響辺(おとべ)

人生の終わりを意識し始めています。まさに終わりの始まりです。 【Look back at that day】として女々しくじめじめと自身を振り返ります。あの時、ああしていたら。

響辺(おとべ)

人生の終わりを意識し始めています。まさに終わりの始まりです。 【Look back at that day】として女々しくじめじめと自身を振り返ります。あの時、ああしていたら。

マガジン

  • シニアを前向きに生きてゆく

    シニア世代を迎えた私たちがこれからどう前向きに生きていくかを一緒に考える機会を持ちましょう。不安は多いけど何とかなりそうな気がしませんか。

  • 【Look back at that day】

    人生における後悔・選択肢の是非を未練たらしく振り返ります。金言、格言は得られません。

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【Look back that day 5】

比較的金銭的に恵まれていた私は、学生時代ほとんどアルバイトをした経験がない。そんな私が後輩に誘われて行った唯一と言っても良いバイトが大手デパートの食品売り場での販売だ。  食品と言ってもその売り場は、超がつくほどの高級食材を扱っており、確か5,000円以下の商品は無かった気がする。想像がつかないと思うので商品名をいくつか挙げておきます。「松茸昆布・・・」「鮑松茸・・・」  買い物客が殺到する売り場でもなく、たまにいらっしゃるご婦人方は上品な方ばかりで私がもたもたと包装に時

    • 2024.6.10

      これからは日常を中心にエッセイ的なものを書くことにした。 まだ、分からないですが。 自分が正直分からないのだが。 先週はバイトをずっと休んだ。 体調が悪かったこともあるがそれは半分嘘だ。行きたくなかったからだ。 子供でもあるまいし。 でも、この「行きたくない」の感情は不定期に表れる。 子供でもないのにどうしようもないのだ。 コントロールができない。 だから、嘘をついてでも休んでしまう。 これは60歳の今でも直らないのだから一生直らないのだろう。 明日からはバイトに復帰

      • IRAIRA

        イライラする。 自分の機嫌は自分でとるべきだ。 いえいえ、くそっ。 俺は今、イライラしているのだ。 機嫌を取る??? 無理です。 原因はなんとなくわかっている。 躁鬱の躁期が来ているのだろう。 思えば躁期でイライラしているときは文章をよく書いたものだ。 大した文章ではないが。 昔々、今から20年ほどいやそれ以上か。 俺は病んだ。 当時は鬱病との診断だったか。 会社組織に属することは諦めた。 人生もあきらめた。 そんな時に小説を書いて生計をたてようなどと考えてしまった。

        • 駄目な自分はやはり駄目だ

          最近色々な意味でさぼっている。 駄目な自分を感じながら流されている感じだ。 先日私のノートにコメントをいただいた。 仕事をバックレることに対するある意味厳しいご指摘でした。 落ち込むこともなく、反感を持こともなく受け入れことができた。 仕方ない。 それが今の自分だから。 だが、改めて甘えている自分を感じることができたのは大きな収穫だ。 ご批判はごもっとも。 なんと行くかそんなことにも気づかづに自分の気持ちを垂れ流しているのが恥ずかしい。 まさに俺の日常は自慰行為にし

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        【Look back that day 5】

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        記事

          駄目な自分と付き合っていく

          今、まだ夕方です。 外も明るいかな。 そんな中で私はお酒を飲んでいます。ダメな大人ですね。 別に飲まずにはいられないわけではありません。 暇だから飲んでるんです。 今のバイトをバックレて、反省をしつつも新しいバイトも同じ業種です。反省はしていないのか。 で、働くのはなんの為でしょう。 一番は生きていくためでしょうね。 なんか色々偉そうに書いてますが、自分は働く意味が良くわかってません。 生きていくためにお金は必要です。 必要なお金を稼ぐために働くのでしょうか。 生きて

          駄目な自分と付き合っていく

          駄目な自分と向き合う

          やらかした。 辞めたいと考えていたバイト。一応辞めたい旨は伝えたが バックレた。 おいおい、俺は60の爺さんだぞ。 なんでそんなことができるんだ。 自分にあきれる。 本当に周りの皆様ごめんなさい。 許してくれとは思いません。 昔から仕事は嫌いだった。 それでも新入社員のころは懸命に頑張っていた気がする。 病気を経験して努力ではどうしようもないことを学んだ。 でも、頑張って仕事はとぎれとぎれながらも続けたよ。 でも、多分心に芯がないのだろう。 だから簡単に逃げ出す。逃げ

          駄目な自分と向き合う

          こんな日もあるよ

          朝は普通に目が覚めた。時間は8時前か。 でも何かおかしい。 胸がざわつく。 こんな時に出てくる症状は「人に会いたくない」「布団から起きられない」である。 痛恨の極みだがバイト先に電話で欠勤の連絡を入れる。 昔からそうだが、いわゆる「ずる休み」の電話は変に緊張する。 わざとらしく声のトーンを落として体調不良のふりをしながら会話する。 新しい職場は色々な意味でクリーンで優しい。 今日の電話対応も易しく安心させるものだった。 それだけに罪悪感が。。。 今までに何度この罪悪感に

          こんな日もあるよ

          シニアからの人間関係再構築

          素晴らしい出来事 よいことがあった。 1つは3年前に家庭教師をしていた生徒の保護者から高校を卒業したとのご報告メールをいただいたこと。 その生徒は起立性調節障害で中学3年の間はほとんど定時に学校に買うことができず内申ではかなり厳しい評価をされていた。 ご家庭とも相談して公立高校は諦めて私立専願で進むことに決めた。だが、致命的なことに体育で内申点1を付けられていたのだ。 正直に言えばこれは学校の理解と配慮がない。生徒の将来を真剣に考えてくれていないのだろう。もちろん体育の場合

