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遂に登場。

 今日です。
 遂にこの日がやってきました。
 阪急の京都線に投入した新型車両・2300系の登場です。
 車両の形式としては先代の2300系が昭和の高度経済成長の頃に登場しているので、実質は2代目のような存在となりますが、それでも京都線の特急車両として帰ってきたこの出来事は非常に大きなものです。
 先代の2300系は引退してから実質10年近くが経過。
 多くの鉄道ファンに見送られ、その日は終了しましたがそこから5年以上の時を経て、遂に帰ってきました。
 そして、2300系の登場と同じくして始まるのが…

 座席指定サービス、PRIVACEです。
 写真の6000列車は2300系の1番列車なのですが、それ以降は9300系に挿入され暫定的に運用されている車両たちです。
 登場から順調に座席も埋まっているようで、盛況ぶりが伺えました。
 いきなり2300系の1番列車を撮影しようとしたところ、この表示を発見し驚きました。
「おぉ、始まったんか…」
いきなり見ると、そんな心境にさせられます。
 ちなみに2300系以外で運転されている有料座席車両、PRIVACEはと言いますと。

 このようになっています。
 PRIVACEとなる車両を暫定的に製造し9300系に挿入。
 2300系の編成が到着するまでの運用を一時的に担っています。
 9300系の検査時期とは周期差があるので(しかも2300系に関しては新規製造)、車両が床下はじめとんでもない差を生み出しています…
 特に9300系の屋根と比較すると、2300系のPRIVACE車両はフラットなのでその点が余計に…
 しかし、この光景も暫定的なものとなるでしょう。数年後には終了している光景です。

 そして、こちらが挿入している9300系の送り込み便…
 PRIVACEのイニシャルを模ったPマークを前面にかざして運用に入ります。
 現状、2300系は第一編成しかフル編成で製造していませんので、他の便に関してはこうした暫定的な姿になりますが、コレも2300系が隆盛を築き、バトンが託されるまでの一時措置として、語草の光景になっていくでしょうか。

 かつては京都線の最古参車両として、千里線・京都線。そして短編成化されて嵐山線でも活躍した京都線の名車。2300系。
 そんな2300系が、今度は『有料座席車両』を提げて新型車両としてアップデートされ、再び京都線に帰ってきました。
 まだ自分は2300系に乗車できていませんが、その機会が回ってきましたら皆さんにもその喜び。そして京都線の新たな仲間を御紹介しようと思っております。
 お楽しみに!
 そして。
 おかえりなさい、2300系!!!

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