは苦手。ストーリー進めたいけれどサブクエストが残っていると前に進めない病、ミッションあるなら全部クリアしてから進みたい病で、新たなサブクエストが解禁されてパンク、そのうち飽きる悪循環。でも放置して強くなる系は楽しみ方が分からなくてハマれない。贅沢。ホラゲは見たいけど怖いの無理でできないのが悔しいので、実況プレイを見ていたりします。人の動画を見ながら叫ぶ私です(笑)

今後のnoteの使い方。

　エッセイもどきの書き殴りと、限りなくノンフィクションに近いフィクションを更新していましたが、今後は
　・近況報告
　・被虐待の話やそれによる現在の苦しみ
　・性の話
　・育児の話
になっていくと思います。何故書くのか。それは自分の経験した苦しみが、少しでも渦中の人の支えになればいいと願っているから。
　ですが、過去のことなどは思い出すだけでも苦しく、また落ち着いてから文章に組み立てるのも血の滲むような時間の中でやらなければならず、自然と体力気力共に余裕のある時になりますので不定期にはなりますが記事は全力で書きます。ただし、読む側の心身への影響も少なくないと思いますので、読む際には無理のないようにお願いします。

総括。

　今はまだいろんなことに余裕がなく、そしてやりたいことよりやらなくてはいけないことを優先しなければならない日々。自分より家族、特に子供たち。でも驚いたことに、自分を犠牲にしてる実感はありません。毎日大変だけど楽しい。楽しいけど、苦しい。だけども多分しあわせ。そんな日常にいます。
　私の命や人生に少しでも価値があるのなら、誰かの役に立てるなら。でも誰よりも自分の可能性を信じていない。信じていないからこそ、立ち止まれない。それが、私、閉吐憂という人間なんだと思います。
　面白みに欠ける、というのが自己評価ですが、こんな私のことを「面白い」「興味深い」「好きだ」と言ってくれる人も少なからずいて、そこが私には面白くて興味深いです。

　以上で自己紹介にしたいと思います。まだ足りないことがあったり、こういうの聞きたいなということがあればお気軽にコメントやTwitterなどからどうぞ。
　これからもゆるゆると更新していきます。宜しくお願い致します。