          シニアからの人間関係再構築

          それでもまだ仕事がしたい・シニアの決断

          60歳を迎える前に仕事は引退した。 もちろん暇なので自宅でもできる仕事を探してみた。 その結果WEBライターとオンライン講師を少しやってみた。 オンライン講師は年齢のせいだろうかなかなかオファーが来ず開店休業状態だった。 WEBライターは思った以上に楽しく一時期は夢中になって案件を探し せっせとパソコンに向かったがある日を境にやる気が霧散してしまった。 冷静に時給換算すると500円にもならないのだ。 これでは欲しいものも買えないし飲みにも行けない。 冷たく感じられるクライア

          それでもまだ仕事がしたい・シニアの決断

          こうして私は年をとる

          年齢と共に失ったもの歳を重ねてよかったことはあるのだろうか。 健康は不安。 酒を飲んだらすぐに酔う。 物忘れがひどい。 身体がたるむ。(多少筋トレしても無駄) 異性から関心を持たれることがなくなる。 性的な欲求が減る。 それが良いことか悪いことかわからない。 でも、確実にギラギラは無くなっている。 人間は生まれた時から「死」というゴールに向かって歩いていく。 楽しいか、悲しいか、充実しようが、最悪だろうがその道は続いていく。 人生は例えたら何だろう。 過ぎるものか、重な

          こうして私は年をとる

          降りることができなかった駅

          その時はまだ引き返すチャンスはあった。 元通りの仕事、生活に戻る最後のタイミングだったかもしれない。 地下鉄は普通に停まった、自分が下りるべき駅に。 多くの人が無表情に乗り降りする。 心臓の音が耳元でドクンドクンと鳴っている。 発車を告げるベルの音が聞こえるが、立ち上がることはできない。 ドクンドクンという心臓の音を聞きながら椅子に座り直した。 深く息を吐いて軽く目を閉じる。 脳裏には絶望という塊がぎっしり詰まっていた。 転職が決まって俺は有頂天になった。 自分でいうのもな

          降りることができなかった駅

          しゃっくりが止まらない

          しゃっくりが止まらないのですが。 たいした問題ではないですが、本人は結構つらいです。 しゃっくりを止める方法をもちろん検索しましたよ。 しゃっくりの止め方 1.息を止める これは分かりきった策。 ... 2..レモンをかむ ... 3.紙袋の中で息をする ... 4.落ち着いて呼吸する ... 5..ヒザを胸につけて前かがみになる ... 6.コップ1杯の水を飲む ... 7.しゃっくりを誘発する食べ物や飲み物を避ける 上記の方法はある程度試しました。 でも、今も続いて

          しゃっくりが止まらない

          【ポートフォリオ】林 俊哉 (響辺・Otobe)

          はじめまして。 Webライターをしております林 俊哉と申します。 こちらに私の経歴および執筆歴をまとめております。 プロフィール ・東京都出身 ・年齢:60歳 ・大学卒業後、総合商社に勤務し大阪に配属になって以来、大阪で生活して         います。 ・趣味:読書(少なくとも2,000冊は読んでいます)、映画:レオンのセリフ                は英語で暗記しています(笑) ・性格:几帳面、実は他人に関心がない(らしい) 経歴 ・大学卒業後、総合商社→

          【ポートフォリオ】林 俊哉 (響辺・Otobe)

          女性が少し怖いです

          こんばんんは。 皆様おつかれでしょうね。というか、まだ、仕事中ですね。 私は、59歳にして仕事を引退しました。 後悔はありません。 お金の心配だけです(笑) 今はWebライターをしていますが、なかなかに…。 私はこの仕事を通じて私自身がいわゆる女性蔑視をしていることに気づきました。 歳とったからかもしれません。 自分よりも二回りもしたの女性に叱責されることが未だに慣れません。 仕事と年齢は関係ありません。 大きな声で私も言えます。 でも、実際そんな局面です

          女性が少し怖いです

          躁鬱職探し日記

          はじめにこれからお話しすることは事実を基にしています。 ですが全てが事実というわけではありません。ありのままに全てをさらけ出すことに私自身が耐えられないかもしれないからです。 主人公である私は事実、双極性障害Ⅱ型という精神疾患を抱えています。 ご存じのように精神疾患の症状は人により様々な形で発現します。 ですから私がここでお話しすることもほんの一例だと思ってください。 前提条件として今の私の状態を簡単にお話ししておきます。 59歳無職、男性です。 双極性障害Ⅱ型に罹患したの

          躁鬱職探し日記

          生きてゆくことと、生きづらさの意識のハザマで感じること。

          人間は生まれたら確実に死んでゆきます。 日本人であれば平均80年程の時間が与えられます。 それを短いと考えるか、長いと考えるか それは人それぞれでしょう。 私は長すぎると考える方です 思い付きで言うならば35年程で終わってくれればハッピーエンドだったはずでした。 前提条件として、私の場合は双極性障害Ⅱ型があるからです。 発病したのが確か35歳。サラリーマンとして絶頂の時でした。 それから25年躁と鬱の間でもがきながら生きてきました。 希死念慮に取りつかれたことも1度や2度で

          生きてゆくことと、生きづらさの意識のハザマで感じること。