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コロナ禍で分かった身近なひとの「残念なモノサシ」

こんにちは。デジイチです。

緊急事態宣言も解除され、県を跨いだ移動も解禁となりましたが、なかなか油断はできない状況が続いています。

この記事を読んでくださっている皆さまも、どうかできる限りの自衛をしてどうかご自愛ください。

個人的には、3ヶ月近く在宅勤務が続いているので、
おのずと外出する機会が格段に減っているのですが、
その3ヶ月間で痛感した、
残念なモノサシ=(判断基準)
を、書いてみようなかと思います。

「少人数なら感染しない」(んな訳あるか!)

私は東京23区内の会社に勤めているので、小池百合子都知事が2020年3月下旬に要請した外出自粛をかなり重く受け止めていました。

また、当時からクライアント先に出向していたので、自分の軽はずみな行動でウイルス感染し、クライアント企業に迷惑を掛けないよう、感染防止にかなり気を遣っていました。

プライベートでも、3月下旬以降に予定していた花見やサッカー観戦も全て中止とし、仕事や通院などの「不要不急の外出」以外は家にいる機会が増えました。

そんな中、直属の上司が突然、
「少人数ならウイルスなんて感染しないから、飲み行こうぜ。」
と突然チャットを送ってきました。

東京都内の感染者数が50人を上回り始めた状況だったので、
「少人数なら感染しないだろう。」
飲み行こうぜ。(合わせて、行きたい店のURLを貼り付ける)」

いやいや、違う、そうじゃない

何言ってるの?この人?

少人数なら感染しない訳ないだろ?!
私がウイルス持っている可能性もあるし、あなたがウイルス持っている可能性があるんだよ。

(=人間が2人以上同じ場所に集った場合、一方がウイルスが保有していたらもう片方に感染させる可能性がある。)
この感染者数が増加傾向にある中で、わざわざ飲みに行こうとか言うなや!

と、上司に対しての発言とは思えないくらい、キレました。
(若干デフォルメしてますが、笑。)

返事は、
「コロナが落ち着いたら行こう。」

それに対して、私はどう返答したかを正直覚えていません。。。

それから数日後の4月7日、東京都を中心とした7都府県に緊急事態宣言が発令されました。

忘れもしないその翌日の4月8日。

出向先からの指示で在宅勤務が始まっていたので、日用品や食品の買い出し以外は引き続き外出を控えていた中、いきなりLINE電話が鳴りました。

自社の同じ部署の同僚からでした。

あまり深く考えずにとりあえず応答しました。
話を聞くと、

緊急事態宣言が出ているので躊躇したが、○○さん(件の上司)から誘われたので一緒に飲みに行ってしまった…

とのことでした。
(そこで断れない部下に対しての文句は一旦ナシで。)

その時に分かったのは、

「(誘われて行くか行かないかは別として)うちの上司って、とりあえずどんな状況でも『飲みに行きたいだけ』なんだな。」
という、非常にどうでもいい残念な事でした。

私もお酒やお酒と合わせて美味しい料理を嗜む事が大好きなので、上司の気持ちも分かります。

ただ…

「今じゃないでしょ?!」

緊急事態宣言が発令されているのに、部下を誘って飲みに行くって、その部下を大事にしていないと思われても言い訳できないですよね?

ウイルス感染拡大の仕組みが理解できているかどうかも怪しいから、そういう言動に至るのですよね?

それらが真実かどうかは別として、そういう事実がある事が、上司として、そして、人としてもうNGなのです。

そして、
その見解に至った私と、それに至るまでの当事者である上司とは、
ある特定の出来事や事象におけるモノサシが異なる
という結論でした。


とりあえず、私の結論

この記事を書いている6月末、未だに出向先の指示で在宅勤務が続いているの事もあり、件の上司とは会っていません。時々、業務連絡でのチャットやZoomミーティングをする程度です。

その上司に対しては、他にも諸々がっかりさせられる出来事が数回あったので、心の中では彼に対して距離を置いています。まさしくソーシャルディスタンスですね(笑)。

正直、何が正しいかなんて分かりませんが、少なくとも私の中では、この上司の考え方やモノサシが正しいとは思えません。

なぜなら、

人の命や健康に影響を与えるから。

緊急事態宣言も解除され1ヶ月近く経ち、県を跨いだ移動も先日解禁となりましたが、私自身はコロナ禍以前に戻していくところと引き続き注意していくところを「自分のモノサシ」で、適切な行動を取っていきます。

最後まで記事を読んでいただき、誠にありがとうございます。

※2020/6/26 追記
後から読むと、
「モノサシ」って単語を使いたかった感が強い(笑)

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